放送時期
第1期 | 2011年10月12日 - 12月28日 | 全12話 |
第2期 | 2013年1月9日 - 3月27日 | 全12話 |
大穴
非常に少ない制作スタッフや、劇中での著作権フリーのCG素材の流用、フリーCGツールMikuMikuDanceを使用した(他にも六角大王なども使用されている)初の商業アニメ作品。
地上波での放送局はTOKYOMXのみ。通常のテレビアニメと比べるとかなり省力小規模な作りとなっており、独特な雰囲気を持つ。
しかしながらニコニコチャンネルでは、放映日の13時から最新話を2週間無料(よくあるのは1週間)でネット配信し、じわじわと人気を拡大。ユーザーの1人が「大穴」とタグをつけたのを公式が面白がってタグロックし、「大穴」呼ばわりが定番化した。
その斬新なスタイルが予想以上に話題となり、続編が製作。かねてから「2期をやったら絶対失敗するパターン」などと散々予防線を張っていたが、今度は「コケそう」をタグロックした。
概要
お茶会
森のおうちで三人の妖精が何気ないトークを行う。妖精のはずがOL風の話題が混じることも。
魔力の低い妖精たちでも、増幅された魔法でやりたい放題できる部屋。視覚的な笑いを生む。
異世界のシュールな映像が映る湖を見て、声優がアドリブで吹き替える。
基本的にこの3部構成。変則的な構成を行う。
どこかで見たようなデタラメな次回予告もあるよ!
一言で言ってしまうと「お馬鹿な座談会」といった様相。毎回シュールなギャグが満載で視聴者を笑わせに来る。
よく「ウゴウゴルーガ」に雰囲気が似ていると言われ、当時楽しんでいた年齢層には概ね好評のようだ。
登場キャラクター
CV - 三森すずこ
ピクちゃん。会話パートの導入や、ツッコミ役を務める。そして今日もシルシルとコロコロに振り回される。
ピンク髪のツインテール。魔法のステッキはハートに翼が生えたもの。
家族の話題がよく出る。姉がいる他、父(ピク父)が「アフレ湖」に登場した。
モーションアクターを担当するのはピクピク役の三森さんの実父で、「実際には本人が実写で出演中」という注釈が入っており、声優陣は彼が実写で動いている映像を見ながらアフレ湖に臨んでいる。
CV - 水原薫
シルちゃん。いつも元気で話を引っ張っていくタイプ。中の人の影響で独特の喋り方をする。
運動会の新しい競技を考えて「バンジージャンプでパン食い競争」を思いつく発想力を持つ。
髑髏の髪飾りとエルフ耳が特徴。魔法のステッキは先に星が付いたシンプルなもの。
CV - 明坂聡美
コロちゃん。無口な変わった子。積極的には話さず、ピクピクとシルシルの会話に横から入っておかしな方向に持っていく。
三人の中で唯一、背中に羽が生えておらず、飛べない。そのためか高所恐怖症。
オレンジ色のキノコ帽子のようなものを常に被っている。その下は紫髪のおかっぱ。大きな魔法のステッキはえのきそのもの。
1期1話の「メンタルとタイムのルーム」に登場した、魔法で出した現実には存在しないカバ。
ピクピクがお気に入り。
1期3話の「アフレ湖」に登場したランジェリー姿の中年女性。命名はコロコロ(役の明坂聡美)。
一発ネタのはずが……。
森下さん
1期5話の「アフレ湖」に登場したビデオカメラの異形頭。命名はまたもコロコロ(役の明坂)。
NO MORE 映画泥棒
サラサラ / ファファ / クルクル
CV - 三森すずこ / 水原薫 / 明坂聡美
2期から新たに登場した仲良し妖精(?)三人組。
サラサラは悪魔のような翼を持つしっかり者。口癖は『○○でしょうよ』という喋り方。
ファファはおっとりしたお嬢様。経済力を活かした非常識な方法で問題を解決しようとする。
クルクルはタケノコのような角を持った元気な小鬼。よくサラサラに窘められる。
いつもの三人が旅行で留守の間に引っ越してきた。
スタッフ
企画・映像監督・キャラクターデザイン - 菅原そうた
演出・脚本・構成 - 石舘光太郎(1期) / 山本太蔵・長部一幸(2期)
企画プロデューサー - 福原和晃・別所敬司(SMP)
アシスタントプロデューサー - 重藤昌史(第1期)
音楽 - 井上純一
音効 - 徳永義明
音響制作・アドバイザー - 坂本公一
録音調整 - 山田明寛
録音助手・編集 - 海老澤佑佳
製作 - 2代目gdgd妖精s(第1期) / gdgd妖精s(ぐだぐだフェアリーーーズ)(第2期)
主題歌
オープニングテーマ
「おいでよ! 妖精の森」(1期)
「ぐだぐだ言ってんじゃねえ!」(2期)
作詞・作曲 - 井上純一 / 編曲 - 加納望 / 歌 - gdgd妖精s (三森すずこ・水原薫・明坂聡美)
エンディングテーマ
「Eternal」(1期)
「きっとまた会える」(2期)
作詞・作曲 - 井上純一 / 編曲 - Hajime (from LiLi) / 歌 - gdgd妖精s (三森すずこ・水原薫・明坂聡美)
エンディングで流れる3DCGダンスのモーションアクターはピクピク担当の三森すずこ。
2期では、「公式のMMD対応モデルを配布し、エンディングを視聴者から募集する」という企画が行われた。
関連タグ
maimai 新バージョンの「ORANGE」に『おいでよ!妖精の森』が収録される事になった。
ポピーザぱフォーマー…gdgd妖精sと同じく低予算3DCGアニメ。gdgd妖精sとは違い、サイレントアニメであるが、パロディネタが無い代わりに、ブラックな要素がほとんど多い。