怒り(吉田修一)

いかり

吉田修一の小説。 第40回日本アカデミー賞　最多12部門受賞

概要

2012年から2013年に読売新聞にて連載、中央文論新社にて単行本、上下巻刊行。

著者の吉田修一曰く、執筆のきっかけとなったのはリンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件である。

2016年9月17日、実写映画公開。主演は渡辺謙。

あらすじ

八王子郊外で若い夫婦が自宅で惨殺され、犯人は逃走した。1年後、房総、東京、沖縄に身元不明の3人の男がそれぞれ現れ、訝られながらも次第に周囲に受け入れられ、それなりの人間関係が作られていく。ある日、警察が八王子事件の犯人の整形手術後のモンタージュ写真をテレビ番組で公表したのをきっかけに、それぞれの人間関係に揺らぎが生まれはじめる。

登場人物

千葉編

槙洋平:渡辺謙

槙愛子:宮崎あおい

田代哲也:松山ケンイチ

明日香:池脇千鶴

東京編

藤田優馬:妻夫木聡

大西直人:綾野剛

薫:高畑充希

藤田貴子:原日出子

沖縄編

田中信吾:森山未來

小宮山泉:広瀬すず

知念辰哉:佐久本宝

泉の母:粟田麗

その他

南條邦久:ピエール瀧

北見壮介:三浦貴大

早川:水澤紳吾

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