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夢女子

ゆめじょし

オタクの一種。二次元(架空)の世界に自己投影する女性。特に、男性キャラクターとアバターの恋愛作品を好む女性、または男性キャラクターに夢中になっている女性のこと。
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夢女子あるいは夢女とは、

  1. 二次元(架空)の世界に自己投影する女性。キャラクター×自分世界観×自分自分vs仮想敵など、様々な自己投影のパターンがある。
  2. 夢小説ないし夢向け作品を好む女性のこと。
  3. 男性キャラクターをヘテロの男性として萌え、時に恋に落ちてしまったかのように夢中になっている女性のこと。「〇〇(推しキャラ)の女」と呼ぶ場合がある。

概要

主に男性キャラクターと自分の分身あるいは二次創作オリジナルキャラクターの恋愛を好んだり、家族や友人など何らかの形で関わる作品を好む女性を指す。
乙女ゲームなどの女主人公の名前や性格を変更できるゲーム、少年漫画の二次創作、オリキャラが作れるゲームの二次創作、それに類似した妄想を好んでいる。

作品内に登場するキャラクターとの関わり方・楽しみ方は大きく分けて二通り。

  1. 自身がオリジナルキャラクター夢主)になってキャラクターと出会い、恋愛・友情などの交流を楽しむ。「夢主=自分」または「夢主≒自分」と表記されていることが多い。
  2. 自身ではなく、自身で創造したオリジナルキャラクター夢主)をキャラクターと出会わせて、作品に登場しない第三者(あるいは神の)視点で恋愛・友情などの交流を楽しむ。「夢主≠自分」と表記されていることが多い。


1と2共に、夢主の性別が女性でなく男性であったり、人間でなく無機物モンスターなどの人外であることも少なくない(女性は、夢の中ではシンデレラ姫にもいたずら坊主にもリボンが付いた豚にもなれるのである)。夢主の他に、推し=メインヒーローが女性、人外、空気、メカクレなどの姿に変えられていることもある。
よく1のみが自己投影感情移入をしていると思われがちだが、2も楽しみ方が違うだけで人によっては同じく自己投影や感情移入を行っている場合もある。作り手が1のつもりで創作をしても読み手が2のつもりで創作を読んだり、作り手が2のつもりで創作をしても読み手が1のつもりで創作を読んだりする人もいる。作り手にとっては夢主の名前や顔を見せることが自己投影の表れであることが多く、読み手にとっては夢主の名前や容姿が伏せられている設定が自己投影に都合がいいと捉えられやすい。また、細かい設定がない夢主の容姿を想像しながら読む層も多い為、1と2は決して相容れない関係ではない。一つの作品の中で「もう一人の主人公」「トリックスター」などを利用して、1の見方と2の見方を使い分ける作り手もいる。
」は読み手が夢主の名前を自由に変換して楽しめる創作のため、夢主の数だけ色々な楽しみ方が出来る(中には敢えて名前を変換しないで作品を読む人もいるし、読むたびに読み方を変える人もいる)。

しかし、

」そのものが広義化・細分化しており、厳密に定義付けて分けることは困難であり、創作をしていなくても様々な妄想をしている女性は夢女子に含まれる可能性もある。
(例:身の周りの物を擬人化する妄想をする。別の時代にトリップし、歴史の人物になった妄想をする。自分の性別年齢が変わった妄想をする。宇宙地球の成り立ちについて考え、対物性愛者気分を楽しむ。現実にはない出来事を妄想する。空気無機物に自己投影して、好きな人の近くにいる妄想をするなど。最後のは、好きな人が脳内で理想化されている為、脳内オリキャラと化しているケースが多い)。

その他、腐女子姫女子は同義語ではないが、夢女子と腐女子・姫女子を兼任した所謂雑食層もいる(夢向けには男主人公の作品、女性キャラと恋愛する作品もある為)。といっても、BLや百合が苦手な夢女子もいる。
また、ゲームなどの女主人公(敢えて作中での描写を控え名前も自由に設定可能な操作キャラ)でプレイする際に本名やオリジナルキャラクターの名前で遊ぶ人は多いが、女主人公自身を独立したキャラクターとして捉え恋愛関係を楽しむ層も多いため、一概に女主人公とキャラクターのCPが好き=夢女子とは限らない
逆に、「女主人公に自己投影しているのにアバターにしているキャラを勘違いされてしまう(自己投影しているのが現実の自分から遠いキャラ、人間味の薄いキャラ、男性向けの少年漫画に出て来そうなキャラクターな為)」「恋人にしたい異性を勘違いされてしまう(作者が恋人にしたい異性と読者が恋人にしたい異性がずれている為)」「絵柄・世界観が珍しい、恋愛色が薄い、百合女子力(物理)等の一般的に女性向けだと思われていない要素が強い等の理由で、女主人公がアバターの話として描いてると気付いてもらえない」「作品を現実の模造品と考えているリアリスト会話が通じ合わない」等の複雑な悩みを抱えている夢女子も存在する。

二次創作の夢小説ないし夢小説に似た妄想をモデルにオリジナル作品一次創作)を作る夢女子も少なからずいる。
一概には言えないが、夢主(オリキャラ、自分)はそのままにし、推しはモドキキャラに変え、用語や細部を変えて元ネタとの差別化を図る(または、それによく似た作り方をする)…というのが、よくある夢女子のオリジナル作品の作り方である(原作の模倣をするのではなく、原作の二次創作~三次創作の模倣をする)。元々は「二次創作に登場する夢主」の意味だったメアリー・スーが「二次元好きの作者が描いた原作に登場するチートキャラ」を揶揄する意味に変わっていったのは、こういった背景があるからであろう(版権作品が自身の二次創作の設定を輸入する現象とは別)。
この為、夢女子が描くオリジナル作品=すべて実体験がモデルとは限らない。
夢女子が描いた作品なのに、女主人公が独立した一人のキャラクターになっているというケースもある。

更に、

夢女子以外が夢女子が作る作品の「夢(嘘、虚構)」だらけの作品の正しい読み方が分からず、アニメや漫画や小説やゲームに詳しくない人でも感情移入・自己投影・作品の主旨の理解がしやすいネームレスメカクレ(※注釈1)、逆ハーレム(※注釈2)、異世界転移異世界転生(作品のどこかに「現実」「我々」が提示されている設定)、メタ発言(※注釈3)などの要素を求めるケースも少なくない為、夢女子以外が夢向けを嗜んでいることも…?(※注釈4)

(※注釈1) 細かい設定がない主人公を「自己投影に都合がいい設定」と考える人もいれば、「主人公の価値観が苦手でも読みやすい設定」と捉える人もいる。
(※注釈2) 逆ハーレムを「女主人公受け」願望を満たす設定と捉える読者見解もあれば、「夢主の推し(メインヒーロー)が苦手でも読みやすい設定」「男性が一名のハーレム作品(男性向け)と棲み分ける為の設定」とする読者見解もある。
(※注釈3) メタ発言を「キャラが自分に話しかけてくれる」という夢見解もあれば、「フィクションだと分からせる為の設定」という見解もある。
(※注釈4) 夢女子以外が自分たちに向けられた作品(ファンタジーやSF味の薄い一般向け少女漫画や実写作品や現実)の泥沼描写などに嫌気が差し、夢向けや腐向け(R指定以外)に魅力的なキャラクター、恋愛要素を求めて流れてくるケースもあるようで、従来のコンテンツ以外が目的な為(例:「個性が確立された女性キャラと男性キャラの固定カップリングを求める」「ホモの男性キャラが女性キャラとくっつくのを求める」「西洋風ファンタジー、ヴァーチャル時代劇、擬人化などのアニメやゲーム特有の世界観を排斥して現実性を求める」など)、夢女子、腐女子からは疎まれがちなようである。逆に、夢女子以外が夢向けの恋愛以外の要素(架空の舞台、架空の超常現象など)を面白がるというケースもあり得る。

関連タグ

夢向け 夢小説 夢漫画 夢絵 夢本
オタク 女オタク 腐女子 姫女子
女性向け 乙女ゲーム 乙女系 二次オリ
推しメン 同担拒否 単体萌え
二次元 2.5次元
夢見乙女 ドリーマー

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