概要
「夢女子」に比べ、「夢男子」という用語はあまり普及しておらず、その定義も曖昧である。
夢女子の男性版と捉えるならば、ゲームやマンガなどの作品世界に、自分の分身に位置付けたオリジナルキャラクターもしくは自身とは無関係のオリジナルキャラクターを二次創作で登場させ、作中のキャラと懇意になったり恋愛関係を築いたりする展開を楽しむ男子のことを指す。
詳しい記述は「夢女子」の記事を参照のこと。
解説
夢女子を由来に持つためゲームやマンガ等に登場するキャラクターと自身、もしくは自身のオリジナルキャラクターとの関係性を好む男性を指すが定義が曖昧な為俺の嫁と同一視される場合も少なくない。
俺の嫁の場合は前者の自身(もしくは自身の分身のキャラクター)とキャラクターの関係を好む男性に限定した表現であるのに対し、夢男子の場合は自身の分身ではないオリ主等を好む男性も含む表現といえる。
夢女子にも言えるが、例えば、『読者人気に関係なく好きで描きたい一次創作作品』は作者が好きな版権作品の影響を受けていることが多く、安易なパクリとは異なる影響の受け方(注釈1)をしており、アンケートのみを意識した承認欲求、拝金主義でも読者に合わせた媚びでもなく、作者の萌えが原動力で描かれており、マイナーな設定を使っていても、作者が「好きなものしか描かない」「自分が面白いと思うものしか描かない」と決めてテコでも動かないことから、「最推し版権作品×自分や最推し版権キャラ×自分に“やや”似た感覚で作られているのではないか?」という説もあるが、定かではない。
注釈1-「リスペクト元に世界観が似ているがジャンルが共通していない」「絵柄やノリの影響を受けていても登場人物の性格は自己投影風かオリキャラ風」「話がツギハギ以外で作られていて、シーン単独はよく見る展開でも、登場人物の行動が一貫していたり、ニュアンスが独自のものだったりする」「話に必要がなくてもヒロインにかわいい仕草をさせる」「『この程度なら自分にでも描けるだろ』というメタな意志のみが伝わる作風ではなく、上手い下手に関係なく、現実の人間への当てつけ以上に、キャラの性格や作中の事象へのこだわりが執筆のモチベーションになっている」など、「影響の受け方がよく見るパクリではない」以外の共通点はない。
「ぼくのかんがえた」超人などの二次創作オリキャラは交流やコンテストやギャグや自己満足目的で作られているケースも多く、自己投影や恋愛が原動力かは不明。
Pixivでは
Pixivでも、夢向けに関連するタグの付いた作品は基本的に女夢主を想定している。
ちなみに「夢男子」タグのついた作品を検索すると、女性向けコンテンツで、創作男性キャラとのBLの投稿作品が多いが、理由は不明。
関連項目
俺TUEEE:そうなることもある