天使のトランペット

てんしのとらんぺっと

遊戯王のデジタルゲームの１つ、DM2に登場したゲームオリジナルの魔法カードの１枚となる未OCGカード。

テキスト

強化魔法

とおくまでひびきわたるラッパのおとは　てんしなどをパワーアップする

DM2で初登場した強化魔法(OCGにおける装備魔法に相当する)カード群の１枚。

DM2までに登場した強化魔法の中で唯一の未OCGカードとしても知られている。

OCGでは特定の種族や属性のモンスターにしか装備できない装備魔法でも、ゲーム作品では様々なモンスターに対応している場合がほとんどだが、このカードに関しては本当に天使族モンスターにしか対応していない非常に汎用性の低い強化魔法になってしまっている。

DMシリーズに登場した天使族は貧弱なものばかりな上に、フィールド魔法によって強化できず逆に闇フィールドでは弱化してしまう天使族にしか対応しないともなると必然的に優先度は低くなり、特に真DMで初期デッキのランダムで選ばれる強化魔法枠にこれが入っていた時のハズレ感が凄まじい。

真DM2でのみ通常魔法となっており、発動すると敵味方問わず盤面の天使族モンスター全てを強化するという効果で、真DM2ではシステムの違いや天使族が山フィールドで強化されるようになったことによる【天使族】の大幅パワーアップに伴い比較的有用なカードとなっている。

ゲーム作品では７作品に登場しているが、真DMと真DM2ではOCGにそのまま使えそうなイラストが用意されており、第２期までにOCG化されなかった理由は不明である。

トランペットを吹く天使というのは創作においもよく見られる表現であり、カードゲームに限ってもMTGに同名のカードが存在している。