概要
お文具さんとは、Twitterのイラストの投稿から生まれたキャラクター。作者はお文具。
現在はTwitter以外にも書籍「お文具といっしょ」シリーズや、YouTubeチャンネル「お文具のアニメ」でも展開されている。
登場キャラクター
メインキャラクター
お文具さん
「あのね、プリンさん」
このアニメの主人公。一人称は「わい」。お文具と言いながら、文具の形をしていない。本人曰く「人間って何者?と言われても答えられないようにお文具自身が何者かは分からんのです」とのこと。
見た目はお餅のように白く小さいもちもちした体型。チャームポイントはおしりで、アニメでも(主にダンスなどの運動の際に)度々大きく振り回す。
ポジティブ思考。左利き。
性別は「オブ」。
書籍版では何人もいる。身長は気持ちや環境で変わる。編み物ができる。寝ぐせはレベル別である。
落語家になった時には、「桂 文具」と名乗った。
目の部分はサンショウウオやウーパールーパーをモデルにし、言葉や動きは主に作者自身のものを反映させている。
プリンが好物。穏やかな生活をしたい。プリンが苦手な人も肯定しており、「プリンを見かけたら優しく微笑んであげましょう」と語っている。
文房具(文具)とは関係ない。作者は人畜無害そうなイメージと言葉の響きから名付けたと答えている。
基本のんびりしているがたまに動きが激しい。
基本的にボケ役で、その行動は色々と常軌を逸しており
・(何故か座っていた椅子が、宇宙まで伸びていき)飛来してきた隕石を頭で破壊、しかも無傷。
・握力計を爆散させる。
・立ち幅跳びで空中浮遊。
本当に何者だろうか…。
ちなみにアニメのモーニングルーティンによると基本11時起きらしく、毎回プリンさんに起こしてもらうらしい。
プリンさん
「いいよぅ」
ツッコミ役。名前も見た目もプリンだが、プリンではない。食べることはできない。また、本人も卵アレルギー持ちなのでプリンは食べられない(卵不使用なら食べれる)。カラメルの部分は髪の毛。
お文具さんの昔からの友達。家で過ごすのが好き。
密かに猫さんに憧れている。一人称は「僕」(たまに俺)。趣味は読書。性別は「おプ」。とてもお酒に弱い。ゼリーが好物。両利き。
皆のツッコミ役となっている。ただし、お文具さんがプリンさんのツッコミにあこがれた時は、ボケ役として頑張っていた。
お得意のセリフは「いいよぅ」(何かをお願いされたときに承諾する言葉)。
強めにツッコむ時は、時々「Do DemoYo(どうでもよ)!」「これ、○○け?」と言うことがある。
ツッコミキャラ故の定めか、アニメでは割と不遇な立ち位置(お文具さんらボケ役が盛り上がっている時に一言入れるとドン引きされる等)。また、言葉の引き出しがかなり多い。
名も無き者
「相手の方が暇なのに、仕事を押し付けるメールが一件…」
紺色の丸めの体型のキャラクター。身長はプリンさんとほぼ同じ。決まった名前がなく、いろんな呼び方(「なもさん」など)で呼ばれている。ネガティブ思考。
アニメではメッセージ性の強い回で主役になる事が多い。
絵を描くのが好きで、たまにスケッチブックを持ち歩いている。
ブラック企業で働いている様子で、たびたび「ホワイトに転職したい」と願っている。そのため名も無き者のみモーニングルーティーンやナイトルーティーンの動画がない。
名前はあえて決めていない。名前がない方が嬉しいらしく、いろんな呼び方で呼んでもらいたいらしい。
心の中は真っ黒。わちゃわちゃしているのを見ているのが好き。一人称は「僕」。おこわが好き。
彼の手で何かを作るとほぼダークマターになる。
サービス残業でストレスが溜まっていることがある。
今までに呼ばれた名前で1番面白かった名前は、ヘモシアニン。
落語家になった時には、「ハヤシ家 ライス」と名乗った。
猫さん
「プリンの糖分を、炭素に変えて、人工ダイヤモンドを作った」
見た目は完全に猫だが、実は猫ではないらしい。プリン大学お理工学部主席で、高学歴。多くの資格を持っていて、喫茶店を経営している。不定休で、住所は若草県深緑市蕗野町3-2-1。電話番号は0141-5110-222(美味しいコーヒーとニャンニャンニャン)。声がクール(一度だけ出てきた作者本人もこの声だったため、一番作者さんの地声に近いのかもしれない)。
アニメではペットとして「子猫さん」を飼っている。
お文具さんのボケを受け流す。
一人称は「僕」。よく白衣を着ている。
花削りの鰹節が好き。IQ500らしい。
携帯電話の待ち受けは子猫さん。
たまにアニメ内でナレーションを担当している。
様々な知識や技術を会得しており、着るだけで赤ちゃんになれるベビーコスプレ(ベビコス)を開発したり、催涙玉ねぎや激辛わさびをつくったことがある。
落語家になった時には、「三平方定 理」と名乗った。
ゼリーさん
「あ~あ、嗚呼。」
オレンジ色の丸い体型で、登場キャラの中では一番小柄。
高音ボイスで、字幕がないと叫び声を上げているようにしか聞こえないゼリー語(「ア~~」という甲高い声。というかほぼ鳴き声。ゼリー語講座の動画もあったが、まるで意味不明だった)を話す。みんなにはテレパシーで伝えているが、一応普通にしゃべることも可能。
見た目に反して登場キャラの中では最も大きな可能性を秘めており、クイズ大会ではピカソのフルネームを完璧に言い当てていたり、他のキャラが気づかなかったところを見抜いたり、メタフィクション的なアニメを制作していたり…など、お文具さん以上に謎な行動が目立つ。
寒天が好き。嫌いなものはトマト。一番徳を積んでいる。
一番思想はまとも。一人称は「ゼリー」(たまに僕)。
超能力を使える、時空を操れるなど、小さな体に莫大なパワーを秘めた超常的な存在。
体の糖度はみかんと同じ12度(低糖や高糖になるときもある)。
低糖になると体が青く、しぼんだ形になり、高糖になると体が赤みを帯び、頭が逆立つ。
寝るときは野外の苔が生えた石の上で寝ている。(たまに苔が生える)
狛犬や地底人などとも話せる。
暑すぎると溶けてしまうが冷やすと元に戻る。
落語家になった時には、「亞嗚呼・阿(YouTube上の字幕では、春風亭 たこわさ)」と名乗った。
ゼリーさんこそ何者なのか…?
子猫さん
「ニャー」
猫さんに飼われている子猫。毛色は茶色と白。
ゼリーさんと会話ができる。
猫さんに内緒で音楽の制作活動をしている。
たまにぷちゅ~る(猫用おやつ)で一服している。
ゲストキャラクター
吸血鬼
お文具さんの友達。棺桶の中に住んでいる。
貞子さん
お文具さんの友達。ポストに入っていたビデオテープを再生すると、テレビから兄を祝うために出てきた。
トイレの花子さん
お文具さんの友達。
トイレに住んでいる理由は、部屋数が多く、水回りがしっかりしているため。
つぶ豆さん(声:工藤ひなき)
新キャラクター声優オーディションにて登場した、緑色の豆のキャラクター。
絵本が大好き。
しわしわさん(声:篠原夢)
新キャラクター声優オーディションにて登場した、しわしわの服のキャラクター。
サンタさん
名前のままサンタさん。クリスマスの動画にて登場した、お文具の町のサンタさんのキャラクター。基本的に「サンタ」と しか喋らない。
犬さん
もと捨て犬。「犬さんとお文具」にて登場。お文具さんの「あなたは生まれてきてずっとできる子ですよ。」というセリフに、「心が暖かくなった」「泣いた」などの声がコメントで寄せられた。
ロボット
かつては大人気だった感情を持つロボット。「僕は人気のロボット」にて登場。20年程前は自身を買って可愛がってくれたご主人が居たが本人曰く十年前に防水の服を着せた事を皮切りにそのまま主人と会えなくなったとの事。そして経年劣化の影響で遂に顔のパーツが崩れ落ち、主人に会いたい気持ちを残し、そのまま静かに機能停止した。その後は体をお文具さんに回収され、猫さんに預けられた様だが…?
豆しば
「ねえ知ってる?プッチンプリンって、プリン風ゼリーなんだって。」
コラボ時にゲスト出演。