イントロダクション
Q.アグネスのやべー方とは……どっちだ?
A.どっちもです(または答えは沈黙)
概要
メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』内におけるウマ娘、アグネスタキオン・アグネスデジタルが登場する作品で用いられるタグである。表記揺れ・別表記としてタキデジやアグネス軍団がある。
二人は同じ冠名で、栗東寮の同室同士であり、タキオンはマッドサイエンティスト、デジタルは限界オタクといった、極端なやべーキャラ付けがされている。そのため、「アグネスの‥」と話を振ると、二人のうちどちらのウマ娘のことか判断に迷う、ということからきたお遊びである。
タグの経緯
まず、競走馬の馬名には「冠名」というものをつけることがある。馬主が所有する競走馬の競走名中に含める特定の言葉であり、ウマ娘にも実装されているものだと以下のようなものがある
冠名 | 馬主 | 由来 | 著名な活躍馬(ウマ娘にもいるものは太字) |
---|---|---|---|
ダイタク | 中村建 | 馬主が経営していた会社「大拓」 | ダイタクヘリオス/ダイタクヤマト |
トーセン | 島川隆哉 | 馬主の苗字の音読み | トーセンジョーダン |
メジロ | メジロ牧場/メジロ商事 | 牧場名 | メジロマックイーン/メジロライアン |
メイショウ | 松本好雄 | 明石の松本だから | メイショウドトウ/メイショウダッサイ |
このタグで取り上げられている「アグネス」もその一つである。
冠名のアグネスはアグネス・チャンから取られているが、当然ここでは何の関係もない……が、「アグネス」の冠名は馬主渡辺孝男の娘2人がアグネス・チャンのファンだったことにちなむ。馬名の画数も奇数になるように名付けている。
しかし、ウマ娘プリティーダービーでは現状、メジロ、サトノ、シンボリを冠するウマ娘以外は馬主がつける名前からの共通性を明確に持たせていない。
例えばナリタタイシンとナリタブライアンとナリタトップロードが特に関連がないように、アグネスタキオンとアグネスデジタルも関係はないようである。
それでありながら、片やマッドサイエンティスト、片やすぐ尊死する限界オタクと、共になかなかに強烈な個性を持ち、更に何故か寮でも同室に割り振られている点もあって、単体でもインパクトが強いのにそれぞれ登場する事でこっちがやばい、いやこっちの方がよりやばいという話が出始めた。
このタグは、単体でもやばいアグネスの二人が共に登場する事で、どっちもやばいというニュアンスを含めた意味合いで用いられている特殊なコンビタグ、もしくはどちらかが行動や状況など何らかのやばい事になった際に付けられるタグである。
どっちもやべーやつなことに変わりはないが、敢えてよりやばいとするのなら、ウマ娘やトレーナーに対して実害を及ぼしているアグネスタキオンの方であろうか。
史実の二頭、ウマ娘としての二人
この2人、史実では片やわずか4度の戦いで神話になり種牡馬としても内国産馬として51年ぶりにJRAリーディングサイアーを奪取した超高速の粒子、片や3つの国11の競技場を駆け、あり得ないローテーションの6連戦GI4連勝(内1つは距離適性不安説の中でテイエムオペラオーを差した雨の天皇賞秋)と当時のレコードであるオグリキャップの記録を塗り替えた安田記念を含むGI6勝の戦場を選ばない変態勇者と実績的な意味でもやべーやつらである。
作中でも、研究に没頭していたにもかかわらず中距離なら皇帝と対等に渡り合うタキオン、限界オタクながら芝・ダート両方トップクラスで覇王を打ち倒すデジタルと学園屈指の天才ウマ娘同士でもあるやべーやつらである。
他の似たような表現
関連タグ
ウマ娘プリティーダービー ウマ娘
アグネスタキオン アグネスデジタル
やべーやつ
リーチ兄弟…別作品における「どっちもやばい方」。こちらは双子の兄弟というちゃんとした関係がある。