「このミルワカバが叩き潰してあげます。覚悟しておいて下さいね、セ・ン・パ・イ♡」
概要
『ウマ娘シンデレラグレイ』の第四章「芦毛の怪物篇」に登場するオリジナルウマ娘。名前が判明したのは第149Rだが、厳密には第133Rにも後ろ姿だけ登場していた。
恵まれたスタイルと褐色肌に加えて瞳には「✕」の文字がある(なお、目を大きく開かない時は「✕」が半分隠れた形となる。)額には『<』の文字にも似たマークがあるが、モデルと思われるオサイチジョージ号の特徴的な流星をモチーフにしたと考えられる。ちなみに一人称は「ボク」。頭には角の様なカチューシャをつけている。勝負服は軍服や貴族服の様な服でマントがついている。
名前は父親であるミルジョージ号と母親のサチノワカバ号からそれぞれ引用される形となっている。
元馬が冠名オサイチ+父ミルジョージなので、その命名則を流用した形。
クラシック級を卒業したばかりの若手ウマ娘として、ベテランの身となったオグリキャップの新たなライバルとなる。
人物
好戦的な性格の多い『シンデレラグレイ』キャラでも特に挑発的な発言の多い人物であり、スター街道を登り多くの伝説を残してきたオグリなどの先輩に対しても変わらず安田記念に出走することを聞きつけるなり「スーパークリークとイナリワンに負けたから春天から日和った」と煽る発言も見られ、バンブーに遮られる一幕もあった。
ただ、煽りがあまり通用しない相手とは相性が悪いらしく、オグリへ挑発ついでに安田記念と前哨戦で叩き潰すと告げた宣戦布告を軽く流された挙げ句「せっかくカッコよく宣言してくれたのにすまない」と逆に謝られた結果恥ずかしさのあまりに赤面する姿すらあった。
1世代下のクラシック級ウマ娘であるブライトロックとは友人であり、148Rでは共に情報共有する場面もあった。なお、この時はミルクサイダーを飲んでいた。
安田記念ではオグリを相手に昨年度の有マ記念を元に作戦を立てて臨むがいきなり予想を外されてしまった。その際、雑誌のアオリ文に煽られてしまった。
有マを見てないワケ?
結局安田記念では北原の作戦通り動いたオグリの怪物と言われるだけあるポテンシャルに圧倒され、有マを研究した事もほとんど無駄に終わってしまい本来のオグリの実力に畏れるだけの結果しか出せなかった。
以下第162R以降のネタバレ注意
全部お前の所為だ!! オグリキャップ!!
オグリやその世代が派手に活躍しているためかマスコミからもあまり取り上げられない事、たまにマスコミに話題にされたと思えばオグリに比較される現状を不満に抱いている。
更にブライトロックと共に入学した同期(角の様な髪飾りの元の持ち主)がオグリ等のブームや自分達の後の世代に隠れる「谷間の世代」と言われることに絶望しトレセン学園を去ったことでオグリに強い反感を抱くようになった(当のオグリは恨むのが馬鹿らしくなるほど天然だった為、毒気が抜かれたが)。トレセン学園を去った友人のカチューシャも貰い受けることになるが、『親しい人から貰ったカチューシャを着ける』という描写は、デビュー戦で母親のお下がりを着けたオグリのセルフオマージュになっている。
その一方でオグリには畏敬の念を抱いているらしく全力を出したオグリを打ち破ることを目標にしている。また、レースそのものには真摯な姿勢で、ブライトロックもレースに関しては真面目で真っ直ぐだと評価している。
しかし宝塚記念では全盛期を過ぎつつあるオグリに特に問題なく勝利してしまい衝撃を受ける。思わずオグリにつかみかかるがブライトロックに止められる(X(旧Twitter)ではアームロックで止められた。)
宝塚記念の勝利後は流石に話題にされるようになったがそれ以上にオグリの怪我が報道され話題を持ってかれている現状と宝塚記念の呆気ない勝利に未だに不満に抱いている。
関連タグ
・ソメイポラリス…朝日杯馬サクラホクトオー(チヨノオーの半弟)
ミルリーフ系繋がり
・イナリワン(ウマ娘)…オサイチジョージと同じくミルジョージ産駒
・ミホノブルボン(ウマ娘)…父マグニテュードがミルジョージと同じミルリーフ産駒
・シャーリースカイ…モチーフ馬シェイディハイツの父シャーリーハイツがミルリーフ産駒
土門一美厩舎繋がり
・カツラギエース(ウマ娘)…馬主も同じ野出長一氏(3歳秋から息子・一三氏名義)