CV:田中一成
概要
立野広の友人。長身に帽子がトレードマーク。
細川美樹に惚れており、普段は情けないが時には男らしさを発揮する。
その根底には確かな『責任感』がある。
元々はクラスから浮いた存在で不良染みており、悪いことへの憧れから、授業のボイコットや窃盗、喫煙行為などの非行行為を平然と行っていた。
根っからの悪というわけではなく、自分の振る舞いが悪いことであるという自覚やそんな自分に対する自己嫌悪の情、自分の行いを深く悔い反省する性根も持ち併せている。
それでいながら同じことを繰り返してしまう癖を中々払拭できずぬ〜べ〜や仲間達に迷惑をかけ続けてしまっていたが、ぬ~べ~の教育や広たちクラスメートと友情を築いていく中で、責任感の強い性格に更生し、仲間に迷惑をかけたくないと、懲りずに手を染めてしまった窃盗行為を自供するまでになった。
見た目はクールガイなのだが、実情は年頃の小学男児相応、いやそれ以上にマせたエロガキであり、妖怪たちにも「煩悩を振り払った方がいい」と評されるほど。美樹が童話の本の中に閉じ込められてしまった時は、彼女を助けるどころか「セクシーな衣装を着させて見世物にして金を稼ぐというストーリー」にして興奮していた(更にすごいこともやらせたらしく、周りの男子と一緒に盛り上がっていた)。
美樹に惚れているものの、彼女からは惚れた弱みに付け込まれ奴隷扱いされてしまっている。
成績も良くなく、30点未満グレート三人衆の一人(残り2人は広とまこと)。家は団地暮らしで、両親は共働き。料理は得意で、家庭科も得意科目。同じ童守小の2年に妹の愛美が在籍しており、彼女の面倒は小さい頃から見てきた。妹を誰よりも溺愛している。
趣味は釣りで、ワンカットだけギターを弾いていたこともある。また、体育も得意科目の一つであり、運動神経も悪くはない。
実は連載開始当初はその他大勢のモブの1人だったが、彼を気に入ったアシスタントの一押しにより、レギュラーに昇格した。
地獄先生ぬ~べ~NEO
『妖怪・枕返し』回では空自のエースパイロットとなっている未来が描かれていたものの、その後の地獄先生ぬ~べ~では美樹に失恋し、失意のまま大学受験も失敗するという悲惨な未来が描かれていた。
続編のNEOではこの2つの設定を踏襲したものとなっており、二浪して国防大学3年生となり自衛官を目指している(空軍ではなく陸軍)。なお小学生のとき長髪だった髪形はNEOではかなり短い短髪になっており、かつてワルだった印象もなくなっている。細川美樹とは高校時代に交際していたが、互いの性格の不一致からわずか1か月で破局し、お互いに「顔も見たくない」と言い切るまでに関係は冷え切ってしまった。
しかし今でも未練や愛情はあるようで、美樹を守るために想いを吐露しながら悪霊に戦いを挑み圧倒した(トドメ自体はぬ~べ~が刺した)。その様子を見た美樹は顔を赤らめながら複雑そうな表情を浮かべていたが、結局その後二人が縒りを戻す様子はなく友達という関係で続けている。