概要
初登場は『ドラゴンクエストⅥ』。
悪魔達を束ねる魔界の将軍らしく、かなり高い地位にいるらしい。
そして並の軍隊では千人が束になっても敵わない一騎当千の将軍という設定があり、実際、その設定も納得の実力を持つ。特に『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』のサタンジェネラルは尚更(後述)。
作品別の解説
ドラゴンクエストⅥ
ラストダンジョンに登場し高い戦闘力でプレイヤー達を苦しめた。
HPは710と非常に高い上に攻撃力は275と十分に強い。「メラゾーマ」「ザオリク」「フバーハ」と言った呪文を使い、「ばくれつけん」「ひばしら」の特技も使いこなす。……と、かなりの強敵なのだがドロップアイテムがメタルキングヘルムとかなりのレア物であるため狩られるハメに。
小説 ドラゴンクエストⅥ
デスタムーア戦の直前に、ブースカと組んで登場。
色違いのデュラン同様正々堂々とした性格で、彼ら二匹とハッサン&チャモロのコンビで2対2で戦うことになる。
しかし、ブースカが狡い手を使ったことに激怒して彼を一刀のもとに切り伏せ、主人公たちに試合を汚した詫びと激励を送ってから自害するというイケメンキャラとして描かれている。
その様はバーバラも「カッコよかった」と述べるほど。
ドラゴンクエストⅪ
通常エンカウントモンスターとして再登場。その上、新しい関連モンスターとして「邪竜軍王ガリンガ」、後述の「デスエーギル」などが追加された。
ちなみに後半のダンジョンでは強化種の「サタンジェネラル・邪」として出現する。
ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり
クリアに出現する強豪モンスターとして登場する。
4万オーバーと言う尋常じゃないHPを誇り、クリアした直後のレベルでは即死、又は瀕死は当たり前。当然、レベル99でも余裕でHPを削られる上に、この高い攻撃力を「バイキルト」で底上げもしてくる。挙げ句の果てに「メラゾーマ」「ジゴデイン」といった強力な呪文も使いこなし、シンプルに強く呪文だけでなく炎も吐いてくる。おまけにこんなのが2、3体で徘徊しているから恐ろしい。前述の戦闘力もあり、『ドラゴンクエストヒーローズⅡ』における最強の雑魚モンスターとの呼び声が高い。
モンスターコインを取るとなんとサタンジェネラルに変身できる。使用できる呪文は「ジゴデイン」で、特技は「地獄の業火」と「はやぶさ斬り」。「地獄の業火」も「ジゴデイン」も尋常じゃない威力なうえ範囲も絶大であるため、クリア後のモンスター相手に無双できる最強のモンスターコインとなっている。あのキラークリムゾンも瞬殺できるというまさに一騎当千の将軍。惜しむらくはクリア後限定のモンスターな為、使い所が殆ど無い事か…
余談だが今作ではデュラン、サタンジェネラルは登場したのに何故かダークドレアムは登場しなかった。前作では登場したのに…
同系統のモンスター
- エビルネプチューン
『ドラゴンクエストⅪ』で登場。体色は水色で海上に出現する。
「メイルストロム」といった呪文や、1ターン休みを付与する「刺突」、全体を攻撃する「魔神の絶技」を使ってくる。
- デスエーギル
『ドラゴンクエストⅪ』のイベントで戦うことになるボスモンスター。姿は前述のエビルネプチューンと同じだが、1ターンに2回行動する上、使う技に「マヒャデドス」「れんごく斬り」が追加されている。
- バルデバラン
『ドラゴンクエストⅪ』の終盤のダンジョンに出現する。鎧を含めて全身が真っ赤なのが特徴で、マヒを付与する全体攻撃「ギガスロー」や1ターン休みを付与する「おぞましいおたけび」を使い、味方が倒れるとザオリクを唱えてくる。
- 爆炎王ガイフレア
『戦え!ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ』の超6弾で登場した色違い。装備が黄色で赤色の肌をしており、メラメラ燃えている。
- 覚醒魔神
『星のドラゴンクエスト』のギガバトルイベント「星盤の迷宮」より登場した全身がブレイク系モンスターのような結晶に覆われた亜種。
「ルカナン」や「ラリホーマ」を始めとする様々なデバフに加え、覚醒魔斬等の強力な物理攻撃を仕掛けてくる厄介なボスである。
- ナイトファイラス
『ドラゴンクエストトレジャーズ』のテーリア氷雪島に稀に登場する宝石系モンスター。
見た目は青く輝くバルデバラン。