概要
『ドラゴンクエストⅡ』で初登場した機械系のモンスターで、キラーマシンの下位種。
初期の作品では単なる色変えではなく、武器やオプションの有無・差異で上位種・下位種の表現がなされることも多く、コイツの場合もボウガンは持っていたものの、剣と矢筒は装備していなかった(メイン画像参照)、ややこしいからか近年の作品では剣と矢筒を与えられて完全にキラーマシンの色違いになった。
また当初こそ「機械の狩人」という名前通りの敵だったのが、「メタル系」ことメタルスライム等のモンスターを狩る「ハンター」という設定が後付され、メタルハンターが出現するダンジョンにはメタル系モンスターが登場することが多くなった。
今となってはメタルハンター以上にメタル狩りが達者なやつもいるが……。
『ドラゴンクエストⅨ』では友好的な個体がおり、町内会費の徴収に来たり、メタル狩り大会を開催するメタルハンターがいる。
外伝作品での登場
トルネコの大冒険シリーズ
何故かキラーマシンと上下関係が入れ替わっており、キラーマシンは中盤登場し振り下ろし→切り払いと二回行動してくる強敵なのに対し、此方は終盤登場し振り下ろし→切り払い→ボウガンで追撃というダンジョン系RPGにあるまじき三回行動を行うインチキキャラとなっている。(一応キラーマシンも素早さのたねなどを食わせて倍速化するとボウガンで追撃を行う。また両者ともあくまで攻撃が複数回行動と言うだけで移動まで倍速ではない)
なおリリパット達のような弓をメインウェポンとするものたちとは異なり追撃のボウガンはかわしても矢が足元に落ちる事はない。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
その名に恥じず、大概はメタル系に強く出られる特性を持った「対メタル系ハンター」だったりする。
ただ基本的にはキラーマシンの下位互換のような扱いで、攻撃力は高いがキラーマシン系のお約束である完全2回行動が1~2回行動に弱体化している(なぜかマジンガ様も同様)。
特性はメタル狩りに向いたものを備えていることが多いので完全劣化は避けられているものの、対戦でメタルを潰すには力不足気味。特性のメタルキラーか、せめて魔神斬りは欲しいところ。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』からはコイツの4体配合でキラーマシンを作れるようになっているが、実は『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』までキラーマシンはこの配合でしか作れない上、当のメタルハンターは配合で作れない。
しかも、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』では野生で出現せず、『テリーのワンダーランド3D』ではみんな大好き「メタルエリア」にしれっと出てきて経験値稼ぎの邪魔になる……となんとももどかしい存在となってしまった(元々メタルエリアに出現するモンスターはメタルスライム&はぐれメタルオンリーだった)。
ドラゴンクエストビルダーズ
「3章 マイラ・ガライヤ編」に登場。倒すとエネルギー物質を作るのに必要なハンター回路を落とす
書籍での登場
小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』によると、『ドラゴンクエストⅢ』のボスであるゾーマが勇者への対抗手段として異世界から調達しロンダルキアの地下に隠したものの、起動できず出撃出来なかったとされる。
本来ドラゴンクエストの世界には無い英文で『fullautomatic. assaultmachine(全自動突撃マシン)』と機体に刻印されている。
そして年月を経て起動に必要な『光ファイバー』が「あまつゆのいと」で代用可能であると判明し、ハーゴンの軍隊として動き出す。
後に武装追加されたキラーマシンなどが存在する。