概要
京都府京都市南端に位置し、桃山丘陵やその東西の盆地や低地などに区域が広がる。
1931年、旧伏見市と付近の町村が京都市に吸収合併された際に発足した。
旧中心街は豊臣秀吉築いた伏見桃山城の城下町として栄え、江戸時代は淀川水運の重要な中継地であった。
古くから日本酒の産地としても知られ、現在も酒造業が盛んである。
かつて野菜や果樹などの近郊農業地帯が低地全体に広がっていたが、高度経済成長期以降は精密機械や資材などの工場が進出し、ニュータウンとして著しい住宅都市化も進んだ。
主な史跡・観光名所
伏見桃山陵(明治天皇の墓所)