概要
『gdgd妖精s』『直球表題ロボットアニメ』などで知られる石舘光太郎(現・石ダテコー太郎)が監督・脚本・構成を務める学園部活物のショートアニメ。
前述2作品同様MikuMikuDanceを使用した3DCGアニメーションだが、シェーダーで手描きアニメ風の作画を再現しているのが特徴。
アニメーション制作およびその映像監督には後にアニメ版『けものフレンズ』で名を馳せることになる「ヤオヨロズ」とたつきが参加している。
2013年10月から放送開始され、2014年1月からは第二期『あんこーる』が放送される。更に2015年4月からは漫画『みならい女神プルプルんシャルム』とのコラボによる第三期『すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』が放送された。
ストーリー
桃成高校の新入生・田中心春(こはるん)は、謎の部活に所属する上級生3人組に「ツッコミが上手そう」「髪の色が違うから覚えやすい」という謎の理由で勧誘される。
そこはやりたい部活が特に決まっていない面々が、いろんな部活活動の形を手探りで模索する「てさぐり部」だった。
第二期『あんこーる』
卒業するゆあ、ひーなから部長と副部長の証を受け継ぎ、別れに涙するこはるんとあおい。
そして翌年度の4月、新入生を勧誘すべく校門前で待ち構える2人だが、あおいが言う
「ところで、どっちのパティーンにする?」
前年にもあった台詞だが、これは前年の「男の子か?女の子か?」と言う意味ではなかった!
果たして予想外のパティーンを選択してしまったてさぐり部の運命は!?
2期からは日テレオンデマンドに加え、ニコニコ動画でも1話と最新話を普通に無料視聴出来るようになった(従来は生放送は無料、動画は有料)。
構成
- オープニングストーリー
- 部活のあるあるネタ
1つの部活を取り上げ、そのイメージを共有するために「あるある」ネタを出す。
- それをどうすれば面白くなるか?
「アフレ湖」や資料館相当のアドリブパート。通常会話パートからシームレスに移行するのが今作の特徴。
- 実践パート
「メンタルとタイムのルーム」「テレトランサウザンド」相当。
既存の部活に一ひねり加えたものを実際に体育館で試してみる。
魔法や超未来の技術に比べると地味だが、実際に真似して遊べるかも知れない?
登場キャラクター
てさぐり部
- 鈴木結愛(すずき ゆあ) CV:西明日香 … 3年。部長。
- 佐藤陽菜(さとう ひな) CV:明坂聡美 … 3年。副部長。愛称は「ひーな」。
- 高橋葵(たかはし あおい) CV:荻野可鈴 … 2年。「新しい!」が口癖。アドリブは駄洒落と勢いで押し切る。
- 田中心春(たなか こはる) CV:大橋彩香 … 1年。愛称は「こはるん」。主人公疑惑(?)あり。
その他
- 園田萌舞子(そのた もぶこ) CV:上田麗奈 … モブキャラ。同じ見た目の(声色や口調は違う)妹が17人(!)居る。
- 渡辺美桜(わたなべ みお) CV:水原薫 … OG。てさぐり部の前身「青春模索部」の元部長で、結愛・陽菜の1学年先輩。
プルプルんシャルム(第三期から登場)
- 有栖川凛(ありすがわ りん) CV:三上枝織
- 十六夜花音(いざよい かのん) CV:大久保瑠美
- 宇佐美陽菜(うさみ ひな) CV:小松未可子
- 円城寺結衣(えんじょうじ ゆい) CV:高森奈津美
- 小此木友美(おこのぎ ともみ) CV:上坂すみれ
余談
- てさぐり部の4名の苗字は「日本で最も多い苗字」の上位4位から由来している。
- 部長の結愛、副部長のひーなの中の人はそれぞれ過去にダテコー作品に出演しており、別の意味でも「先輩」である。
- 『プルプルんシャルム』の花音の中の人も同じく過去にダテコー作品に出演しており、作中では当時のアドリブを意識した台詞も含まれている。
関連動画
関連タグ
MikuMikuDance gdgd妖精s 直球表題ロボットアニメ
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