CV: 真野あゆみ
解説
漫画「2.5次元の誘惑」のキャラクター。
6月6日生まれの高校2年生(第74話より)。主人公・奥村らが通う高校の生徒会長を務める。
奥村と同学年。
黒髪をポニーテールに結った女の子。
体型は、本人曰く「高2女子として非常に平均的」で、ブラのサイズは「ちょうどいい(リリサ談)」「1番可愛いサイズ(アリア談)」。
奥村やリリサに対して、丁寧な敬語で話す。
この手の漫画によくある「主人公たちの活動を妨害する、意地悪な生徒会長」ではなく、親切で優しい性格。
「生徒会長はすべての生徒の味方」が信条であり、漫研部の活動も応援してくれている。 同生徒会書記であるトラジからは「真面目だが堅物ではない」と高い評価と共に信頼を置かれ、部室明け渡し騒動の一連の対応で奥村たちからも「いい人」「神」「空いた本棚を生徒会長の神棚にしようか」などと絶賛されている。
漫研との付き合いを通じてコスプレの魅力を知り、少し興味を持つとともに、彼らが真摯にコスプレに向き合っていることを踏まえ、コスプレを不健全だと非難する風紀委員長に対して厳しく対応する。
奥村やリリサなど他の生徒からは「会長」「生徒会長」、先輩であり、副会長も務めていた安部まりなからは「瀧ちゃん」と呼ばれる。
2021年2月に結果が発表された第1回人気投票では、レギュラーキャラクター陣に続いて第8位にランクイン。準レギュラー陣ではトップとなった。
その際、それまで不明だった本名が明かされ、直後に配信されたの最新話(第71話)にて劇中でも公開された。
漫研部の面々やコスプレ四天王と違って、表紙にも登場していないサブキャラクターではあるが、上記のとおり人気は高く、またサブキャラクターで唯一誕生日が設定されている。
活躍
第19話から登場。
部の成立要件(顧問、活動報告提出)を満たしていない漫研の廃部と、部室の明け渡しを宣告してくる。
廃部と部室明け渡しを阻止しようと訪ねてきた奥村に対し、各種申請について丁寧に説明し、「悪意があるわけではなく、ルールを運用しているだけ」と優しく笑顔で対応する。
その後、漫研部が羽生まゆりを顧問にし、コスプレイベントでの活動報告を校長に提出したことで、廃部と部室明け渡しを撤回、部室に訪れ、「成人向け作品を持たない・作らない」という条件を申しわたし、リリサに「(コスプレに)興味が湧いたので今度見せてください」とこっそり告げる。
漫研部には卒業した先輩たちが購入したものを含め、成人向け同人誌が多数あったため、奥村は泣く泣くそれらをシュレッダーで裁断し、焼却炉で持っていき、手を合わせて供養した。
そんな奥村を見つけた翠理は、少し赤面しながら「18歳になったらまた買ってください」と慰める。
奥村が「同人誌は一期一会、部数が少ないものはもう手に入らない」と説明すると、翠理も手を合わせた。
そのあと、今日は部室でコスプレ撮影をするか尋ね、奥村が否定すると、残念そうにため息を吐いた。
第5巻の書き下ろしエピソードでは、リリサがコスプレ撮影の準備で着替えている部室前を通りかかり、奥村と少し話す。
奥村が入室した瞬間、リリエルに扮した室内のリリサを目撃し、「すっごく可愛かったな」と胸中で漏らす。
文化祭編では主要人物の一人として登場。
生徒会としての出し物がコスプレ喫茶に決まり、風紀委員の反対も「偏見」だと一蹴。漫研に協力を依頼する。
文化祭当日は三毛猫メイドナースに扮し、副会長のまりな、書記の虎次郎、漫研の女性陣とともにステージでダンスを披露した。
また、文化祭でコスプレする楽しさに目覚め、文化祭のときの衣装を着て、漫研部の面々と個人撮影をした。
その際、自分は笑顔を作るのが下手だと考えていたが、コスプレ中も、そしてコスプレを終えた後も素敵な笑顔を(無自覚に)浮かべていた。
まりなを含む一つ上の世代の卒業式では、生徒会長として送辞を担当。
式後、まりなへの想いが溢れ、思わず抱き着いてしまった。
まりなの卒業後、3年生に進級。奥村と同じクラス、しかも隣の席となる。
その際、奥村から「からかってきたりします?」と言われ、「隣の奥村くんこそ、授業中に変なことをしないように」と返し、奥村から「漫画とか読むんだ」と思われた。
また、OGとして漫研部の部室に訪れたまりなと再会したときは、卒業式のときに抱き着いてしまったことを思い出し、赤面してしまった。