稲荷神社
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いなりじんじゃ
稲荷神社とは、稲荷神を祭る神社。
稲荷神を神として祭った神社。赤い鳥居と神使の白狐像がシンボルとしてよく知られる。誤解されがちであるが、狐は稲荷神の使いであって、稲荷神そのものというわけではない。
伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区)を総本宮とする神社である。2007年の論文「現代・神社の信仰分布 : その歴史的経緯を考えるために」所載のデータによると、稲荷神、お稲荷様を主祭神とする稲荷神社は2970社存在する。1966年の書籍『全国神社祭神御神徳記』において、合祀されたケースや境内の小社に祀られた例を総合すると32000に上ると記されている。
八幡神をまつる八幡宮、天神をまつる菅原神社、天満宮と並び、神道系の神社において極めて数が多い種別である。
神仏習合系の神社だけでなく、仏教寺院でも稲荷神を祀る例がある。
中でも伏見稲荷大社、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)を日本三大稲荷神社という(伏見稲荷大社以外は諸説あり)。
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村外れの稲荷神社の、気分屋な四つ足のお狐様の「燈灯」は、彼女の快眠を邪魔する村娘の「祝」を、妖術を使った悪戯で懲らしめようとする。しかし天真爛漫な祝にはどんな悪戯も効果が無く、痺れを切らした燈灯が最後に選んだのは「人間を動物に変える」妖術で――。 ※2020/03/25~2020/03/31の[小説] オリジナルウィークリーランキングの9位にランクインしました!27,373文字pixiv小説作品小咄:蟻吉げん様 著「マイガールフレンド」に寄せて
改訂履歴 1.「マイガールフレンド」著者、蟻吉げん先生の意向に沿い、利用ガイドライン修正。小説内でページをめくるたび、閲覧ページ番号を[P.X,X]の形で追記。なお、ページ番号はDLsite単話購入バージョン(下記URL : 2024/12/1ダウンロード時点)に寄る。 ※当小咄に出てきます漫画「マイガールフレンド」は、成人向けコミック、「コミックバベル」(文苑堂) 2024年12月号に掲載された蟻吉げん先生の作品になります。DLsite,Fanza等で単話配信されております。 DLsite : https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/BJ01743550 ¥352 なお、当物語は、著者 : 蟻吉げん様よりpixivへの掲載のご許可を頂いております。小説執筆者である私への許可なき作品の転載や二次利用を固く禁じます。 18歳以上の方は、上記作品が手元にあると、より楽しめると思います。小説内の冊子は、A4に刷られていて、表紙と裏表紙は白紙、開くととP1(コマの大カット)、次を開くとP3(作品の一ページ目)、その次のページ(P4)から見開きに刷られております。P1,P3が単一 、 P4&P5 、 P6&P7 、 P8&P9 、 P10&P11・・・と見開きで閲覧していることを想定しています。 また、当小咄(小説)内において、漫画内の描写に対する反応、登場人物の感想はありますが、登場人物は一切の性的行為を行っておりません。成人向け作品を取り扱う為、R-15作品として発表したかったのですが、年齢制限にR-15がない!との理由で全年齢になっております。pixiv運営様方より指摘があれば通告なくレーティングを変更いたします。ご了承ください。 登場人物 ・華(はな) : 妖狐、おとこ。小柄(150cm位) 当稲荷神社の狛狐見習い。神孤ではないが、妖力、武力共に磨かれ、先代の神孤が人と恋に落ち、婚姻したのち、神様に許可を頂き狛狐としての役割を引き継ぐことになった。現在は先代の神孤に(仕える神様よりお役目を完全に解かれたら妖狐として人と同じ時を生きる。)通いで来てもらい、神様へのご奉仕の内容を鍛錬している。夜間は彼が狛として神社を悪鬼や化け物より護る。 ・修(しゅう)、咲(さき): 当稲荷神社の現神主夫妻。しかしまだ見習いの身で、離れに住む咲の両親より稽古や、大切な儀式の際は二人が行い、修と咲は手伝いにまわる。なお、山を少し(30分ほど)登ったところに、修の祖父母が継いできた段々畑があり、そこで自分たちが食べる野菜を作っている。社務所が住居を兼用している。お風呂の湯舟が大きい。これは代々奉職する夫妻が風呂を共にする為。二人とも年齢28歳、身長165cm。並んでもわからないくらいだが、咲の方がほんの少しだけ背が高い。 場所の簡単な説明 境内に上がる石造りの階段を上がると、鳥居が立っている。左右には狛狐の像。鳥居をくぐると正面奥にお社(神様が祭られている建物で、儀式はここで行う。)があり、参道が伸びている。左手には社務所(事務所のようなところ)があり、小さな窓口がある。内部は住居も兼用しており、住んでいる者は社務所を右手に回ったところにある勝手口から出入りしている。裏手には箒が数本立てかけてある。こじんまりとした箒もなぜかある。塵取り、そして境内に入った草木を捨てるごみ箱、物干しざおが並び、生活臭がする。勝手口横に、蛇口と排水口があり、洗い物や様々な用途に使用できる。 建物の上には、アンテナが何本か立っている。アマチュア無線用のアンテナである。それぞれで周波数(通信する電波の種類)が異なる。防災用を兼ねていて、この境内は一時避難場所としても活用されるため、市より災害時備蓄用の食料、水、発動機、パイプで組み立て式の屋根(これはお祭りの時にも使用する)など準備する為、補助金が出ている。でもアマチュア無線は、前神主の趣味であり、修の趣味でもある。何度か避難先として役割をこなしたことがあったが、その際はキッチンテーブルを片付け、社務所を開放した。お社も利用したいが、背後に山が迫っており、万一の土砂崩れの危険があり使うことはできない。境内は道より何段か高くなっているので、道がまるで川の様になってしまっても浸水することはない。災害派遣された自衛隊の方が拠点とされることもある。 参道を進むと、右手に大きなクスノキ。その下に茶色く塗られた長椅子がある。そしてお社が立派に構えているが、お社の裏はお山がそびえている。山々への入り口に建てられている稲荷神社である。お社を右に回ると、奥から、ほぼけもの道だが、山に入る事のできる道が伸びており、山歩きをする際はここからお山に入る。 ここ一帯の山は古くから良質な材木が取れると評判で、神社の前の道を進んで山中に入っていくと製材所がある。広葉樹林、針葉樹林、様々な木々が生えている。山桜も。この評判のおかげで、戦後多くの山の木々が切り倒され建材として利用し、代わりに杉が植えられる事態を免れた。もちろん、当時、代々段々畑を営み、お山の木々を間伐して管理してきた人々の反対もあっての事である。一時期海外からの安い樹木に押され林業が途絶えかけたが、現在は復活し、また新しい世代の人々が林業に従事しはじめ、にぎやかである。 山をさらに進むと頂上へと向かう山道への入り口があり、小さな駐車場が整備されていて、簡単な食事処と、喫茶店がある。そこのマスターと、先代の神孤は恋に落ちた。マスターはこの土地で、若い頃は都会で勤め人をしていたが、環境が合わず疲れて病気をしてしまい、この土地に帰る。両親に支えられながら療養していて、その際、不眠の為、毎朝神社を訪れて徐々に回復していく際に、先代の神孤と出会った。(もうそのころは華はいたが、まだ隠れた妖力が発揮されておらず、神孤と共に魔物討伐の手伝いを行っていた。)そして恋に落ち、先代の神孤はその方と一生を共にすることを決めた。29,578文字pixiv小説作品