射的

しゃてき

トイガン（玩具の銃）を使い、標的に命中させる遊戯。

概要

縁日などで短期的に屋台を構えて営業するイメージが強いが、遊技場に常設される形態もある。

過去には遊技場などで広く行われていたが、風俗営業法の改正にともない、規制が強化されたことで次第に廃れていったと考えられている。

使用される銃は長銃型が多く、短銃型のものもある。

弾丸はおもにプラスチック製のものが使われるが、味わいがあるとして、長年使い込んだコルク製の弾丸にこだわる業者もある。

銃口を人に向けて撃つことはマナーに反し、厳禁である。

業者によってローカルルールに差異があり、景品を直接撃たせる方式と円盤状の的などを撃たせる方式がある。

標的に命中させれば景品をもらえるが、必ずしもこの限りではない。

命中しても、標的が視界から消えるほど完全に倒せなければ合格とみなさないようなルールにしておいて、魅力的な景品で人目を引いて客寄せとし、景品もしくは対応する標的を倒れにくいように設置する、という詐欺まがいの細工を施す業者も存在するので、初見の業者は要注意である。

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