概要
正式名称は『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます』。
タグとして利用できる30字をオーバーするため、公式略称『ベヒーモス』を記事名としている。
2017年8月19日から、銀翼のぞみ氏によって「小説家になろう」にて連載されている(2021年現在は更新されていないが、作者によると、2023年の秋には再開予定とのこと)。
ジャンルはハイファンタジー。
2018年にマイクロマガジン社・GCノベルズより書籍化された。
同年には、ヤングアニマル嵐でのコミカライズの連載(作画:東雲太郎)もスタートしたが、同年7月に同誌が休刊したため、ヤングアニマルに移籍。
あらすじ
エルフの少女、『アリア』は冒険者だ。その顔は誰もが見惚れてしまうほど愛らしく、胸はこれでもかというほどに実っている。そんなアリアの胸に抱かれる小さな獣が一匹……名は“タマ”。一見するとただの子猫だ。だがアリアと周りは気づいていない。タマが元人間の転生者であること。そして、その正体が猫などではなく最強クラスのモンスター、“ベヒーモス”の幼体であることに−−−−−−
登場人物
主要人物
主人公。『ベヒーモス』の幼体へと転生した騎士。元々非常に豊富なマナを保有する上に、固有スキル「スキル喰奪」によって、捕食したモンスターのスキルを吸収し自分の物にできる能力を持つ。しかし、見た目は完全に茶トラ模様の子猫にしか見えない。ダンジョン内でアースドラゴンに致命傷を負わされたところをアリアに拾われ、以降は彼女を守る騎士としてダンジョンの探索等に同行する。
『エルフ』の女性で、職業は冒険者。
巨乳かつ美形で、その容姿からパーティーを組む名目で男性冒険者に言い寄られることが多い。
そのせいで男を苦手としており、タマと出会うまではソロで活動をしていた。
ある願望を秘めており、タマが成長するのを楽しみとしている変態でもある。
『虎耳族』と呼ばれる獣人の娘で、鍛冶屋と冒険者を兼ねている。
後にアリアとパーティーを組むことに。
『ドラゴニュート』の少女。タマに倒されたアースドラゴンが転生した姿。
強いオスの子を産むことを望んでおり、ベヒーモスへと覚醒したタマに倒されたことでタマに好意を持つようになり、隙あらばタマを襲う変態。
転生した後に迷宮をさまよっていたところを、アリアに拾われ、タマに近づくためにパーティーの一員となった。
協力者
冒険者ギルドの受付嬢で、元冒険者。
氷雪系の魔法を得意としており、『雪の女王アナ』の二つ名を持つ。
が、本名は「アーナルド・ホズィルズネッガー」という男性で、スキンヘッドに筋骨隆々で際どいボンテージという衝撃的な姿が特徴。
敵対者
冒険者をしている貴族の長男。
絵に描いたようなゲス男であり、アリアを狙っている。