プロフィール
概要
成子坂製作所所属のアクトレス。百科文嘉と同じく比良坂夜露の先輩にあたる。
褐色・低身長・巨乳のオタク娘。属性盛りすぎだろと思えるが、他のアクトレスたちも相当キャラが濃い面々ばかりなので…。
SPスキル(必殺技)はピジョンを使ったオールレンジ攻撃が主だが、★4専用スキルとなる「インドラダヌス」(インドラの弓、の意)に至ると極太ビームを放つピジョンをぶん投げる規格外の必殺技と化す。出が遅いのと命中精度に難があるが。
アナザー仕様『天機』では与ダメと被ダメの両方が下がり、SPがオールレンジ攻撃「ディーバパリ」になったことで安定感が増している。ただし出の遅さという問題はインドラダヌス同様につきまとうため、使用タイミングを図ることが重要となる。
ファクター仕様『ブレイブ』では得意ギアがランスに変わり、パワーアームやランスを駆使して敵陣に切り込むパワータイプの特性に変わる。SPギアも、巨大な突撃槍を装備してクロスギアをパワーアップする「ランツィーラーSG」や、その場で突撃槍による薙ぎ払い→突きを放つ「コラプススティンガー」に変更することができるようになり、出の遅さに難があったインドラダヌスやディーバパリの弱点をカバーできるが、近接型のSP攻撃であるがゆえに敵を恐れず切り込む腕前を要求される。
専用ギア
- ガネーシャ
象の頭を持つ神様ガネーシャの名を関したシタラ専用のドレスギア。
彼女の体躯を差し引いても非常に巨大な構造体になっており、見た目に違わず低速の重装ギアなので動きは鈍重。
一見すると遠距離主体の支援タイプだが、近接攻撃を大幅に強化するトップスが彼女の2つ目の主武装であり、使用すると近接ギアの代わりに展開したパワーアームで敵を殴り倒す。使用時は移動速度上昇・被ダメージ低減とメリットも多い。
遠近どちらにも対応するハイスペックキャラである。飛び抜けて強い訳ではないが、レンジの広さからアクトレスの揃わない序盤では大いに戦力になる。
パワーアームにはもう一つ、「近接ボタンを連打しているだけで敵が勝手に死ぬ」という、周回(に似た)要素のある本作には見逃せない要素が存在する。
- カルバチョート
カルバチョート(Karva Chauth)とはヒンドゥー教の行事で、女性が夫や将来出会う男性の長寿を祈って日の出前からその日の晩に月が出るまで一滴の水も飲まないという断食行を指す。
コトブキヤのプラキットシリーズ・メガミデバイスの発売に併せ、新しく採用された専用ギア。立体化にあたって新規デザインされたギアであり、逆輸入に近い実装経緯となる。
ギフトークン交換かアイテムコードで入手できる。通常のギアからは独立しており、分岐進化による入手は不可。派生進化によって新たなギアを取得するアクトレスはそれなりにいるものの、ショット・クロスを含めた装備一式が追加になる例はコレが初である。
シタラ自身は派生クロスが与えられており、トークンかコードに限った専用ギアについても今回が初の試みとなっているため、そもそも既存の実装体系からは離れた特殊な仕様となっている。
設定的には専用ギア『ガネーシャ』を改修したもので、「後方から前線への参加・対多戦闘力の向上・過剰なスラスターの調整・過大な継戦能力の削減と機動戦闘力の強化」と様々な課題を達成すべく生み出された。重装ギアの巨大さ故の整備コストを低減させる、といった財政上の問題もあった模様。
設定通りスリムになったが、ギア特性や属性・トップスがパワーアームだったりする点は変わっておらず、小型・軽量化の分だけ性能はマイルドになっている。特にボトムスがバランス型に変更されスキルは移動を伴うため回避しやすくなった。ただし挙動には癖があり一概に強化型とはいえないバランスになっている。
ちなみに、さながらモビルアーマーの如きガネーシャの重装仕様は本人の希望によるものだが、同じく本人は「私の生きる道は量産機のようなところにある」と語っている。属性もギアもお前のような量産機が居るか!
後に追加されたアナザーギア「カルバチョートA(アナザー)」は、トップスのパワーアーム攻撃にフィニッシュ技が追加され、攻撃力が増加している(パワーアームモードの解除と同時に単射程の衝撃波を放ち、敵に大ダメージを与える)。この機能はガネーシャのアナザーバージョンでも実装されている。
- ガネーシャアナザー
- ガネーシャファクター ブレイブ
人物
FPSを中心にゲーム全般が好きなゲーマーで、その他にもアニメ鑑賞、お絵かき、歌、動画配信など多彩な趣味を持っている。
明るく活発な性格の持ち主で、アニメの名言を引用したり、ネットスラングを多用したりと言動がとにかく特徴的で印象に残りやすい。引用する台詞は「狙い撃つぜ」から「認めたくないものだな」、「ウソダドンドコドーン!」まで年代、ジャンルを問わないらしい。これらの趣味は大学生の兄・兼志谷ナビンの影響が大きい。
普段はいつもそんな調子なので同僚である文嘉からは基本的に塩対応で、あまりに自重しないときは怒鳴られることもある。
実用的な特技としてはコンピューターのプログラミングが挙げられ、隊長用の端末のセッティングもシタラが手掛けている。ちなみに兄も大学でプログラミングを専攻している他、父親の職業もシステムエンジニアである。
四谷ゆみに対してはBBA呼ばわりする。彼女よりさらに年上のアクトレスもいるんですよ!
宇佐元杏奈に対して崇拝に近い憧れを抱いており、アクトレスを志す理由になったのも彼女に憧れたためである。
スナイパーを使うのも、ハンマーを用いて近接戦闘ばかりの杏奈といつか共闘した際に支援を行う事を前提としているため。
杏奈がテレビに映ると画面に齧りつき「尊い…」「どちゃくそかわええ…」などと歓喜の声を上げる。実際に彼女に対面した際には興奮のあまり奇声を上げ、周囲の人々はおろか杏奈本人までもをドン引きさせた。そんな一方で、成子坂製作所の伝手を使って杏奈関係のチケットを手に入れることは良しとせず、正規の手段で購入するのが正しいファンの姿であるとしており、自分なりにわきまえてファン活動に勤しんでいる。
隙あらば会話に割り込んでくる積極的な面もあってか交友関係も広く人脈が豊富で、成子坂が人材不足で悩んでいた時には高校の友達やゲーマー仲間をアクトレスとして引っ張ってきた事もある。
特にバージニア・G、二子玉舞とは大の仲良しで、後に三人チーム「トライステラ☆」を結成している。
しかし実のところは繊細で打たれ弱い豆腐メンタル。
はっちゃけオタクキャラもそんな臆病な自分を覆い隠すためであるという面もある。
属性火力に振り切れているが防御面は紙となる「放出特化」に属しているのも彼女の本質を表しているといえる。
曰く「無心で、虚無になって元気なフリをする」のが彼女の処世術。たまにイキりすぎてせくしーが牙を剥く。
このように高性能キャラかつネタに事欠かない言動もあってか本作の人気キャラの一人であり、イラスト投稿数も多い。
立体化
2018年冬ワンダーフェスティバルでは吾妻楓に続く第二弾としてメガミデバイス化が発表された。2019年5月16日から予約開始し、19年10月28日に発売。
ゲーム中そのままのギアでは(主に価格や関節負荷の観点から見て)大きすぎるため、メガミ用に新たにデザインされた比較的軽量のギア「Ver.カルバチョート」での立体化となる。
付属するアイテムコードを入力することでカルバチョートのギアを4箇所揃って入手できる。
2020年9月には、性能とカラーリングを変化させたアナザーバージョンの『兼志谷シタラ 「天機」Ver.カルバチョート』が発売された。
…が、メガミ3周年祝賀会において「ガネーシャ」仕様のシタラが初公開され、開発中であることが明かされた。恐らくはカルバチョートの売れ行きや立体化要望の多さから勘案して踏み切ったものと思われる。
価格面については税抜23,000円のゴジュラスや29,800円のゴジュラス・ジ・オーガといった超大型商品を発売した過去があり、期待する層が多かったのも事実である。実際にファンの反応は驚愕半分納得半分といったものであった。
19年末時点で開発未完、発売時期・予定価格が共に未定と発売は遠くなるであろうことが示唆されている…と思われていたが、2020年9月に、2021年3月の発売が決定したとの発表がなされ、その後予定通り発売された。
しかも価格は税抜14,800円と、これまでのコトブキヤの超大型商品と比較して安価に抑えられている他、シタラの素体も肩甲骨と足首に手が加えられたアップデート版となっている。
既に「Ver.カルバチョート」を持っているユーザー向けに、ガネーシャギアだけのキットも発売が決定している。こちらは税抜10,800円となり、カルバチョートの素体に対応する新規の表情パーツと肩関節・足首のアップデートパーツが付属している。なお、付属スタンドは、従来のものでは完全に強度不足で無理に使用した場合姿勢保持が困難なほか荷重に耐えられず最悪破断する危険もあったため一部にねじ止めを併用した新開発の専用大型スタンドが用意され同梱された。
さらに、2021年12月のメガミ5周年記念配信では、アナザーバージョン「天機」版ガネーシャの発売が決定したことが発表され、その後発売に至った。こちらはギア単体での発売は見送られるが、アナザー版のSP武器「ディーバパリ」が付属する。
デスクトップアーミーでも2019年12月25日に発売。こちらは元デザインをデスクトップアーミーに登場する少女型携帯端末D-Phoneの基本形に合わせてデフォルメした形となる。
こちらにもアイテムコードが付属し、通常版のガネーシャに加え、シルフィーIIデザインの新規衣装とアクセサリーを入手できる。
DTA世界側にも成子坂製作所が存在し、そこに所属するシタラがカスタマイズしたD-Phoneという設定。他のアリスギア勢も同様な経緯でモデルとなったアクトレス自身の手で生み出されている。
プロジェクト東京ドールズにて
コードネーム | シタラ |
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CV | 内田真礼 |
本名 | 兼志谷シタラ |
誕生日 | 10月18日 |
身長 | 148cm |
血液型 | O型 |
趣味 | ゲーム(FPS、RPG、音ゲー)、アニメ鑑賞、プラモデル(ブンドド) |
特技 | 射撃技術 |
すきなもの | 杏奈ちゃん(宇佐元杏奈)、ほうれん草多めのラザニア、ベーグル、アイス |
2020年11月の相互コラボイベントに伴いコラボプレイアブルキャラクター第2段として実装。
属性はポップ、使用武器はガン。メインスキルを発動するとBGMがSilver Skyになり、ギアをまといインドラダヌスで敵を攻撃する。敵の動かないターン制バトルなので外す心配もない。
テアトルスキル、クラススキル、そしてコラボ武器のアンクーシャMk.3(および夜露 の銃であるイズモR)のすべてが自動回復状態での戦闘に特化したものとなっている。コラボで入手・限界突破が容易だったこともあり自動回復と攻撃バフを付与してインドラダヌスを投げさせまくる周回プレイをしてたマスターや隊長も多かった模様。本人も「イベント周回するぜぃっ!」とノリノリ。
余談
兼志谷と言う名前はヒンドゥー教の神「ガネーシャ」をもじったものと思われる。
また、シタラはサンスクリット語で「星」を意味する言葉であり、
- 星を意味する言葉を名前に持つシタラ
- 星をトレードマークとするペンタゴンシャード出身であり星条旗が国旗のジニー
- バレエを嗜むことから、最高位のエトワール(星)を連想させた舞
この三人の共通点に着目してシタラがトライステラ☆というチーム名を名付けたことがジニーの口から語られている。
ちなみに軟式アカウントにより彼女が色黒で碧眼なのは「西葛西のインド人が数百年の内に東京シャードに帰化した末裔であるため」であることが判明した。
つまり、インド系日本人ということになる。何かとインドをモチーフにするのは家柄なのだろう。
関連イラスト
関連タグ
バージニア・グリンベレー 二子玉舞…「トライステラ☆」のチームメイト。
宇佐元杏奈…憧れ。アンナチャン……
SOLラプター…イベントで組んだ。但し隊長が操作したのは金潟すぐみが組んだ商品サンプルのほう。
日向リン…インドア派オタクのシタラと野生児で水と油のようだが、デスクトップアーミーコラボイベントで共演した。
古賀沼美埜里…中の人が同じだけではなく巨乳、オタク趣味を持つという共通点がある。
ヤマダ(プロジェクト東京ドールズ)…コラボ4コマで共演。ある意味でも似たもの同士……なのだろうか。
ユキ(プロジェクト東京ドールズ)…中の人繋がり。東京ドールズコラボで邂逅することに。
ガネーシャ(Fate)…一切関係のない作品のキャラクターであるが、豊満でオタクで豆腐メンタルなガネーシャという凄まじいまでのキャラ被りを見せた。
アイーシャ・クリシュナム…過去作品におけるインド系褐色肌のメカ少女、こちらはスレンダーな体形