概要
バンダイナムコエンターテインメントが展開する、『アイドルマスター』シリーズに属するメディアミックスブランドの一つ。
略称は「学マス」。
2023年7月26日の生配信にて今後新たなブランドを立ち上げることが発表され、2024年3月5日、生配信「新ブランドアプリゲーム発表生配信」にてタイトルなどが初公開された。
シリーズでは初めて学園を舞台としている。
また、楽曲の提供元は日本コロムビアやランティスではなく、バンダイナムコのレーベル「ASOBINOTES」が楽曲をプロデュースする。本作開始前にも、『vα-liv』の楽曲や合同楽曲「CRYST@LOUD」は当レーベルからリリースされていた。
開発元は『IDOLY_PRIDE』や『オルタナティブガールズ』等を手掛けてきたQualiArtsで、同社は『シンデレラガールズ』を開発してきたCygamesと同じサイバーエージェントグループにあたる。
舞台・世界観
舞台となるのは初星学園。中学校・高等学校・専門大学が一体となった私立の学園で、組織構造は以下の通り。
- 中等部
- 普通科(アイドルコースあり)
- 高等部
- アイドル科
- 普通科
- 専門大学
- プロデューサー科
- 芸能プロダクション
中等部を卒業すると高等部に進学し、高等部や専門大学を卒業すると学園経営の芸能プロダクションに所属することになる。プロダクション名は現状では明かされていない。
高等部や専門大学には外部から受験で入学することもできる。
主人公は専門大学の「プロデューサー科」の生徒として、中等部・高等部の生徒をプロデュースすることを通してプロデューサーとしての知識や経験を得ていくこととなる。
アイドルからは他ブランドと同様「プロデューサー(さん)」と呼ばれることになるが、他ブランドで「同僚」と呼ばれる他のプロデューサーに対する呼称が本作では「同級生」となる模様。
登場アイドル&キャラクター
今作は、ユニットではなくソロアイドルを中心としたプロデュースとなる。初期メンバーは9人。
プロデュースアイドル
今作の普通の系譜。16歳。文武に万能な初星学園の新入生。
今作の蒼の系譜。15歳。中等部ナンバーワンアイドルと呼ばれていた元エリート。
今作の個性の系譜。15歳。「お金を稼げるアイドル」を夢見る、がめつい女の子。
面倒見のいい寮のみんなのお姉さん。17歳。
授業やレッスンを良くサボるギャル。バレエ経験者。15歳。
天才の頭脳を持ち海外の大学を14歳で卒業した。体力は0。15歳。
スウェーデン出身。15歳。いつも自信無さそうに縮こまっている。
甘やかされて育ったお嬢様。15歳。成績は最下位。
カッコかわいいアイドルを目指す高校3年生。17歳。
ライバルアイドル
中等部に所属する花海咲季の妹。
生徒
生徒会長。
学園関係者
今作の社長の系譜。初星学園学園長。
今作の事務員の系譜。主人公が所属するプロデューサー科の教師であり主人公の担任。
製作陣
シナリオチーム
キャラクター原案
ASOBINOTES
参加コンポーザー
東優太、長谷川白紙、兼松衆、HoneyWorks、Giga、原口沙輔、佐藤貴文、美波、田淵智也、Moe Shop、ナユタン星人、渡辺翔 and more...
ゲーム
2024年春リリース予定。事前登録が2024年3月5日より開始されている。
ライブパート
本作は全てソロでのステージとなる。3Dモデル制作に力を入れたため、スマートフォンでも正常に動作するための仕様。
余談
今回の舞台である私立初星学園は2018年1月に開催された765ASのライブ「初星宴舞」とタイトルの初星の字が同じであり、ティザーPVが発表された際には話題になっていたが、これは偶然ではないようで、元々「初星学園」という名前は開発時の仮称であり、この仮称を決めたのが2023年3月まで総合プロデューサーを務めていた坂上陽三であった事がインタビューで語られている。
正式に名前を決めようとした際にPである小美野が坂上氏に仮称をそのまま正式名称として使わせて欲しいとお願いした所、承諾が降りた為、この名前がそのまま使われることとなった。(なお、学園アイドルマスター自体は2018年頃から開発がスタートしていた為、初星宴舞のライブの方が先に開催されていた模様)
なお、ブランドカラーがオレンジなのはこれは坂上陽三のイメージカラーであったウルトラオレンジとは全くの無関係である。