プロフィール
概要
学園アイドルマスターの登場キャラクター。
中等部ナンバーワンユニット「SyngUp!」の元リーダー。ケンカ別れで解散後、月村手毬・秦谷美鈴とは絶交中。
学生ながら既にデビューしている者達で構成されている「1年3組」に在籍しているが、SyngUp!解散以降はアイドルをしておらず、十王社長に引き止められているというほとんど形だけの在籍が続いていた。
学園からの出奔
長らく「SyngUp!」時代の過去回想や手毬の台詞だけで語られてきた燐羽だが、2024年11月13日付で実装された月村手毬のアイドルコミュ親愛度10.5話コミュで現在の状況が判明する。
手毬がプロデューサーの元で立ち直り、秦谷美鈴との関係も修復され、2人が新たな道を踏み出したその頃、賀陽燐羽は……初星学園を転出して961プロおよびその所属校である「極月学園」に移籍していた。
少なくとも美鈴は燐羽との復縁を諦めてはいなかったのだが、それがなされないまま学園から姿を消したのである。
折しもそのタイミングは、961プロ社長である黒井崇男が自ら手掛けた極月学園の秘蔵っ子・白草四音と共に現れ、初星学園との対決姿勢を決定的なものとする前夜。
そして、次代を担うアイドルの頂点を決める「NEXT IDOL AUDITION」出場を舞台とした『N.I.A』編にて極月生徒として初星生徒達の前に立ちはだかる。
人物
容姿
紫髪のツインテールに鋭い目つきが特徴。
手毬曰く、SyngUp!結成時に起きたことをきっかけに「ぐれちゃった」らしく、初星フェス限定SSR月村手毬のイラストに中等部時代とおぼしきSyngUp!の面々が映っているのだが、その中の燐羽と思われる人物は、現在と比べて細かい髪型の違いから目つきの鋭さやハイライトの有無等似ても似つかない印象を受ける。
性格
端的に言えば強気な態度の裏に義理堅さと面倒見の良さを持つ人物。
基本的に他生徒を下に見るかのような言動や振る舞いこそしているが、他生徒にちょっかいをかけて自身の評価を下げる結果を招いた極月生徒に何故そうなったかを考えるよう反省を促したり、黒井崇男との取引とはいえN.I.Aで他の極月生徒が勝ち星を獲得出来るよう立ち回っていたりと、世話を焼く一面を持つ。また、ある理由から約束を破る行為を嫌悪しており、一度交わした約束・契約はきっちりこなそうとする。
アイドル活動には消極的であり、N.I.Aへの参加も黒井から与えられた仕事を兼任した”終活”と割り切っている。
また、本人の癖なのかは不明であるが、気に入った相手にキスをするという嗜好があり、咲季にやった時には佑芽から露骨に嫌われる事になった。
技量
中等部時代の時点で現在の月村手毬と同格の実力を持っていたが、SyngUp!解散以降はアイドル活動を行っていないため、『N.I.A』編では当時と比べてアイドルとしての能力は落ちてしまっている。それでもなお高い実力を持ち(花海咲季の話によると燐羽のアイドルに求められるすべての能力は咲季よりずっと上)、N.I.Aでは多くの初星生徒を下しランキング上位に上り詰めている。
燐羽自身も今の実力は中等部の頃より劣っていると自覚しており、今の美鈴に勝つには「アイドルに戻って、リハビリしないと」と言った。
人物関係
姉。言及からアイドルをやっていたと思われる(おそらく現在は引退)。
かつてのチームメイト。彼女に歌い方を教えたり、彼女が無理をしようとするところをキツイ言葉ながらも制止しようとする等世話を焼いていた。
彼女からは憧れの存在として懐かれており、燐羽がアイドルをやめようとした際は、盛大に泣きつかれ駄々をこねられた。
なお、アイドル「月村手毬」のクールな(と本人は思っている)キャラ作りは当の燐羽を基にしており、その事実にショックを受けている。
かつてのチームメイト。
彼女のアイドルとしての能力は評価しており、自分が対抗するには本格的にアイドルとして復帰する必要があると考えている。
咲季へは当初内面を隠すメッキを剝がそうとしていたが、佑芽と交わした約束を果たそうとする姿を好印象に思っており、以降彼女を「咲季お姉ちゃん」と好意的に接している。
佑芽へは良いアイドルになりそうと高く評価しており、彼女のファンを名乗っている。
総じて彼女達とは個人としても姉妹間の関係としても高く評価していると同時に、憧れを抱いている。
極月学園での同級生。
しかし初星学園から転入して早々にN.I.Aに参戦した経緯から「裏切り者の蝙蝠女」と嫌悪されている。
もっとも燐羽はよそ者扱いを全く気にせず、あくまで黒井理事長との約束を履行する形で四音たちの失策をフォローしている。
余談
- 学マス4コマ第12話「どっちがすごいの?」にて内部生としてシルエットで紹介されているアイドルのうち、左のシルエットや「学園アイドルマスターGOLDRUSH」でも中等部トップ4の花岡ミヤビを紹介する際、トップ3として後ろ姿の美鈴と手毬のシルエットに挟まれる形で彼女と思しきツインテールの少女のシルエットが映っていたが、シルエットと同じくツインテールである事が判明した。
- 約束を破ることへの嫌悪、花海姉妹への好意や憧れ、SyngUp!結成と同じ時期に「ぐれた」ことでイメチェンしたという情報から、実姉の継に何かしらの形で約束を破られたのではと予想されている。