かたぬき
1
かたぬき
「かたぬき」とは縁日などで見かける遊戯のひとつである。
薄い板状の砂糖菓子に魚とかの形の溝が入ったもので、画鋲もしくは虫ピンを使って少しずつ割ったり、削ったりして形を作る遊びである。
これが結構難しく、砂糖菓子自体が割れやすいので形通りに抜くのが困難となっている。
こういうのはほぼ当たり前である。
形によって賞金が設定されており、難易度が高いものほど賞金は高い。が、最近たまに見かけるかたぬきでは賞金はさすがにお上から怒られるからか賞品に変えられている。
難易度が高いものを見事抜ききっても、かたぬき屋のおじさんから難癖付けられて失格という理不尽さもある。
ルールとして、かたぬき菓子を舐めて湿らせたものを抜いたら失格というのが共通する。
アツくなりすぎるとかたぬき砂糖菓子の成れの果てがある光景に…。
ちなみに肝心のかたぬきであるが、食べてもあまり美味しくない。これは砂糖菓子であるが、デンプンが多い為である。
なお、韓国にはカルメ焼きの一種である「ダルゴナ」というお菓子があり、日本のかたぬきと同じように星などの形の溝を針等でつついて型を抜いて遊べるものがある。
コメント
コメントが未記入です