『私、リリエルが大好きなんです』
CV:前田佳織里
プロフィール
学年:高校1年生(初登場時)
誕生日:5月5日
人物
劇中に登場する漫画「アシュフォード戦記」のヒロイン「リリエル」が大好きで、彼女への愛を示すため、コスプレをしている。
容姿
素の容姿は、紫色のショートヘアに、赤いリムのメガネをかけている。
メインキャラクターの中では、まゆりや安部まりなほどではないが、人気モデルである橘美花莉が羨望の眼差しを向けるぐらいには巨乳の部類に入り、若干ムチムチ寄り。
加えて背も小さいので、体形に合った服が少なく(背に合わせると胸の部分がパツパツ、胸に合わせると寸胴なシルエットになる)、露出が高かったり、ボディラインを強調したりするような服しか似合わないのが悩み。
性格・趣味・嗜好
素直で礼儀正しい性格で、誰からも好かれる。他者に対してはたとえ同年代の女子にでも敬語で接する。
一方で、真面目過ぎるため、悪い方に考え込んだり失敗することも多いが、その純真さや真っすぐで分け隔ての無い性格から他の気難しいレイヤー達も徐々に軟化させ、次第にコスプレ界隈の中心的な存在へと変容しつつある。
漫研入部以前は一人でコスプレ活動していたこともあって、他人に頼るという発想がなく、一人で抱え込むこともある。
男性向け漫画のヒロインが好きで、エロい描写も大好き。
販売用の写真では控えているが、プライベートで楽しむ写真は下着を見せたり、ニプレスなしでの撮影も厭わない。
更に撮影中や着替え中であれば、(あくまでコスプレ活動中であるため)奥村に裸体を見られても平気だった。
さらに、リリエルは天使だから、自身もリリエルに扮しているときは世界観を守る為にペットボトルで水分補給をしないとまで考えていた(奥村の機転で難を逃れた)。
恋愛に関しては奥手というか小学生並みの感性であり、奥村に対して好意を持っているものの、あくまでリリエル好きの同志としての仲間意識だと思っている。
更には奥村の方も恋愛の価値観が少々おかしいのでまゆりから見れば奥村と告白にしか見えないやり取りをしているにもかかわらずお互いに恋愛に関することだとはまったく思っておらず私達は最高のコンビなんですと目を輝かせてまゆりを困惑させている。
奥村に対する美花莉やまりなの恋心にも一切気づかず、話されて初めて気づいた。
漫研部入部以前にどのような活動をしていたかは不明だが、リリエルが漫画やアニメの中で披露したポーズや台詞のほぼすべてを再現できる知識と、プロのオーダーメイドに匹敵するレベルの衣装制作技術やメイク術を有している。
リリエルというキャラクター自体の知名度が高く、リリサ自身の知識と愛も相まって、カメラマンからは非常に評価が高い。
リリエル愛のためにコスプレをしているため、基本的にリリエル以外のキャラのコスプレをすることはない。(他のキャラを着る事がリリエル愛の濁りとさえ思っていた節があった)
更に、自身を主張したいわけではないため、コスネームもなく、SNSもやっていない。
そのため、本名を知らない者からは「リリエル」と呼ばれている。
一見パーフェクトなヒロインにも見えるが、私服のセンスが壊滅的という欠点もあり、他のコスプレイヤーから心配されるほどのセンスである。
そのため、奥村と初めてコスプレイベントへ行ったときは、美花莉というチートの協力を得て服を選んでいるが、それ以降もずっと同じような格好をしている。
当然リリサの美的センスが上がっているわけではないのでだんだんとアレンジで崩れてきたのだが、美花莉が冬用の私服セットをプレゼントしてくれたので解決した。
衣装作りで寝る間も惜しんで徹夜をすることが多いために授業中はほぼ爆睡している。このため学業についても壊滅的であり補習授業の常習犯。文化祭後の定期テストでは、奥村・まりな・まゆりの3人による個人授業を経て、やっと赤点回避できたレベル。勉強時間は平気で削るが睡眠と食事は決して疎かにしない為、根を詰めて作業をしてもバテる事は無い。 中でも食についてはまりなと双璧をなす大食漢であり、ホールケーキは一人一個、ローストチキンは最低五羽は並行して行けるレベルであり、カラオケで熱唱している最中でも食べ物が届くとよだれを流し歌が止まってしまう。
基本的にコスプレはリリエル一筋だが、いつかラスタロッテのコスプレもしたいと思っている。
経歴
高校入学前の冬コミで、後に漫研部顧問となるまゆらこと羽生まゆりと出会う。
その後、高校に入学し、主人公・奥村が部長を務める漫研部に入部。
オープンスクールで見学に来た際、部室で「アシュフォード戦記」のアニメを見ていた奥村にリリエル好きとしてのシンパシーを覚えたことから、彼にカメラマンを頼み、とともにコスプレ活動を始める。
橘美花莉とも、この時期に出会って後に親友となる。
GW、奥村とともにリリエルのコスプレをしてのROMをイベントで販売。
パッケージもタイトルもない状態で販売したため、全く売れなかったが、閉場ギリギリで行なった囲み撮影で、イベント参加者から一目置かれるようになる。
初夏、まゆりを顧問に迎えた状態で、漫研部としての実績を作るため、横須賀のコスプレイベントに参加。
プロレイヤーの753♡との衝突で自らのスタンスに疑問を持つも、奥村やまゆりの励ましで持ち直し、753♡に匹敵する規模の囲み撮影を実現、イベント後に753♡とも和解して友人になった。
…同時に、イベントの準備に時間を費やしていたためテストで全教科赤点という美花莉が本気で心配するレベルでヤバい状態にもなってしまったが。
本格的な夏を控えた頃、コスプレショップでNONOAこと乃愛と出会い、ゲーム「シンデレラ☆スター」のイベントで彼女と再会、併せ撮影を行う(この際は、「アシュフォード戦記」と「シンデレラ☆スター」がコラボしたことがあったため、アイドル衣装のリリエルで参加)。
夏休み、新人レイヤーの喜咲アリアと出会い、彼女から行方知れずとなった父親に自身の姿と想いを届けるため、コスプレで有名になりたいと言われたため、美花莉・ノノアと協力して、4人で「リリエル外伝」の「天使空挺隊編」併せを夏コミにて行う。
夏合宿では美花莉の気持ちを聞いた事でとうとう奥村に対する恋心を自覚してしまう。しかし美花莉が奥村の事を好きだと知ったので「この気持ちは抑え込んでいなきゃいけない」と思い込むが「先輩は私を好きにならない」「この恋は決して実らないから大丈夫」とずっと抑え付けていた気持ちを少しだけ出したことでいい写真を撮ることができた。
文化祭編では、奥村の初恋の人である安部まりなの「卒業前、最後の文化祭で、本当の自分を表現したコスプレをしたい」という願いをかなえるため、まりながデザインしたオリジナル衣装7人分をたった一人で作り上げた。
冬コミ編では、今までアウトプット(コスプレ制作)し続けてインプットをおろそかにした結果、スランプに陥ってしまう。そんな中、覇権コンテンツであるアプリゲーム「マジョ娘」に心惹かれ、一時はリリエルへの裏切りと考えるが、奥村たちに諭されて「マジョ娘」コスで冬コミに参加する。
また、コスプレイヤー四天王の一人である星月夜姫と邂逅。そのまっすぐな心根で、口は悪いが、コスプレには真摯な夜姫と心を通わせる。
余談
リリサの現時点のステータスは
HP:53000 STR:168 AGI:28 INT:3 MEN:220 DEX:255 LUK:168である。参照
コスプレイヤー四天王と次々に関わっていき例外なく彼女たちの心を掴んでいるのでこの(コスプレ)業界で四天王を一声で集められるのはリリサだけというとんでもない人脈を築いているのだが本人は気付いていない。