メタル系
めたるけい
モンスターの特性のひとつ。
『ドラゴンクエストⅧ』までははぐれメタルのけんや、「メタルぎり」など、特定の攻撃手段によって受けるダメージが増加するモンスターのことを指していた。
『ドラゴンクエストⅨ』からはそれに加えて数値無限化設定により、「かいしんのいちげき」以外の攻撃は0〜2程度の少数に固定する特殊能力が加わった。
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』だが、本格的に分類されるのは「メタルぎり」が登場した『ドラゴンクエストⅥ』から。
基本的にはメタルスライムやはぐれメタルといった“メタル系スライム”を指すことが多いが、それ以外に金属でできた敵、金属(あるいはそれに準ずるもの)で覆われた敵が該当していることもあり、『ドラゴンクエストⅥ』におけるてっこうまじんやランドアーマーといったモンスターも内包しているほか、『ドラゴンクエストⅨ』や『ドラゴンクエストⅩ』、リメイク版『ドラゴンクエストⅦ』に登場するゴールデン系モンスターやスライム系でないモンスターなどもこれに該当する。
そのため、特性「メタルボディ」と持つモンスター全般をメタル系という。
『ドラゴンクエストⅩ』においては初心者、復帰者用のサーバーであるサーバー9、10(登録90日以内か、60日未ログインのキャラが90日間入場出来る)にて「メタルーキー軍団」というイベントが2時間に一度、30分間開催されており、ルーキー軍団が居る間は「メタルーキー」「はぐメタルーキー」「メタルーキング」の3種が現在のアストルティアでの全てのエンカウントに最低一匹乱入するようになる。(Ver3の舞台であるナドラガンドやVer4の過去の世界、Ver5の魔界などに爆速で到達したり、ストーリースキップで即現最新のVer7ノスタルジアに行ってもメタルーキーは現れない)
基本的な性質は同じだが、逃げず、攻撃も低頻度でしか行わない特徴があり、特にその体力は貧弱極まり、メタルーキーはHP1、他もHP2しかない。
ただし、大抵はメタルーキー1〜2匹であり、経験値も原種の3分の1のためそこまで効率は良くない、あくまで初心者用(およそ50辺りまでが想定ラインで、呼べる上限レベルのサポート仲間3人入れておけば職業クエストとバージョン1くらいはサクッと乗り越えられる程度のレベル帯、それ以上のレベルはとっととストーリーを進めて各バージョンの稼ぎエリアを解放した方が効率が良い)である。
(現在は)レベル115まではエンゼルスライム帽という経験値倍加装備が使えるほか、経験値ブーストアイテムの元気玉の併用を前提としている(エンゼルスライム帽と元気玉で+200%になり、丁度原種の経験値になる)ことと、上級者用のレベリングコンテンツが死なない為の数値設定と考えられる。