概要
対応機種 | PSP |
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開発元 | アイディアファクトリー |
発売元 | アイディアファクトリー |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2012年5月24日/2014年4月17日(2) |
レーティング | CERO:C |
キャラクターデザイン | 悌太 |
オトメイトとREDのコラボ作品。正式名称は『十三支演義 ~偃月三国伝~』本作の企画を立ち上げたのはオトメイトの野原悟史。オトメイトから依頼を受けディレクターとしてキャラクター構造やシナリオを手掛けるREDの伊東愛。
2年ほど前からREDとの共同で作るという動きがあった。
ストーリー原案は『サクラ大戦』シリーズの広井王子、主題歌・ゲームテーマは『ファイナルファンタジー』シリーズの植松伸夫が手掛ける。
好評につき呉の人々も登場する続編『十三支演義 ~偃月三国伝~ 2』が発売された。
登場人物
メインキャラクター
関羽(かんう)
本作の主人公(名前変更可能)。猫族の少女。しかし完全な猫族ではなく人間と猫族の混血。人間と猫族の間に子供が生まれる事は稀で、実際に関羽以外にいない。親の事は知らず、物心ついた時から、劉備・張飛と兄妹同然に育った。性格は明るくまっすぐで礼儀正しくそして類稀なる武力を持っており一族の皆に頼りにされている。しかし、関羽自身は完全な猫族ではない自分をとても引け目に感じており両親に捨てられた生い立ちから、知らずに一人になる事を恐れている。そのため、劉備のために頑張りすぎる傾向がある。劉備や張飛とともに黄巾賊の討伐に赴くことになる。
ちなみに人気投票では張飛に勝った。
劉備(りゅうび)
CV:石田彰
猫族の長。劉備の一族は代々、村の人々から崇められており劉備自身もまた大事にされている。しかし15歳という年齢の割に心も体も幼く子供のよう。兄妹同然に育った関羽には過保護すぎるくらい大切にされている。
張飛(ちょうひ)
CV:岡本信彦
劉備・張飛と兄妹同然に育ってきた猫族の少年。物事をあまり深く考える事が出来ず、考えるよりも先に行動してしまう。自分よりも年上で強く賢い関羽のことが大好きで、“姉貴”と言い慕う。そのため常に関羽に認められたいと頑張っている。
趙雲(ちょううん)
CV:鈴村健一
幽州の太守、公孫賛に仕える武将。世の常識に囚われず自分の直感・信念に素直に生きる武将。性格はとても大らかで何でも受け入れる度量の大きさを持っている。真面目でしっかりしており頼りがいもあるが、大らかすぎるうえの天然な一面も持ち合わせている。
曹操(そうそう)
CV:鳥海浩輔
若くして頭角を現し大陸制覇の野望を抱く武将。黄巾賊を追う内に猫族の隠れ里を見つけこれを利用しようと試みる。己の野望のためには手段を問わない冷徹さを持ち、自分を慕う臣下しすら心を開こうとしない。
夏侯惇(かこうとん)
CV:鈴木達央
頭の固いエリート武将。社会の常識・固定観念といったものに縛られ猫族と女性が大嫌い。曹操に対しては絶対的な忠誠心を持っており曹操のためになることしか考えていない。いつも従兄弟の夏侯淵とともに行動している。
張遼(ちょうりょう)
CV:遊佐浩二
最強の武将呂布(後述)に仕え、執事兼武将をこなしている。とても物腰が柔らかくどんな時でも常にニコニコと微笑を絶やさない。しかし、人を殺すことを何とも思っておらず呂布の命令であればどんな人間でも、微笑をたたえながら斬る事が出来る。
十三支演義2からの追加攻略キャラクター
諸葛亮(しょかつりょう)
CV:櫻井孝宏
山奥にて住み侘びていた天才軍師。荊州にて猫族がやって来たことによって出会い、劉備に説得され、仕えることとなる。冷静沈着、何事も理詰めで考えがちなため、感情で動く関羽とは非常に相容れない性格。なお本人に戦闘能力は一切なく、戦場にも出ない完全な文官タイプ。
周瑜(しゅうゆ)
CV:森田成一
(画像右の人物)
江東の呉で大都督として軍権を一手に担い、現君主の孫権を補佐している男。猫族でありながら呉の先代君主孫策にその才を見出され、大抜擢された。
と書くととても華々しいかんじだが本人はよくモテる遊び人といった風体。
荊州最後の猫族であり、初めて出会った女性の猫族である関羽に興味深々。
印象的な脇役
夏侯淵(かこうえん)
CV:浪川大輔
夏侯惇の従弟。やはり夏侯惇同様に猫族を忌み嫌っている。基本的に曹操・夏侯惇との三人で登場することが多い。
1でも2でもifエンドがある。
呂布(りょふ)
CV:沢城みゆき
董卓配下の女将軍。妖艶な姿をしているが実力は最強レベルであり、ドSな危険人物。両刀で、関羽のことが気に入っているらしい。
袁紹(えんしょう)
CV:平川大輔
高家の一族である袁家の御曹司。猫族にも分け隔てなく話す優しい人物らしいが…。
ifエンドがある。
張角(ちょうかく)
CV:佐藤拓也
黄巾の乱を起こした張本人。三国時代は彼による一揆から始まったといっても過言ではない。しかし彼の本当の姿は…。
袁術(えんじゅつ)
CV:伊藤健太郎
袁紹の従兄弟(史実では弟と言われる場合も)で、分家筋の子息。粗暴で差別意識の強い人物。紀霊(CV:杉田智和)という名前のわりにとてもゴツい男を従えている。
張世平(ちょうせいへい)
CV:藤原啓治
猫族の中年男性。家族のいない劉備や関羽の親代わりであり、実質的な猫族のリーダー的な存在。(長である劉備の精神が幼いため)
独身。
関定(かんてい)
CV:勝杏里
猫族の少年。女の子大好き。その言動のせいで後述の蘇双によく叱られる。ちなみにこの名前の人物が三国志演義には出てくる。(関羽の養子となる関平の実父)
張蘇双(ちょうそそう)
CV:代永翼
世平の甥の猫族の少年。女の子に間違えられるほど美少年だがクールでツンツン。よく関定を叱ったり呆れたりしている。
顔良(がんりょう)
CV:佐藤拓也
袁紹の配下のイケメンなほう。ゴツいほうであり義兄弟の文醜(ぶんしゅう)と一緒に行動している。
馬超(ばちょう)
CV:杉田智和
董卓打倒の連合に駆けつけた西方の豪族。明らかにモブという風体ではないのに董卓討伐のときとifエンドの時にしか出てこない。
十三支演義2からの追加サブキャラクター
賈ク(かく)
CV:一条和矢
元々は曹操に敵対する軍にいたものの、彼を出し抜いたことを認められ仕えることになった軍師。頭はキレるし的確な献策もするが、どこか飄々としており掴みどころのない人物。
ifエンドがある。
郭嘉(かくか)
CV:鈴木裕斗
若いながらも曹操に仕える軍師。史実の郭嘉同様不良軍師として有名だがその”不良”の方向が少し違い、彼の場合は度を越したサディストとして表れている。
ifエンドがある。
孫権(そんけん)
CV:松岡禎丞
若くして父、兄を亡くしたために3代目として江東の呉を治める君主。兄孫策と比べて大胆さはないものの、彼が持ち得なかった堅実さをもって国の主として孫呉を守っていく決意を固めている。
喜怒哀楽が表に出づらいが非常に天然ボケで、よくわかってない発言で周りを戸惑わせることも。
ifエンドがある。
孫権と夏侯淵は攻略キャラクターと一緒にドラマCDにも出演した。
外部リンク
十三支演義~偃月三国伝~公式サイト *音楽が流れます
十三支演義 偃月三国伝1・2 for Nintendo Switch公式サイト
関連タグ
三国恋戦記:同じく三国志を元ネタにした乙女ゲーム
恋姫†無双:発想がさらに斜め上を行っている作品