「そ!お姉ちゃん3次元の男には興味ないの」
CV:山根綺
解説
漫画「2.5次元の誘惑」のキャラクター。
正確な表記は「753」のあとに「♡(白抜きのハートマーク)」がつく。
本名は「和(なごみ)」(参照)。
準レギュラー(?)でありながら登場頻度が多く、コスプレ回じゃない話でも主人公達とよく出くわすなど驚異のエンカウント率を誇る。(加えてレギュラーキャラ程ではないとはいえ番外編にも割かし登場する)
11月11日生まれの21歳(誕生日前。羽生まゆりの一学年下。参照)。
企業からの依頼で、雑誌等のグラビアや、イベントのコンパニオンとしてコスプレをする、プロのコスプレイヤー。
得意技はコスプレイヤーの「中の人当て」。(リリサ、NONOA、夜姫、は素顔から753にレイヤー名を言い当てられている)。
素の容姿は、肩甲骨の下端あたりまで伸びたロングヘアを、右半分は紫、左半分はピンクに染めている、かなりインパクトのあるヘアスタイルをしており、コスプレしてなくてもコスプレのような見た目。これは、まゆらが主にコスプレをしていた『吸血鬼ハンター』のラスタロッテのライバル・シャルルロッテの髪を再現するため、かつて自ら染めたものであり、シャルルロッテのコスをしなくなってからも、願掛けで維持している。
私服は、まゆら曰く「地獄のよう」。
太ってはいないが若干肉付きがいい。本人も気付くが、ダイエットを考えると「そのままがいい」と周囲からは止められ逆に餌付けされてしまう。
プロのコスプレイヤーだけあり、自分の知らないキャラであっても直前に設定を確認しただけで完璧に演じることが可能。また、本来その衣装で行うには危険な動きであっても簡単にこなせたり、大量の囲みであろうとカメラマンの顔は全部見えており、1人1人の顔をちゃんと把握してるなど実力は本物。
なんだかんだ登場頻度が多く、プロということもあり毎回違うキャラのコスプレで登場するためコスプレしたキャラの種類は作中最多。
初登場時には推しキャラのグッズを大量に買い込んだりスマホゲームに課金する描写があったりと、稼ぎもかなり良い様である。
元々は夢女子であり、今とは比べ物にならないほど太っており自身にとってもコンプレックスになっていた。
だがあるとき、自分の容姿を直視してしまい、自分の好きなキャラクターである『ドストライク・プリンス』のカイに相応しくないと考え、ならば容姿をカイに相応しい存在=『ドスプリ』主人公・冬歌になることを決意。努力してダイエットした結果見違えるレベルでナイスバディな美少女となった。
初登場時は電車の中で周囲から痛いオタクと思われながらも(でも顔はかわいい)と内心思ってるモブもいたり、近くにいた無垢な少女からも「お姉ちゃんかわいいのに漫画の男の子が好きなの?」と純粋な質問をされていた。
ただし、寝っ転がりながらお菓子を食べることは今も続けている。
「コスプレ自体が好き」「コスプレ自体を愛している」というスタンスであり、まゆらやリリサのような、キャラ愛を示す手段としてコスプレを選んだコスプレイヤーとは違う、と考えている。
そのため他のレイヤーに関しても、その浅さ深さに(ハロウィーンなどで、量販店で買ったチャイナ服などを着ているような一般人であっても)関係なく、分け隔てなく受け入れていた。
しかし企業案件を受け、プロレイヤーとして活動していくうちに、ネット上で批判・非難されるようになり、次第にコスプレが苦痛になってしまい。全てのコスプレイヤーを愛してると言いながら心のどこかでコスプレを楽しんでる人を敵視するようになってしまう。
このため天乃リリサに対しても最初は辛辣な態度を取ってしまい、リリサが思い悩む原因を作ってしまったりしていた。
だがリリサと出会い、彼女なりの真摯なコスプレへの向き合い方に感化され、コスプレが楽しいという初心を思い出した。
以降は、リリサたちと友人関係になる。
「勝ったら嬉しいのよ」というのが決まり文句。コスプレは勝負ではないが…それはそれとして勝ったら嬉しい(通称:駆逐モード)というように、丸くなっても好戦的な部分はなんだかんだ残っている。
人間関係
同じ四天王というだけでなく、753がレイヤーを敵視するより前からの知り合い。
常に自分の上をいくまゆらをライバル視しており、まゆらが引退した際にも勝ち逃げされたと考えているが、実際は自分で自分を追い込んで周りが見えなくなっていただけで、売り上げも囲みも常にまゆらより753の方が多かった。
また、まゆらからしたら、プロとしてコスプレをしようと思う753の在り方こそ羨ましく、753を見て「私にとってコスプレって遊びだったんだ」とまゆらはまゆらで落ち込んでいた。
上述のとおり、753の髪はまゆらと『吸血鬼ハンター』併せをすることを願ってのものであり、それだけでもまゆらに対して強い想いを抱いているかがわかる。
因みに753はまゆらが教師であることは知らない。
犬猿の仲で顔を合わせる度に必ずいがみ合っているが……………お互い友達がいないので会うと話が長くなる。ある意味仲が良い。マジョ娘編後からは753と絡むシーンが増え、コンビになりつつある。
華翼貴が初めて参加したコスプレイベントでは、ともに『リリエル外伝』のキャラ・ナミエルとヨキエルに扮し、リリサたちとカメコを奪い合った。
コスプレの楽しさ、自分の原点を思い出させてくれた存在。
屈託なく賛美と尊敬の念をぶつけてくるため、可愛い妹のように思っており、コスプレ現場ではまゆりや夜姫などと、リリサを奪い合っている。
イベントで偶然見かけた際に自らの大好きなゲームのキャラクター「カイ」(CV:浪川大輔)に似ているということから、想いを寄せている。元々、三次元の男に全く興味がなかったためこれが初恋とのこと。リリサと和解直後に彼がリリサのカメラマンと知った際は軽くジェラシーを抱きつつも、「カイ様と冬ちゃんでドスプリ併せしない!?」と彼に精一杯話しかけて連作先の交換に成功、以後は彼を前にすると途端に恋する乙女と化す。
実現はしていないが公式Twitterによれば、753が奥村とドスプリ併せをするエピソードを描く予定はあるらしい。
四天王の一人。憧れのエリカに見初められたということも相まって、やはりライバル視している。
なお、753は2次元男子好きであるため、男装した雪に何か言われると思わず従ってしまう。
雪とコンビを組む元コスプレイヤー。753にとっては憧れの存在であり、ほぼ唯一、敬語を使う相手である。
エリカからは、雪のように自分の事務所に来ないかと誘われているが、上述のとおり753は雪をライバル視しているため、「雪がいなくなったら」と答えている。それに対してエリカは「雪の青春を奪ったのは自分だから、おばあちゃんになるまで面倒を見るよ」と返している。
- 桟 浅美
CV:櫻井浩美
専属マネージャー。753をスカウトした張本人で753の性格や趣味に理解を示したりと良き仕事仲間である。
- 斉藤
服飾デザイナー。753の衣装を専属で制作している。
小ネタ
豆知識だが、753がコスプレで頭に小物をつけている場合(帽子に描かれている顔やお面などの表情が)753の感情に合わせて小物の表情がコロコロ変化する。他のキャラも顔のある小物をつける場合があるが753の身に付けている小物だけ笑ったり、泣いたり、悪い顔になったり、やたら表情豊かである(リリサと同じコスプレをしたことがあるが、その時も753のお面だけ表情が変化しており、なんなら喋っている)。
関連動画
関連タグ
名護啓介……『仮面ライダーキバ』の登場人物の一人で、こちらも名前の語呂合わせが『753』となっている。但し読みは『なごさん』。因みにオギノ役の杉田智和氏はこちらの作品の出演者である。
大槻ヨヨコ……ぼっち・ざ・ろっく!の登場人物で、高い実力、攻撃的で主人公らと張り合う、友達がいない、憧れの人には懐く、根は優しい等、共通点の多いキャラ。なお、NONOAは後藤ひとりと似てると一部で言われており、NONOA記事の関連タグにも掲載されている。