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プロフィール編集

キャッチフレーズ「恥じらい妄想系バレリーナ」
所属成子坂製作所
誕生日12月12日
年齢16歳
身長169㎝
血液型AB型
職業高校生
出身校桃蔭学園総合高校
CV日岡なつみ
キャラクターデザインピラミッド
メカニックデザインピラミッド
メカデザイン監修海老川兼武

概要編集

桃蔭学園総合高校に通う兼志谷シタラの友人。舞踏家の両親の元で幼少期からバレエを習い高い身体能力と基礎から積み上げた高度な技量をもつ。しかしあがり症で引っ込み思案なため、舞台上で実力を発揮する事が出来ずにいる。


あがり症だが自身が身につけた技術への承認欲求も少なからず持っており、紙袋を被って素顔を隠して踊るという奇抜なスタイルで「踊ってみた」系の動画を多数配信しており、そのレベルは一流のプロに対抗意識を持たせるほどである。

また、成子坂にアクトレスとして所属した当初は他人と接するのも苦手だったため、友人であるシタラと後に所属したジニーの三人でチームを結成することとなった(後に「トライステラ☆」と命名)。


注目を浴びるのが苦手だが、シタラに引けを取らないレベルの趣味人かつ妄想癖の持ち主で、しかも主な趣味が薄い本(それも当人が無難にまとめたつもりの本のチョイスをシタラにチェックしてもらった結果、「(一般人には)むりーっ!」とダメだしされるレベル)という相当深みにハマった人間である。一度自分の世界に入ったら「私にはBLとGLの神がついている」「アマルテア女学院の壁のシミになりたい」「文×シタ推していこ?」といった言葉がまろび出る。

コミケ開催時期に配信されるイベントシナリオ(作中では同イベントの事は「コミマ」と呼ばれている)では大抵主役格として扱われているのだが、その度に「自分含めた同僚をネタにした百合妄想を垂れ流すといった暴挙に出る」「おっぱい星人疑惑を持たれそうな証言が出る」など、色々と酷い有様を見せている。


その一方で、「病気の娘のために薄い本を買いに来た」という冗談にしか聞こえない事情を抱えた見ず知らずの石油王のために、薄い本の購入を手伝うといった思いやりも描写された。

なお、この時の出来事が縁で石油王や、後に全快した娘ファティマとの縁が生まれている。


なおバレエ以外もそこそこ器用なようで、トライステラ☆のほか二人が料理企画で大口をたたいてからやらかしたのに対し、舞はしれっとリンに正月の催しに協力してくれたお礼としてえび天蕎麦(みそ味)を振る舞っていた。

(ただしシタラとジニーは時間制限がある状況で張り切ってしまったが故の話であり、一応普段の自炊はできるとのフォローは入っている)

冬コミのイベントでは自身の妄想の中での話の為実際のところは不明だが、特にアピールはしていないが料理は小結たち程ではないにせよ、そこそこ出来ると自負があるらしい。

また、シタラの家に遊びに行く度に散らかっているキッチンを整理整頓しているため、日常的に二人に料理を振る舞っている可能性もある。

もう一つの技能としては裁縫が挙げられ、イベントでよく登場するシタラのぬいぐるみはシタラの提案で彼女が作ったもの。(あうーんあうーん鳴いているのはシタラが機械を組み込んだため)

リンと来弥のぬいぐるみについてはよく似た意匠ではあるものの、作者について特に言及はなく、彼女らの共通の友人に裁縫を特技としている怜がいるため、舞が作ったものかは定かではない。

なぜ裁縫ができるのかについては後述。

明かされない闇編集

…とまあ以上のように通常なら重い過去やトラウマにスポットが当たる事もあるキャラ&絆エピソードですら上記のあり様なので、

(ネタ的な意味で)成子坂一のやべー奴という印象で終わる隊長も多いであろう彼女であるが、実はまだそれだけで片づけられない要素の隠された少女でもある。


そもそも、なぜ舞がこのような趣味に目覚めたのかと言うと「幼少期に、あることがきっかけで人の視線に恐怖を抱くようになり、あまり外出できない時期があった」から。

しばらく内容は不明だったが、ファティマの絆エピソードで断片的に明かされた。元々舞は現在の彼女からは想像もできない活発で勝気な少女で、両親の職業や才覚もあり、幼少期はバレエにおいて将来を嘱望されていた。そんな彼女が同年代の少女達の嫉妬と憎悪を買わない筈がなく、舞は徹底的にいじめられた(内容は不明だが、後述の彼女の独白などを考えると、存在を全否定されるような酷いいじめを受けたのだろう)。そのせいで勝気な性格はなりをひそめ、今のような内向的な性格に変貌し、すっかり自分に自信がなくなってしまった。

当時よりは回復したとはいえ、そのトラウマは現在でも尾を引いており、それを窺わせる描写として、上記の回答の後のゲーム内イベント「タマちゃん歓喜の詩 冬の陣」ではその名の通り好き放題に掛け算をして幸せな妄想をするかと思いきや、自分を題材にした時に限って想いが届かないバッドエンドにしたり、舞視点のパートでは「まるで自分が生きていていいと赦されたような気になる」「グズでノロマな自分」といったネガティブな心理描写が存在するなど、強い自己否定の意識が存在している事が明らかとなったのだ。

このような描写は後のイベントでも存在しており、「かけるかな?」では己をさらす恐怖と「(わたしの絵が)他人の通信回路を侵し、端末の記憶容量を侵し、時間を侵す」といったやはり自己否定の言葉が並んだ。

また「初めてのコス参加がコミマでも許してくれますか?」では自身のコスプレの衣装が「本物の人」の作品だと意識した瞬間に調子を崩し、必死に自分に「わたしなんか見られていない」と言い聞かせるという、過去の出来事を類推させる一幕が描かれた(コスプレ衣装の制作者である金潟すぐみからも「自身を追い込みがちなところがある」と分析されている)。

また過去を示す情報として、正月に裁縫を披露していたが裁縫ができる理由として「昔はバレエの衣装を自分で作っていて、材料を買いに日暮里まで行っていた」と述べているが、同時に昔の話である事を繰り返し強調している。先のすぐみの作品に対する反応も考えると根幹に関わりかねない話の模様。


前述の通り未だ過去の詳細は断片的で完全に明かされていないものの、冗談ではなく薄い本や妄想から生じるリビドーによって生きていたという笑えない状態だった可能性すらある。

願わくば、トライステラ☆やファティマなどの仲間の存在が彼女の救いであってほしいものである。

後にファクターが実装され、ファクター限定のキャラエピソードでは、自身のトラウマを乗り越えて前に進もうとする彼女が描かれた。だが、彼女の内面では、トラウマが「もう一人の自分」となって舞自身を容赦無く全否定する描写があった。

あなたと…編集

上記の通り、BLやGL妄想に浸っている側面ばかりが強調される彼女だが、絆エピにて隊長(とゆみ)の機転によって窮地から救われた経験からか、隊長に対してかなり強い信頼を寄せている様子。

ただしやや妄信気味な楓や怜とは異なり、何かと隊長が(良かれと思って)行ったことが裏目に出た経験があったり、人に頼ることにも罪悪感を覚える性格からか、信頼こそすれど積極的に頼っては来ない。ゆみにネコだと評された通りである。

また好物がケーキ(特にサヴァラン)だと自己申告していたり、行きつけの店を成子坂のみんなと行きたいと独白しているように、舞の誕生日では自分が誕生日を迎えたことそっちのけで隊長の分のケーキがある事を教えてくれる。


という話はさておき、信頼度を20万まで上げる事で手に入る個別の称号があるのだが、ネタバレになるため伏せるが舞の称号はかなりのド直球

その一方で、誕生日イラストでは自身を悲恋の象徴であるジゼルに喩えており、(覆したいというニュアンスを込めているにせよ)彼女が隊長に抱いている感情はまだまだ不明な点が多い。

クリスマスイベントではバレエの演目「くるみ割り人形」モチーフのたとえ話をするのだが、その際にシタラの事を「金平糖の精」に当てはめているものの、隊長をどの役に当てはめたかについては口を濁している(「くるみ割り人形」は、人形に姿を変えたお菓子の国の王子と、人形の持ち主の少女がお菓子の国を襲う敵を撃退した後、夢の中でお菓子の国の女王である金平糖の精が主催する舞踏会に赴き、後日現実世界で王子と結ばれる物語である。つまり、隊長と舞の配役は…)。

また、星1エピソードからして開幕、自分が大人の男性と二人っきりというシチュエーションで妄想しているため、異性愛を好かないというわけではないようだ。


性能編集

通常ギア

二子玉舞 ノーマルギア

アナザーギア

二子玉舞 アナザー





アクトレスとしての彼女は、バレエの動きを活かしたスピード特化型。

通常版とアナザー版では近接攻撃力に長け、専用片手剣「オディール」をメインにした高速戦闘を得意とする。その派生型「~・パ・スル(進化系:~・アッソルータ)」になればその華麗な剣技はさらに磨きを増し、派生攻撃で攻撃と同時に回避と言う芸当までこなせるようになる。

一方アナザー版に続く新たな派生であるファクター版では一転して射撃指向のパラメーターに変化しており、チャージで強力なレールアクション攻撃を放てる派生ライフル「フィオンサイユ」が主武装となる。また新規SPスキルに全体回復が含まれるため、アナザーギアと併せれば回復要員としての運用も可能にもなっている。

ただし、いずれのタイプにしてもあまりの速さに振り回されがちになるため操作難易度は高めの上級者向けキャラとなっており、使いこなすにはかなりの修練が必要。

そんな彼女を使いこなす猛者は、吾妻楓を極めし者である「アガツマスター」に準えて「ニコタマスター」と呼ばれ、高難易度作戦すら舞単騎で、しかも無傷で突破すると言う。


SPスキルは白鳥の翼のような大剣による高速乱舞「ローエングリン」、

アナザー版は脚部にブレードユニットを装着し、一定時間舞踏の如き怒涛の超高速近接攻撃を可能とし、特定動作で凄まじいフィニッシュムーブを叩き込む「ディヴェルティスマン」。

ファクター版では全体の回復とシングルロックの弾幕射撃を同時に行うピジョンを召喚する「トリックスターF」、大口径ビームとマルチロックレーザーを撃ちこむ大型キャノン砲を召喚する「アストライアF」の二つを習得できる。


専用ドレスギア「オデット」の説明曰く、スラスターを全方位に配備しそのすべて機動性向上に注ぎ、姿勢制御や慣性の軌道変更は体幹のバネだけで行っているという地味にとんでもない才能の持ち主である。

おそらく舞以外では飛ぶだけでも困難なまさに専用機。その身体能力と成長速度は成子坂のベテラン整備班をうならせるほどである。

後のアナザーギアでもその傾向は引き継がれ…というかさらに先鋭化し、機能カットしていた姿勢制御ユニットをギアとしての認可が下りるぎりぎりまでオミットして軽量化。さらにライフルは反動制御のアクティブスタビライザーを撤去して反動を姿勢制御に利用と、どこまでもピーキーな仕様に仕上がっている。

余談編集

彼女もシタラに負けず劣らず、要所要所に細かいネタを散りばめられている。妄想癖のある彼女らしく、想像を駆り立てるものが多い。


彼女が仲間内で強い言葉を使う時は大抵杉谷拳士のパロディ。舞自体に野球に興味があるような描写は今の所無いが、ジニーがお国柄人並みに野球観戦を好んでいるようなので、その影響だろうか。


星4SPの「ローエングリン」は素性を隠して活動していた事がある騎士で、紙袋をかぶった配信者である彼女にはピッタリの名前。同名オペラでは己の素性を明かして国を去るシーンで終幕となるが、発動時の「全部終わりにするの」という台詞はこれにかけていると思われる。


アナザーSPの「ディヴェルティスマン」は嬉遊曲と訳され、文字通り明るく楽しげで、深刻さや暗い雰囲気は避けた組曲を示す言葉である。専用ギア一式でこのSPを発動している間はクロスギアの「オディール」が消滅し、ショットの「ジークフリート」、ドレスの「オデット」のみとなる。

ここまで意図しているかは不明だが、まさしく『白鳥の湖』にてオデットとジークフリートの愛を阻む存在であるオディールがいない状態は嬉遊曲と言えるだろう。


彼女がネトゲに用いているハンドルネーム「ラブリュス」は、対称形の両刃斧を示す言葉であり、実際彼女もゲーム内では斧を好んで使用する模様。

しかしそれとは別に、現代においてはレズビアンのシンボルという側面も帯びている(ハンドルネームとしても、こちらの意味が由来)。


ちなみに3Dモデルに対し何かと各レアリティ等や公式の媒体やデザインをしたアートDの描いたイラストで胸を盛られがち。あまりにもツッコまれたためかこれに対してアートDは「こういう絵柄なのであって、舞の胸は慎ましやか」とコメントしているが、その一方でキャラエピにてゆみには巨乳と言われている。

実際、背が高くシタラとジニーが側にいるため目立たないだけで、当のゆみよりは胸が大きくコラボキャラなどのバストが明らかになっているアクトレスと比較すると80台後半ほどであり、現実的には充分巨乳と呼べるサイズの持ち主ではある。

関連タグ編集

アリス・ギア・アイギス

兼志谷シタラ バージニア・グリンベレー:「トライステラ☆」のチームメイト。バレエの最高位の一つ「エトワール」がチーム名の由来の一つにもなっている。


ファティマ・ベトロラム:シタラ、バージニアに続く仲間。彼女も(嗜好こそ違えど)舞に勝るとも劣らないガチオタ。なお、得意武器(飛び道具はライフル、近接武器は片手剣)も共通している。



外部リンク編集

タマ:Pixivで開かれたイラストコンテストと連動したイベントにて、舞が描いたイラストを投稿するという設定で使用された公式アカウント。

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