プロフィール
キャッチフレーズ | 成子坂の新人アクトレス(ボランティア愚連隊) |
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所属 | 成子坂製作所 |
誕生日 | 4月9日 |
身長 | 156cm |
血液型 | AB型 |
出身校 | 芦原高等学校 |
CV | 沼倉愛美(山野薫子と兼役) |
キャラクターデザイン | 島田フミカネ |
メカニックデザイン | 柳瀬敬之 |
概要
成子坂製作所所属の新人アクトレス。
彼女が成子坂に就職するところから本編のストーリーは始まる。
事実上の主人公のような立ち位置となる。
困っている人を見ると見過ごせないらしく、一人で通学中の小学生、迷子のおばあちゃん、捨て猫等々、トラブルを見つけては解決するべく首を突っ込む癖があり、アクトレスの免許を取得したのもこうした人助けを行いたい気持ちが故である。
しかし、ゴミ拾いをしたはいいがその後の処分を考えてなかったり、交通事故の際に対ヴァイス用の兵器であるアリスギアを持ちだそうとまでするなど時にやる気が空回りしがち。これらの行動の結果「ボランティア愚連隊」という珍妙なあだ名がついた。
彼女の通う芦原高校はあまり評判が良くないらしく、文嘉の認識では「ガラの悪い、底辺高校」とのこと。
なお、彼女自身の授業態度はよろしいものの、前述の人助けに夢中になり過ぎて遅刻、早退、授業放棄が多い模様。
東京シャードにて5000人と言う規模を誇る暴走族
「夜魔無道(やまぶどう)」の四代目総長でもある。
これは夜露が夜魔無道の集会に単身乗り込み、人助けの思いをありったけぶつけた結果
その思いに感銘を受けた夜魔無道の構成員は全員更生してしまった。
結果、絶大な支持を得て「四代目夜魔無道総長」として慕われている。
なお現在「夜魔無道」は大規模福祉団体「やまぶどう」として生まれ変わっている。
構成員たちからの尊敬は今なお高く、コミマイベントでは「夜露さんのグッズ無いかな」と
グッズを探したり、
イベントで話題に出たり彼女のヤンキー属性を補強している。
また、イベント「池袋ブラッディロード」では所十三氏デザインのキャラと共演したりもしている。
文嘉、シタラは成子坂での先輩。シタラの出まかせを信じ込んでしまい文嘉に呆れられたり、三人で一緒に買い物やカラオケに行ったりなど仲良くやっている模様。
叢雲工業の楓はライバルであり憧れの存在でもあるが、後に同じ成子坂の一員となってからは同時に仲間でありたいと思うようになる。
綾香、愛花には先輩としてカッコよく決めたいと思っているが、自身もまだ入社して間もないため特に綾香からは舐められている。
独特なのがファッション面で、何故か特攻服などの不良、ヤンキー服装をカッコいいと思っている。
後に専用スーツ(最高レアとなる☆4の服装)を用意してもらった際にも特攻服をモチーフにするほど思い入れが強い(なおデザイン面に関して周囲からの評価は散々であった)。ついでに「夜露死苦」の4文字を刺繍してもらおうとしたが、磐田整備長から「夜露が死んで苦しむ」とも読めるので縁起が悪いとして却下された。
上記の憧れが少々独特ではあるものの、基本的にマジメでやる気があるいい子のため、シタラを代表とする個性もアクも強い他のアクトレスに比べると文嘉の胃にやさしい部類ではある。
ちなみにピンク髪は地毛。
ただし、軟式によると「デフォルメが入っているだけで本当は金髪」らしく、ブロンドのようなややくすんだ艶が現れている。
肌の色素が薄く、そのおかげで内出血があるとすぐ目立ってしまうようだ。
目の虹彩も薄くそのためか視力もやや悪いようで、その事を知るある知人にプレゼントされた「ライトカットメガネ」を着用することもある。
というよりも、「本当は金髪」という発言を踏まえるとどうもアルビノであるらしい。
ゲーム中での性能
キャラクターとしての性能は電撃属性でライフルを得意とする放出特化、つまり属性攻撃力が高い代わりに防御力の低い特攻型。
専用ギアに機動面・防御面をカバーするスキルが揃っており、全体的なバランスは良好。何をさせても水準並みかそれ以上の働きが期待できる。
挙動も、ダブル主人公の片割れで装備構成も同じである吾妻楓がほぼ専用の操作系統を持っているのとは対照的に極めてプレーンであり、汎用装備と同じ感覚で使っていける。それが物足りない熟練隊長には、派生装備進化や追加装備も用意されており至れり尽くせり。
SPスキルは☆3までは極大レーザーを発射する「バスターキャノンE」。☆4のノーマルは二刀流の剣「クナド」を使った格闘技「ヨモツオオカミ」。アナザー版「勇躍」(衣装やステータス配分、スキルを変更した限定バージョン)のSPスキル「ヨモツヘグイ」は多数のピジョン(他作品でいうファンネルのようなもの)を召喚して行うオールレンジ攻撃。
アナザーキャラクターに次ぐ第三の派生型「コネクト」になると、戦闘スーツが「たすきを掛けた学ラン風」になり、頭のアクセサリーも赤い鉢巻型のアンテナとなる。全体を一見するとバンカラ風の応援団員のような格好であり、夜露の趣味全開といった趣となる。属性は「ソードエキスパート」となり、両手剣を装備していると近接攻撃力が30%上昇する。これまでよりも接近戦に割り振ったキャラクター特性となるが、コネクト実装と同時に実装されたスキル探索マップ「エニグマ」をクリアしていくことで、他の属性に切り替えることも可能になる。
この形態での初期SPスキルは、巨大な両刃剣で敵をぶった斬る「ツヴァイヘンデルHV」となるが、他の形態を所持していれば、ヨモツオオカミやヨモツヘグイに変更することも可能。
謎
ゲーム開始直後に夜露と楓による謎の会話があるのだが、この際に楓は夜露に対し「混沌の果実を選んだ」など、意味深な発言をしている。
これが何を意味するのか、そもそもこの場面での会話がいつ、どこで、どのような経緯を経て行われたものなのかは現時点では一切不明。
またこの会話の直後に東京シャード壊滅を伝える通信が交わされる中で夜露が孤軍奮闘するチュートリアルステージが挿入されるのだが、内容が不穏極まりないことは言うまでもなく、直前に行われる楓との会話とも、その後に始まるメインシナリオ本編とも内容が断絶しており、装備しているギアも本編で登場するものとは性能が異なるチュートリアル専用仕様であるなど、チュートリアルも謎に満ちたものとなっていいる。
ただ、ストーリー本編序盤から夜露が出撃すると妙に高い確率で大型ヴァイスと遭遇することが描写されており、そこはかとなく不穏な空気を匂わせている。
…もっとも、成子坂の面々は経営が火の車なこともあり特別ボーナスが手に入ってラッキー程度にしか認識していないのだが。
専用ギアに至っては「技術の出所が懸念」「調整不可のブラックボックスが多い」という一文が添えられておりかなり厄いシロモノである。
余談
名前の由来だが、夜露は前述のヤンキー服装へのこだわりやキャッチフレーズのボランティア愚連隊と併せて考えると、恐らく「夜露死苦」から来ているものと思われる。偶然なのか誕生日の4月9日も「死苦」に掛かっていたりする。
その一方で、苗字「比良坂」の元ネタは日本神話におけるあの世とこの世の境目「黄泉比良坂」とみられる。
他にもギアのスキル名や果てには水着に至るまで日本神話に纏わるネーミングがされており、SPスキルには黄泉の神様の名前である「ヨモツオオカミ」や、黄泉の国の物を食することを意味する言葉「ヨモツヘグイ」(これを行うとこの世に戻ってこられなくなるとされている)の名前を借りていることもあり、若干穏やかではないものがある。
立体化
完成品アクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化。
同シリーズでのアリスギア立体化第一弾となるが、立体化「そのもの」では吾妻楓(メガミデバイス)に先を越されている。
関連イラスト
関連タグ
アリス・ギア・アイギス
兼志谷シタラ、百科文嘉…成子坂の先輩アクトレス
ジェナス・ディラ:彼も劇中後半においてブラックボックスの多いゼアムジャケットを使用している。