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ギンガイザー

ぎんがいざー

1977年に放映された、葦プロダクション(現:プロダクションリード)制作のロボットアニメ。正式なタイトルは『超合体魔術ロボ ギンガイザー』。
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概要

『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』の縁で日本アニメーション預かりという形でテレビ朝日系列で放送された、葦プロの第2作目。全28話。

主人公がもみあげ丸刈りだったり、第一話で敵の作戦によって日本が高層ビルの高さまで水没したのに第二話では何事も無かったかのようにストーリーが進んだり、味方である博士が悪の魔術師にしか見えなかったり、最終回に至っては敵の首領格が突然ギンガイザーの力を認めて地球から去っていくなど超展開のオンパレードであった。

当時は超能力や初代引田天功の大脱出がブームとなっており、それに便乗して作られたと思われる。
そのため、主人公たちはゴードー博士から「超常マジック」というタネの無いマジックを教わっており、普段は基地「マジカルベース」に併設されている遊園地で手品ショーや遊具管理をしている描写がある。

ストーリー

絶大な力を持つと言われるアンターレス大魔玉(だいまぎょく。「大魔王」の誤植ではない)をめぐり、白銀ゴロー達「超常魔術団」がサゾリオン帝国と戦う。

メカニック

・グランファイター:白銀ゴローが搭乗するロボット。超常魔術団のトレーラー「銀河号」が変形する。モチーフはスペード
・スピンランサー:南三太が搭乗。遊園地の乗り物である円盤から変形する。搭乗者が子供ということもあり、『マジンガーZ』におけるボスボロットのような攻撃が全く敵に通用しないコメディリリーフ的役回り。モチーフはダイヤ
・ブルゲイター:荒波トラジローが搭乗。遊園地の乗り物・ジャンボコースターが変形。モチーフはクローバー
・アローウイング:秋津ミチが搭乗。前述の3機が変形した際に余剰となったパーツが合体して完成する戦闘機。余剰パーツを無駄にしないエコロジーなコンセプトは今評価されてもいいかもしれない。モチーフはハート
・ギンガイザー:グランファイター、ブルゲイター、スピンランサー、アローウイングがゴローの「ブローアップ・ギンガイザー!」の掛け声で合体した形態。そのまま敵に突撃する「超常スマッシュ」が必殺技。ぶっちゃけ「グランファイターが他の3機を背負っただけ」である。武器も剣と丸ノコギリという物騒なものであった。

怪作扱い

ネットが普及した現在、本作は一般的に怪作アニメとして一部のマニアの間で語られている。
まず作画は葦プロ黎明期の作品なので、ヤシガニとまでは言わないが低いレベル。ヒロインがバニースーツを着ていても全く萌えないと言えばお解りいただけるだろう。また、爆発のバンクシーンがしつこいくらい長いかったり(チャージマン研!』で言うところの「尺伸ばし」)、トランプをモチーフにした武器が全部スペードだったりもする。

メカデザインも実はスタジオぬえ宮武一貴氏によるものだったが、線が多いので作画スタッフに線を減らされてしまい、前述のようにトランプのマークも作画上の問題でスペードのエースのみになるなど、あまりにも多くの部分を簡略化されてしまった。そのためぬえ側が「メカデザインから名前を外してくれ」と申し入れたという話もある。

そして必殺技「超常スマッシュ」も、「ロボットと戦闘機が合体して人型でなくなり、丸ノコと剣をもって敵に突撃する」という奇抜な変形&攻撃方法で、インパクトはあるものの当時の小さいお友達にはカッコ良いとは思われず、当然人気は低迷。全28話で、最終回も前述のように敵がギンガイザーの強さを認めてあっさり去っていくという打ち切りのような終わり方をした。

余談

・実は本作は声優井上和彦氏の初主演作(白銀ゴロー役)なのだが、あまりにも知名度が低いためかほとんど知られていない。
・本放送時のテレビ朝日(当時名"NET")(関東地区)では、この番組の直後に同じトランプモチーフの『ジャッカー電撃隊』が放送されていた(奇しくも主題歌もどちらもささきいさお氏が歌っていた)。
・武装の命名者は高千穂遙であり、その風味が如実に現れているのがブルゲイターの武装"トゲバット"と"トゲボール"。
・ヒロインの元ネタは実は『ダーティペア』つまり『クラッシャージョウ』と共通の人物。
・『UFO戦士ダイアポロン』、『合身戦隊メカンダーロボ』、『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』とのコラボ企画『ミラクルロボットフォース』が始動。
・『ロボットガールズZオンライン』にギンガイザーこと「ギンガちゃん」(CV:矢野妃菜喜) が登場!

関連タグ

葦プロ ロボットアニメ
トランプ

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