概要
その名の通りキラーマシンの改良型だが、登場はだいぶ遅れて『ドラゴンクエストⅥ』から。
脚が無くなって浮遊するようになり、脚の代わりに尻尾のような弓矢つきアーム、得物としてメイスと剣を装備。
今回も「殺し屋マシン」という名前通り相手が死ぬまで攻撃をやめないという。
仲間としての性能
スーパーファミコン版『ドラゴンクエストⅥ』でのみ仲間にすることが可能。名前は1匹目から順に「ロビン2」「ヤスケ」「カンカン」「ヒデーキ」。
前作「V」で仲間になるキラーマシンのデフォ名が「ロビン」だからだろう。
武闘家タイプのステータスと優れた耐性を誇るが、取得する呪文・特技が圧倒的に少ないので転職して覚えさせるといい。また、AIに任せた時には50%の確率で2回行動するという特性を持つので、はやぶさの剣×はやぶさ斬りの4回攻撃にAI2回行動が合わされば怒涛の8回攻撃が相手を襲う。
その勇姿は人呼んで「8回攻撃の殺戮マシン」。
色違いのキラーマジンガによる洗礼、前作『ドラゴンクエストⅤ』における仲間モンスター「キラーマシン」の存在、安定した強さと優れたデザインといった要因から、仲間モンスターとしてドランゴ・はぐれメタルなどに並ぶ高い人気を博したが、DS版以降はなぜかリストラされてしまい、プレイヤーの間ではコイツとカダブウ(ランプの魔王)がいないことに困惑と嘆きの声が上がった。
出自の謎
時間軸的に天空シリーズで一番古いはずの『ドラゴンクエストⅥ』に登場し、一番新しい『ドラゴンクエストⅤ』にキラーマシンが出ていることに付いては突っ込んではいけない。
一応、キラーマシンが『ドラゴンクエストⅢ』の時代に大量に異世界より召喚されたものの、指令を与える方法が確立する前に大魔王が倒されてしまったために死蔵されていたものを、『ドラゴンクエストⅡ』の時代にハーゴン教団が偶然発掘し研究の末に実用化したものであると小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』で語られているだけなので「いつ誰が作ったものか?」は語られていない。
漫画作品にまで広げれば『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のハドラーがキラーマシンを製作しているが、『ダイの大冒険』の世界から他の異世界(ゲーム本編)に召喚されたのかどうかまでは流石に語られていない)。
そのために仮にキラーマシン2が古い時代(『ドラゴンクエストⅥ』)に登場し、それが全て打ち倒された後の時代(『ドラゴンクエストⅤ』)にキラーマシンが改めて発掘されたり、異世界から召喚されたりで登場したとしても一応おかしくはない。
その他の作品での登場
ナンバリングタイトル
リメイク版『ドラゴンクエストⅦ』ではトクベツなモンスター(配信イベントの石版に登場するモンスター)として登場。『ドラゴンクエストⅩ』にも登場している。
『ドラゴンクエストⅪ』では、改良前のキラーマシンと共演する事ができた。キラーマシン系統でお馴染みの2回行動で激しく切りつけたりもする。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』から登場。
必ず2回行動できるが、命令をすると1回行動になるので注意。マイナーチェンジ版の『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』ではこの点が改良されて命令の有無に関係なく2回行動するようになった……が、あまり高くなかった能力が下がり、常時消費MP2倍という高燃費になってしまった(バランス調整に苦心していたのか、当時の1枠2回or1~3回行動持ちは能力が低く抑えられていたり、デメリット特性を持たされたりしていた)。
ちなみにマジンガ様ことキラーマジンガは『プロフェッショナル』から参戦しているが、配信限定なので現在は入手不可。開幕マホカンタを「つねにマホカンタ」で再現しているが、ロビン2のイメージを引き受けたのかなぜか1~2回行動にとどまっている。
ストーリーでは遺跡エリアの中ボスとして登場し、遺跡にあるバリアの装置を守っている。「いなずま」で全体攻撃してくる。
登場以来、配合の組み合わせはゴールデンゴーレムとキラーマシンの4体配合。
ゴールデンゴーレムはようがんまじん×ひょうがまじん×ゴーレム×ゴールドマンと1体作るのもダルいので根気強く(『プロフェッショナル』以降はようがんまじん×ひょうがまじんorゴールドマン×ゴーレムの4体配合でも作れるようになった)。キラーマシンは魔界でスカウトするか、遺跡エリアに出るメタルハンターの4体配合で作ろう。ただし『プロフェッショナル』はメタルハンターが出ないので、魔界でスカウトするべし。
また『ジョーカー2』~『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』まではキラーマシン×コイツ×スーパーキラーマシン×プロトキラーorトラップボックスでサージタウスを作れる。
『ドラゴンクエストモンスターズ3』の対戦では、調達難易度の低さと癖のないスペックから、速攻斬撃アタッカーとしてポピュラーである。特に対メタル系枠として優秀。
上記の作品の他にも『ドラゴンクエストヒーローズ』などに登場している。
同系統のモンスター
詳細はリンク先参照。
詳細はリンク先参照。
- キラーシーカー
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』で初登場した黄土色の色違い。転生させるとキラークリムゾンになる。
後に『ドラゴンクエストⅩ』にも逆輸入された。
- キラーマシン2・強
『ドラゴンクエストⅪ』に登場するキラーマシン2の強モンスター。
特筆すべきはステータスの異常さで、なんとあのマジンガ様を上回っている。これには『ドラゴンクエストⅥ』でキラーマジンガの恐怖を体験しているプレイヤーを驚かせた事だろう…
しかし、やはりというかキラーマジンガはコイツや上位種のキラークリムゾンには無い「つうこんのいちげき」などを駆使する上に3DS版のキラーマシン2・強やキラークリムゾンは一回行動になってしまっているため結局この系統で一番強いのはマジンガ様と言われるハメに。
まるでモビルスーツの性能の差が決定的な戦力の差では無いと言いたげである。
- サンドアーマー2
『ドラゴンクエストけしケシ!』オリジナルストーリー「キラーマシンの里 1章」に登場。黄色と茶の配色で、機械工ヘロスが開発。強敵チャレンジのボス版は期間限定ドラポンのキラー式テリー及び当イベントのバトケシ!レアボスLv70討伐報酬のサンドアーマーが効果的。
終章では覚醒Sアーマー2が搭乗。黄と紫の配色で、赤の模様が特徴。
事件の黒幕であるヘロスの助手が暴走させた個体。
けしコン!2戦目で登場し、強さの探求者ヘラ&サンドキラー&サンドコッコで500pt。サンドキラーテリー&暴走Sアーマー零&覚醒Sアーマー2が250pt。サンドメイルとキラー式〇〇が100pt。その他キラーマシンの里関連のドラけしが50pt。
関連イラスト
関連タグ
キラーマシン3:更なるバージョンアップ。モンスターズオリジナルの機種で、初登場は『バトルロード』シリーズ。