プロフィール
誕生日 | 4月25日 |
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身長 | 172cm |
毛色は鹿毛で、荒々しい髪で片目が隠れている。
概要
ブラッキーエールは、漫画「ウマ娘シンデレラグレイ」に登場するウマ娘。オグリキャップの中央のクラスメイトで、登場時の二つ名は「黒い闘士」。同年代では未出走が多い中で9戦5勝と場数を踏んでいる。
やや粗暴な性格で、気に食わない相手には見下し食ってかかる事もある。
一方でファンには優しく、3巻のおまけイラストでは笑顔でファンに接するシーンが見られる。
カサマツからやってきたオグリの戦績を「田舎の砂遊び(ダート)なんざノーカンだろ」と食ってかかるも、オグリから「あの砂はダートといって砂遊びをするためのものじゃないんだ」と天然で返答され、更に敵意を深める。
オグリの初戦となったペガサスステークスでオグリと直接対決となる。
「負けたら地元に帰って田舎の雑魚共と仲良く傷舐め合ってろ」と挑発するが、オグリはその言葉に乗るばかりか、「私が勝ったら二度と汚い言葉を使うな」と返された。
レース当日は強気な走りで大外から先行するが、大外からの差しを狙ったオグリの末脚に思わず振り向いた瞬間に抜かれてしまった。
その後の教室で、オグリとクラスメイトの歓談中に苛立ちから声を上げるのだが、
「うる…ご静粛に願えます!? もうじき授業ですので席へ戻られてはいかがでしょう!?」
と、律儀に上品な言葉遣いになっていた。
(ちなみに、3巻おまけイラストでメジロアルダンから汚い言葉を使わなければ普通に喋っていいのでは?とツッコまれていた。)
その後は敗北のショックかスランプに陥ってしまい、クラス内でも影が薄くなってしまった。
意外とイベント好きなのか有マ記念後に行われた寮のクリスマスパーティーではサンタのコスプレをして参加した。
元ネタ
元ネタとなった競走馬は戦績からラガーブラックという競走馬だと推測されている。
ラガーブラックは父スティールハート、母サンムーティエ(その父ムーティエ)。1985年4月25日生まれ(ミホノブルボンと同じ誕生日)。通算成績は24戦5勝。GⅢシンザン記念に勝利。
デビュー戦の新馬は4着だったが折り返しの新馬(当時は負けても条件付きで再度新馬に出走可能だった)で勝利。6戦目の400万下条件で2勝目を挙げるとここからシンザン記念を含む4連勝を挙げて一躍クラシックの有力馬に名を連ねる。
そして迎えたペガサスステークス(GⅢ、1992年から施行されているアーリントンカップの前身)では中央移籍初戦のオグリキャップを抑えて1番人気に支持される。単勝オッズはオグリキャップが3.8倍に対してラガーブラックは1.8倍と完全な一本被りの人気だった。
だがレースでは楽々と抜け出したオグリキャップ相手に全く歯が立たず彼から3馬身も離された2着に敗れる。
そしてこの完敗でショックを受けてしまったのか、ラガーブラックはこれ以降それまでの連勝がウソのように連敗を重ねてしまい、ただの一度も勝利を挙げることなく引退した。
ペガサスステークス以降、伝説を打ち立てていくオグリキャップとは正反対のその後の競走生活となってしまった。
引退後は乗馬となったとのことだが、その最期は知られていない。