「え?私はどうでもいいよ。」(初期)
(どうしよう、こんなこと言えないよ…)(二期)
概要
「ちびまる子ちゃん」の登場人物。愛称はたまちゃん。誕生日は6月18日。3年4組の女子児童。眼鏡とおさげがチャームポイント。
一年生のころからまる子の一番の親友で、座席も隣同士。まる子の他にはとし子ちゃんやかよちゃんとも仲が良く、3人や4人で行動することも多い。
まる子とは対照的に責任感の強いしっかり者で、優しく面倒見の良い性格。ガサツなまる子には頼りにされているが、反面、自分の意見を主張することは苦手らしく、お願いを断りきれなかったり、心の中でツッコミを入れたりしている。しかし男子に詰め寄ったり、まる子を助けるためにクラスメイトの前で声を張り上げるなど、芯の強い一面もある。
基本的に大人しく、まる子のように愚痴や本心を多く口に出さないが、不意なことで感情が昂ぶったり混乱したりすると、まれに(心の中で)「タミー」と言うもう一人の自分になりきり、心の内を叫ぶ描写がなされることがある。
父親から溺愛されているが、彼のカメラ好きにはいつも頭を抱えており、しつこく写真を撮られ「いい加減にして!」と叱りつけることもしばしばある。母親とは仲が良い。
自宅でピアノを習っている。好きな食べ物はメロン、プリン、ケーキ等。
一度だけまる子と喧嘩になった事があるが、次の日には仲直りした。
初期の頃は微妙に手厳しい発言があったが2期頃から徐々に変化している(上記の台詞がその例)。また初期は「〜のよ」「〜わよ」という言葉遣いを多くしていたが、現在は「〜だよ」という口調に変わっている。
第一期の頃は兄がいる設定だったが、第二期からは一人っ子に変更されている。
さくら家に譲られたグッピーが全滅する原因を作ったこともある(グッピーのいる水槽にザリガニを入れてみないか提案したため)。そして数ヶ月後にはその事をすっかり忘れてしまい水槽の中身について尋ねている。
モデル
実在の同級生(本名は「穂波珠絵」、読み同じ)をモデルにしている、アニメ等での自宅の様子から花輪クン程ではないが、比較的裕福な家の育ちの子だった模様。
ただし、性格は作中のたまちゃんとは正反対で、むしろまる子に近い活発な人物だった。現実のさくらももことたまちゃんは作品での互いの性格が入れ替わっているようなものだったとのことで、晩年のさくらに「ちびしかくちゃん」のだまちゃんの方がホントは似てたと語った事もあるらしい。
特徴だった眼鏡は小学生当時はかけておらず、さくら曰く美少女だった。
現在は国際結婚を経てアメリカに移住したため一時期は疎遠となっていたが、2003年秋から交流が再開。さくらが乳癌を患ってからも当時の同級生で唯一交流が続いた人物であり、2022年秋から開催された「さくらももこ展」の図録に寄稿している。
関連イラスト
タミー