べらんめえ口調

べらんめえくちょう

江戸下町の職人などの間で使われた威勢のいい口調のこと。

概要

べらんめえ口調とは、主に職人などの間で用いられた江戸の下町言葉。

まくし立てるような早口で、巻き舌の荒っぽい口調が特徴。

「べらんめえ」とは「べらぼうめ」の音変化で、江戸っ子が人を罵る時に使う。

たわけ者や痴れ者を指す「べら棒」に、軽蔑を意味する接尾語の「奴（め）」が付き、「べらぼうめ」の罵言となった。

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