概要
CV:杉田智和
ときメモGS3における王子ポジションであり、もう一人の王子枠である桜井琥一の同年齢の『弟』。
ただし、双子ではない。兄のことはコウ、たまにふざけてお兄ちゃんと呼ぶ。一人称は「俺」で幼少期は「ぼく」。
GS1や2の王子は、彼らの個別EDを迎えない限り、幼い頃に一度あるいは数回会っていた相手であることを明かされないままとなるが、GS3に於いては、桜井兄弟が、かつては主人公(バンビ)と幼馴染の関係にあったことが、ゲーム開始(入学式)の時点で、既に明らかにされている。
本家ときメモシリーズでは、幼馴染はメインヒロインの扱いであったが、GSシリーズで幼馴染の攻略対象が登場するのは、この二人が初となった。
シリーズ初の不良王子で、はばたき市では『ピアスの桜井兄弟』として、悪い意味で有名らしい。
しかし、不良だからと言って、普段から特に粗暴というわけではなく、時折シュールなことを言ったり、ホットケーキが大好物だったりと、どこか憎めないところがある。しかも明るく親しみやすい性格で、人当たりが良いため、ルックスの良さと相俟って、女子の人気が高い。
……が、本人はそれに対して、特に何も感じていないようで、しつこく追い掛け回してくる彼女達から、常に逃げ回っており、電話番号及びメール等の個人情報は明かしていないようだ。
尚、初代の王子枠である葉月珪と同じ金髪だが、クォーターの彼と違い、地毛ではなく完全に脱色によるものである。長髪の王子はシリーズ初。バイトや水泳の時は髪をまとめている。
自称「不死身のヒーロー」で、周囲の人間が肝を冷やす行為を飄々とやってのける。しかし琥一と2人、生活のためとはいえ、賭けバスケ等ののみ行為をやっていたり、部活の助っ人で報酬(とはいっても食券だが)を貰っていたりと、ヒーローらしからぬ行為もしばしば見られる。
特に主人公に惹かれていくと、主人公に危害を与えると見做した相手には容赦のない言動を見せ、彼の持つ危うげな一面を覗かせる。
琥一と同様、授業をさぼりがちではあるが、それとは裏腹に、成績は非常に優秀である(現国を除いて)。
その勉強方法とは、全て丸暗記というもので、ある意味天才といってもいい。
こと数学に関しては、特別な才能を持ち合わせているようで、前作で、主人公の担任及び攻略キャラクターのひとりであった羽ヶ崎学園の教師・若王子貴文を彷彿とさせる。
収集家の琥一と正反対で、無趣味である(趣味は主人公)と本人は語っているが、音楽に関しては、ロックであってもクラシックであっても、喜ぶことが多い。
自分用の服の好みはないに等しく、普段から、琥一のコレクションの中から、よさそうなものを勝手に持ち出して着ている(よく見るとサイズが合ってないものも多い)。
作中では、父親の経営する不動産が所有している
廃ダイナー(食堂)『West Beach』で兄と二人暮らしをしている。
親から仕送りはもらっていない(或いは最低限の生活費のみ?)らしく、二人のバイト代や校内でののみ行為、もしくは部活の助っ人の報酬、もしくはわらしべ長者などで細々と食い繋いでいる。
そんな極貧生活の中だというのに、物事をあまり深く考えているように見えず、好物である甘いものを、コンビニ等で大量に買い込んできては、主に金銭面を管理している兄の琥一に、もっとまともな物を買えと小言を言われている。
数あるお菓子の中でも、特に飴が好物のようで、他の生徒に、飴と昼食を交換してもらおうとしているイベントも見られる。
関西出身ではないのだが、何故か飴のことを『飴ちゃん』と言う。
家事のほとんどを琥一任せにしているため、ホットケーキとゆで卵程度しか作れないが、給料日には、琥一の好きなビーフカレーを作ろうとするなど、兄に対しての気遣いを見せることもある。
ちなみに主人公に対してはシステム的な好感度はともかくとして、入学式の朝に迎えに来る等、最初から比較的友好的な態度を見せている。
ときめくとますますそれに拍車がかかり、兄弟揃って鉄壁のSPっぷりを発揮する。
特に琉夏は甘えん坊らしく、主人公を独占したがるそぶりを見せる。
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