プロフィール
キャッチフレーズ | リピートウィズダム |
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所属 | 成子坂製作所 |
誕生日 | 8月8日 |
年齢 | 非公開 |
身長 | 148cm |
血液型 | B型 |
趣味 | シャード観光。東京は以前よりいろいろと変わっているから見ていて楽しいね。 |
将来の目標 | 思いつかないね。 |
アクトレスを志した理由 | 忘れた。 |
CV | 井澤詩織(日向リンとの兼任) |
キャラクターデザイン | 島田フミカネ |
メカニックデザイン | 島田フミカネ |
概要
成子坂製作所創業メンバーの中でも足取りが掴めない所長の天満小梅・設計士の宇時家冬馬の捜索に向かった隊長が連れ帰った少女。当の所長の意向によって成子坂登録アクトレスとしてデビューした。
成子坂創業期のアクトレスである東雲チヱの遠縁であり、二代目を襲名するという形で本人も東雲チヱを名乗っている。初代を演じるような言動を見せ、本人も初代と同一人物としての扱いを希望している。口調は老人・ベテランアクトレスにも気後れせず・東京は久しぶりと発言する・ついでに決めるポーズもやたらと古臭いなど筋金入りの演技は、当時を知る磐田宗一郎も「生き写し」と評している。
プロモーションの一環か年齢は伏せられているが扱いは小学生相当で、年齢は恐らく12歳前後(免許が取れるかどうかの年齢)。傍から見れば生意気な子供だが、アクトレスとしての腕前も相応に高い。
初代がチームを組んでいた御蔵座咲々の曾孫である御蔵座梓希からは、創業期の再来だとして同じくチームを組むように猛攻を受けているが辞退している。
…というのが対外的な申告で、その正体は地球での中東地域にあたるアルフライラシャードで起こる紛争の裏側で暗躍する一族の一員。アル・ヒクマと呼ばれるその一族は記憶を共有すると噂されており、実際に姿を見せる子供から老人までが同じ記憶を有している。
創業メンバー捜索の際に足取りの途絶えた地であるアルフライラで情報を求めてアル・ヒクマと接触しようとし、実際に現れたのが幼いアル・ヒクマである彼女だった。
状況提供の見返りとしてAEGiSの超法規的措置による情報操作を要求し、「成子坂製作所の登録アクトレス東雲チヱ」としての身分証明交付という形で叶えさせると東京シャードへと越境した。
彼女の言動をまとめれば中東へ渡った初代東雲チヱが何らの要因で記憶の共有を起こすようになり、その記憶を有した内の一人が二代目を名乗る彼女ということになる。
要求を実現したAEGiS東京情報本部の事務官は、記憶の共有と称する特性が恐らくは違法な手段によるものであることを推察しつつ、齎される情報の重要性から便宜供与を許可している。
そんな訳で本人の記憶を持っているのだから本人っぽい振る舞いなのも当然である。そのためか創業期と同じような活動を繰り返すのではなく、新しく進もうとする志向が強い。
かつての再現には興味がないため梓希の要望は退けているが、当時のスーツを着用するようにと熱望した梓希がぐずった際には、泣いて我を通す女は嫌いだと釘を刺しつつも自らが折れる形で将来的な着用を約束した。
彼女の専用ギアは自身が海外から取り寄せたため設定上財政に優しく金庫番もニッコリ…で済めばいい話だったのが、紛争地域で活動するアクトレスだけあって装備の趣向は傭兵そのものであり、メーカー製のワンオフではなく入手が容易な流通品の独自カスタム。規制ギリギリまで強化・軍用オプション搭載・製造番号削り落としと大変にキナ臭い逸品に仕上がっている。
初代東雲チヱ
初代東雲チヱは御蔵座咲々と共に「神雲(しんうん)」としてチームを組み、トップアクトレスとして名を馳せていた伝説のアクトレス。
デビュー時に、咲々は大和撫子、チヱは花魁調のキャラ付けをされた。
チヱが22歳の時に御蔵座咲々が結婚し、近い将来チームの解散が決定。
これが影響したのかエミッションの減衰が始まった。
その後、成子坂製作所へ移籍し、特別に調整されたギアで減衰期でありながら、全盛期以上の成績を残していた。
出産後に咲々もアクトレスに復帰、これに現在所長の天満小梅を加えてチーム「飛梅」を結成し一時的に活躍した。
しかし、家業と子育てに咲々が専念する為に再び解散。
エミッションの減衰が限界に近くなると、引退の勧めや教官のオファー等は来ていた物の突如失踪。
その後の足取りは不明となっていた。
家族仲は良く無く、小学生のチヱをアクトレスに仕立て上げ、その上前をはねていたとの事で嫌悪していた。反面、アクトレス業は楽しかったようで自分が自由になれる物として何より拘り、誇りを持っていた。
その為か、「〇〇の生まれ変わり」と言うような安っぽい「インチキアクトレス」は毛嫌いしていた。
御蔵座咲々の事は「かけがえのない相棒」と呼んでおり、周囲もそう思っていたが……。
性能
得意ショットギア | バズーカ |
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得意クロスギア | ハンマー |
属性 | 焼夷 |
近接戦闘特化型のアクトレス。
その高火力をふんだんに生かした大型のボスキラーとして活躍出来る。
半面、ショットギアの連射性能等では劣る為、小型の敵集団に対しては不向き。
HPは多い物の防御力は低い為、全体的に見ればもろい。
ただし、ボトムスのスキルを使用する事で高機動戦闘が可能であり、
敵の懐に入り大火力を叩き込むのは比較的容易。
また、レベル80で獲得出来るパッシブスキル「アル=ヒクマ」は、10秒後にSPゲージを100%にする効果を持つので、開始してしばらくすれば速攻でSPスキルを叩き込む事が可能となる。
専用バズーカはチャージショットが強力ではあるが、硬直があるので使う場所は考えていきたい。
使い処としては、爆風の範囲で複数の敵をまとめて始末する時や、近接攻撃に移行する前の牽制や、迎撃などに使用していこう。スタン値もあるので、敵をスタンさせる補助にもなる。
一応、チャージショットの最終弾は少しだけ射程が長い。
派生バズーカは挙動が変わり、チャージショットにチャージレベルがついた。
最大5発の手投げ弾を投げる様になり、強力ではあるが癖のある性能。
下スワイプでキャンセルになってしまうので注意が必要。
専用ハンマーは振りの速いモーションが特徴。
両手剣の様な感じで非常に扱い易い。
下フリックからの派生で高速移動からの攻撃になり、タイミングアクションとなるが、コンボを決める事が可能。最後は散弾砲を放って締めとなる。下フリックからの派生はコツが必要だが、マスターすれば強力な火力源となるのでマスターしておきたい。
トップススキル:誘導飛翔体【永劫】
大量のマルチロックミサイルを放つスキル。
小型から中型の集団を片付けるのに役立つほか、大型に近づく際の牽制としても役に立つ。
全弾入ればダメージもバカにならない他、スタン値も入るのでハンマー攻撃と合わせて敵のスタンを狙っていこう。
ボトムススキル:機闘走法【叢原火】
自身の周りにピジョンを展開した上で、移動速度とハンマー操作時のステップの性能を上げる。
接敵するだけでもダメージがあり、雑魚敵ならこれを使用して走るだけで殲滅可能。
(接敵でピジョンは消滅しない)
スキル終了時には敵めがけてピジョンが飛んでいき、突撃する。
東雲チヱの近接戦闘での要となるスキル。
SPスキル:東雲式乱戦斧・丙
敵に巨大な斧で斬撃を叩き込む近接型SPスキル。
大型の敵に大ダメージを叩き込む事に特化しており、全部の攻撃が入った際のダメージは圧巻。
反面、小型の敵に使うには欠点が多いので注意。
(SP終了後に囲まれる可能性が高く、集団の殲滅には不向き。)
東雲チヱ/流転
東雲チヱのアナザータイプで特質放出型になり、主に射撃威力と属性値がアップした一方防御力は低下している。バズーカの射程やSPスキルを考えると近~中距離向きとなっている。
豊富な武装を使い分ける熟練の判断が必要とされるスタイル。
SPスキル:東雲式複合重火砲・丁
トップススキルとボトムススキルを置き換えるSPスキルで、複数の異なる武装を一体化させた重火砲を呼び出すスキル。フィニッシュはプラスチック爆弾の様な物を投げつけ敵を爆破する。フィニッシュは至近距離だと当たらない為、適切な距離を保ち行う必要がある。
トップススキル:副兵装・飛翔体乱撃
SPスキル使用中のトップススキル。
高速のマルチロックミサイルを放つ攻撃。
ただ、高速化した分相手も高速で動いた場合、当たらないことがあるので使う場所は良く考えたい。
アクトレスの上限解放により使用回数が3回まで増加する
ボトムススキル:副兵装・煙幕撹乱
SPスキル使用中のボトムススキル。
煙幕での攪乱を行い旋回しながらミサイルを射撃する攻撃。
上フリックで強襲攻撃に移行し、格闘戦の後にバズーカを射ちながら後退する。
アクトレスの上限解放により使用回数が3回まで増加する。
ギアデザイン
デザインモチーフはハイエナで、その中でも特に中東にも生息しているシマハイエナ。ただしシマハイエナの耳は尖っており、ヘッドギアの丸い耳に合致するのは中東には居ないブチハイエナである。ハイエナ全般から落とし込んだデザインということだろう。
ちなみに専用スーツでは大変にローライズなスパッツを履いているが、元のデザインでは更に攻めた丈であり、某社の審査を通らないということで布面積を増やし現在のデザインに落ち着いた。おのれ林檎!
更にアナザータイプでは露出ゼロのスーツとなった。
おのれアッポー!
ちなみに、ノーマルのスーツはドンパチ出来る時に。
アナザーのスーツは人に言い辛い任務の時に使っていた物との事。
余談
上述通り、年齢は非公開。2023年10月31日から始まったハロウィン記念無料スカウトでは、何故かこどものカテゴリーに入っている。年齢非公開なので已む得ない処置……なのかもしれないが、おとなの方に宮南ひかりがいるため、困惑をするユーザーは多いに違いない(が、彼女は紛れもない18歳(=成人)の大学生である。あの見た目と声と言動でもれっきとした18歳、合法ロリなのである)。
関連イラスト
関連タグ
御蔵座梓希 かつてチームを組んでいた御蔵座咲々の曾孫
正体
…以上が裏事情を知る者への更なるカバーストーリー。
その正体は記憶を共有した血族でもなんでもなく、初代の東雲チヱ本人である。実年齢68歳、当然ながら現役アクトレスとしてはぶっちぎりの史上最高齢になっている。つまり戸籍上は違法ロリだが実年齢的には合法ババアとなる。
このため、事実を知る隊長たちからはお婆ちゃんと言う意味を込めて「ばっちゃ」と言う愛称で呼ばれたりする。
というかエミッション適性って遅くとも40歳までには喪失するはずでは?と思った皆々様にはもう少しこの話にお付き合いいただきたい。
事の起こりは本編から40年ほど前(当時28歳?)、アクトレスとしての何もかもが愉しく手放し難かった彼女はアクトレスして活動できる寿命であるエミッション減衰から逃げ続け、宇時家冬馬の勧めで最終的にアリスギアの違法研究を行う集団へと接触。
インディアナシャードで医学的処置を行い、次にバーゼルシャードでエミッションを増幅するという触れ込みの違法研究薬物を投与する人体実験に志願し、唯一彼女だけが成功を収めた。
そしてエミッションは減衰を止めるどころか全盛期を超える数値までも計測するまでに至る。
しかし復帰の喜びは一瞬のことだった。測定限界を超えるまでに増大し過ぎたエミッションはついに時空に干渉し、肉体にまで影響を及ぼし始めた。そして肉体は急激な老化現象を起こし、当時30代であった彼女は僅か数ヶ月で寝たきりの老人に成り果ててしまう。
そうして死の寸前にまで老化が進むと今度は急速に若返りを初め、それからというものの不定期に老化と若返りを何度も繰り返す異常特異体質となってしまった。
その後研究所からの脱走などの紆余曲折を経て最後に居着いたのがアルフライラであり、記憶を共有する一族というのは会う度に年齢を変える事態を誤魔化しつつ利用する方便であった。
この時遭遇した違法組織の正体は不明だが、内容からしておそらく「SIN」というカルト組織と思われる。
また、アルフライラシャードへ到着後、現地で名前を答えた際に粗雑な翻訳機で翻訳された結果、『チヱ=知恵』と翻訳されてしまい、これ以降現地では「アル・ヒクマ(神智)」と名乗っていた。
上記のベニクラゲを思わせる異常特異体質の為、アクトレスとして働けない期間の事を考え、傭兵として時には非合法な活動すら行い、資金を稼いできた。
御蔵座梓希からスーツに華が無いと指摘された時も、「視認しにくい」事を理由としている。
(ヴァイスは視覚で敵を認識しておらず、ステルスならギアのスキルで行うのが普通)
この為、何を相手に戦っていたのかをはっきり言わないが、窺い知れる物がある。
御蔵座梓希とのチーム結成に難色を示し、「その資格がない」と言う理由の一端であると推測出来る。
また、そもそも御蔵座咲々とも仲が良い訳でも無く、「柔らかな物言いの癖に、絶対に自分の意見を曲げない頑固者」で気に食わなかったと言う意外な心境を語っていた。何もかもが正反対で、良く喧嘩もしていたとの事。(ただし、梓希の事を気遣ってか、彼女の前では型通りの褒め方をした。)
反面、自分についてこれるアクトレスは咲々だけと言う絶対の信頼は置いていた。
(これは咲々も同様で、チヱの事を自由奔放で家族からの期待と言う重圧が無いのを羨んでいた。)
また、非合法の戦闘にてサンティの父親であるスカンダ・ラナと知り合い、時には敵、時には味方として戦場を共にしていたことがある。
東京へと帰還したのは天満小梅の願いを叶えるためで、アクトレス人生に終わりが近いためでもある。自身の肉体の限界を感じ取っている彼女は、次に老化を起こせば今度こそ耐え切れずに死を迎えるであろうことを予感している。老化の周期的には恐らく余命は長くても数年程度。残り僅かな命を小梅を助けるために使うことを決め、小梅が成子坂を託した隊長へは自らの寿命を託した。
この体質は現時点で治療法は無く、最後であると感じているのは、老化現象を繰り返すごとに自身の魂がどこかに流出していると感じているためである。
創業期の再現に前向きでないのは、最期の時を少しでも前に進むことに費やしたいからであり、梓希とのチームを組むことを拒否したのは、これからアクトレスの道を歩んで行く彼女と共に進むことは出来ないからであろう。
アリスギアはアクトレスの誕生日には当日限定ボイスがあり専用装備が貰えるミッションも配信されるが、ここまで誕生を祝いにくいのは彼女が初めてであろう。成長の喜びでも長寿の祝いでもない、落ち行く砂のカウントダウンに他ならないのである。おばあちゃん長生きしてください…(できるのかどうかは別として)
そもそも彼女は人間なのか?
こんな話を聞かされてしまった皆々様の頭に、必ず一度は浮かぶであろう疑問である。
アリスギアの当該項目でも触れたが、まず「エミッション適性」という意味不明なものが発現している時点で、もう普通の人間ではない。が、これはあくまでもコラボ先世界や他の世界との比較であり、アリスギア世界に限れば、アクトレスもごく普通の人間である。
このアリスギア世界においてなお、東雲チヱは常軌を逸した存在であり、急激に老化と若返りを繰り返すその様は、もはやエミッション適性どころの話ではない。
上述の通りなら、東雲チヱはただの人間ではなく、改造人間、もしかしたら怪人にも等しい存在かもしれない。現実には確かにハダカデバネズミという人知を超える亢老化能力を持つ特異な哺乳類がいるが、アリスギア世界では太陽系脱出時に絶滅している可能性が高く、アクトレスたちがハダカデバネズミの存在を知っているのかどうかは不明である。
一方、「エミッション適性」について詳しくわかっていないことも確かであり、改造されたのかどうかは不明だが、他にも人間とは考えにくい特異能力持ちが数人いる。
これらのアクトレスたちは本当に人間なのか?何か別の存在になりつつあるのか?その全てはアウトランドやSINによって隠蔽されており、詳細は謎のままである。
関連タグ
バージニア・グリンベレー:元教え子
サンティ・ラナ:傭兵仲間。サンティの父とは顔見知り
天満小梅:かつての恩人で、彼女が最後に会ったのがチヱ。アルフライラに宇治家を追って来て以来消息不明
宇治家冬馬:チヱと凪をSiNに近づかせた人物。アルフライラに逃亡し行方不明
籠目深沙希、九品田凪:同じく人間ではなくなってしまったアクトレス仲間。いずれも人間とは考えられない能力を有している。ちなみに深沙希の養父も人間と考えるには少し不自然な特徴があるが、相対性理論に基づけばまだあり得る段階ではある。詳しくは当該項目で。
比良坂夜露、村尾未羅、御茶ノ水美里江、高幡のどか:同じくエミッション関連の暗部が見え隠れするアクトレスたち。彼女たちも人間でなくなりつつあるのかもしれない。
※社会人です:年齢を踏まえると、正にこれが当てはまる。
女天狗(DOA) コラボ枠だが、彼女の年齢をはるかに上回る人物。適正とは…(といっても彼女はそもそも人間ではない)
初音ミク コラボ枠だが、彼女の年齢をはるかに上回る人物(?)。400年歌姫をやっており、アウトランドから境界福祉法適用外のヴァイスと戦える体を与えられている。
C.C. コラボ枠だが、年齢が不明と言う意味で類似ケース(?)になるのだろうか。