「言っておくけど私のトゥイッターフォロワー数は1万人だから」
概要
新宿FOLTを拠点に活動するメタルバンド『SIDEROS』のリーダー。 ボーカル兼ギター担当。
ツリ目で茶髪をツインテールにした少女。身長は低め。
FOLTちゃんねるの動画に出演した際に寄せられたコメントを見るに、容姿は劇中基準でも良い方であると思われる。
結束バンドの視察の為に変装をした時や、回想内では眼鏡を着用している。普段はコンタクトレンズを使っているのかもしれない。
誕生日は6月2日のA型。家族構成は両親と妹。
人物
上昇意識が強く、ツンデレで独断専行しがち。
SIDEROSのメンバーの入れ替わりが激しいのも、音楽性が違う為ではなくヨヨコのこうした言動が他のメンバーと反りが合わない為である。ひとりが集団から自主的に離脱するコミュ障だとすれば、ヨヨコは集団が彼女から距離を置く攻撃的コミュ障と言える。
そんな自分と普通に接してくれる廣井を「姐さん」と呼び慕っており、廣井が目をかける「結束バンド」を強く意識している。
一方で世話焼きなところもあり、結束バンドを敵情視察しにきたときにはファン1号と2号の前で結束バンドの欠点と改善点を披露し、「マネージャー志望かな?」と誤解されたうえ、フェスに参加する結束バンドへの広報のアドバイスを書いた紙を渡し、偶然カラオケで一緒になった喜多の悩みを聞いてアドバイスするなど、面倒見の良いところを見せている。ただしあらゆるアドバイスがダメだしから入るため、アドバイスする前に反発されることもあるなど、残念な部分も散見される。
友達が少なく目付きの悪さや身長の低さで馬鹿にされていたが、校内テストで1位を取ったことで周囲から見直され、「一番になれば世界が認めてくれる」、「もっと好きな事で一番になりたい」という思いからバンドを始めた過去を持つ。
そのため何事においても順位や数字に対する意識が強く、より上を目指すための努力に妥協がない。
また何かとマウントを取る傾向があり、ゲストとして現れた結束バンドに突然「私のトゥイッターフォロワー数は1万人」、「幕張イベントホールと同じ」と宣言。
しかし喜多に自分のフォロワーも1万5千人いると返されると、「バンドマンなら演奏技術で勝負しなきゃだめでしょーが!」と掌を返した。
さらに10万フォロワーを超えるひとりのギターヒーローを見て「ドーム2個分!?」と驚愕し自信喪失していた。
自動車教習所で虹夏、リョウと遭遇した際も「私は貴方達と違ってMTだけど?」とMTマウントを取るも、ろくに動かすことができず挫折している。
ひとりに対抗してオーチューブを始めるも面白い企画(メントスコーラ)は滑った上に他のメンバー達に乗っ取られ、FOLTの公式チャンネルという扱いになり、SIDEROSのファンは増えたが自身のファンは減るという散々な結果になった。
(メントスコーラに関してあくびは「うそだろおい…」とドン引きし、ひとりですら「今メントスコーラ?一周回って面白いのかな?…」と疑問だった。)
こういった面で現メンバーからもぞんざいに扱われてはいるが、本気で上を目指すその姿勢を内心皆尊敬しており、何だかんだで慕われている。
作中(単行本7巻)で芳文大学に合格し、虹夏と同じ大学に通う事となった(その際、大学ぼっちを回避できたと一安心していた)。ただし大学のグループラインでもさっそく上記の悪癖を発し、初手マウントをとった挙句に続々と退出されるなど前途多難である。
余談
本格的に登場するのは3巻からだが、2巻でも結束バンドが新宿FOLTを訪れた際に1コマだけ登場している。
アニメでもOPに後ろ姿で映っており、上記の該当回にて登場。原作と同じく台詞は無いが、アップでひとりを睨みつける描写がある。
名前の元ネタは筋肉少女帯のボーカル大槻ケンヂのインディーズ時代の名義「大槻モヨコ」「おーつきモヨコ」。
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大槻ケンヂ‐名前の元ネタ