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【注意】この作品には少々の猟奇的かつ暴力的描写が含まれており、それに伴って本項を読むと不快感を味わう恐れがあります。


概要

全39話。制作は瑞鷹(ズイヨー)で、監督は増田龍治氏。キャラクターデザインは増田若子氏。

キッズステーションにて放映された。


1話5分ほどの短編アニメーションで、基本的にセリフが一切ないサイレントコメディ。例外は最終回と、笑い声や叫び声が発せられた回が1つだけに絞られる。


微グロ要素

本来は子供向けアニメのはずなのだが、フタを開けてみれば微グロのオンパレードである。


  • 凶器で登場人物たちが切断・射殺される
  • カエルやゴキブリを食べる
  • 爆弾で吹っ飛ばされる
  • 目玉が引っこ抜ける
  • 気が狂って最後は自分まで切り殺す

などなど、とてもキッズステーション放映のキッズアニメとは思えないブラックジョークと残酷描写が満載で、中には放送禁止になった回まであったりする。

例えば11話はポピーが剣を飲んで串刺しになる、27話はカエルをナイフで切り刻むという内容であった。なお、DVDには何事もなく収録されている。


それだけではなく、当時のCGならではのキッチュなビジュアルや、先の展開が一切読めない不条理でシュールなストーリーが見た者の記憶に焼き付き、いつからかみんなのトラウマ」や「検索してはいけない言葉の1つとして挙げられるようになってしまった。

しかし、そういったネット上での話題となることで再評価の火がつき、多数のファンアートなどが制作されることとなった。


監督やキャラデザ担当のツイッターや後年のインタビューなどで、アニメだけでは想像もつかない裏設定や、そこに込められたメッセージが語られているのでファンなら必見。

ファンでなくともOP曲の『ポピーザクラウン』は、耳に残る不思議な名曲なので一度聴いてみてはいかがだろうか。


登場人物

ぷんすか

ヴォルフサーカス団の見習いクラウン。17歳。たぶん男子。

毎日いろんな芸の練習をしているが失敗ばかりでトラブルになったりしている。

性格はいい意味でも悪い意味でも子供っぽく、無邪気でマイペース。

そしてかなり嫉妬深い一面もあり、ケダモノが自分よりも芸がうまくできたりすると怒って爆弾を投げつけるなどして暴走してしまう。

そのため初期のころは一番のトラブルメーカーだったが、パピィが登場してからはむしろ一番ひどい目にあう役になってしまった。

アニメでは常にウサギのかぶり物をかぶっているが、漫画版の設定資料集によると小さな二つ結びをした髪型である。

暑くなりました


無題

ポピーの助手を務める狼の子供(らしい)。5歳。

常に仮面をかぶっている。

仮面は何枚も重なっており、これが落ちて新しいものに変わるのが顔の表情の代わりとなっている。

仮面が完全に外れ地の顔が見えるなどのシーンは全く無く、仮面の下は謎のベールに包まれている。

お人好しな友達思いの性格で、毎回ポピーに振り回されている。(たまに反撃する)

また、ポピーより芸が上手い事が多く(特にパントマイムはほとんど超能力レベル)、そのたびにポピーに嫉妬されて散々な目にあう。

好物はフライドチキン

フライドチキンだけではなく食べ物全般に関して天秤が掛かった場合は結構意思が弱い。っていうか、食欲が彼(?)の中で一番上。

(ソレが原因で事態がとんでもない方向へと進行したりする)


「は?」

2クール目から登場したポピーの父親(ただポピーは自分の父親は絶対他にいると思っている)。

この作品の中で一番フリーダムでマイペースな人物。

作中どんな事態が起こっても平然としており、とんでもない手段を使って危機を乗り越えている。

殺されそうになったら瞬時にケダモノと入れ替わったり、ポピーによる巨大ナイフの斬首攻撃を首を外して避けたり、太陽を真っ二つにしたり、催眠術でポピーの体を乗っ取ったり、宇宙人を呼び出して無茶振りをしたり、月を地球に向けて落下させたり、サソリの毒を受けたポピーとケダモノの毒を吸うと常にやりたい放題。

ちなみに、彼のヒゲはシールのように取り外しが可能。しかもそのヒゲが自分の意志をもっているかのように歩き回ったりする。

サーカス芸の教育(?)の面では実の息子には惨い事をするくせに、ケダモノには割と甘めであったりもする。

基本的に誉めて伸ばすタイプ。仕草などが少しオカマチック。


  • パオラ

パピーが飼っている象のような動物兼乗り物。なぜかポピーには意地悪。


  • カエル

至って普通のカエル。いきなり登場してはパオラに引き潰されたりナイフで切り刻まれるという悲惨な目にあう。ケダモノの素顔を目撃し、かつ劇中で喋った唯一の存在。

一度ポピーの体を乗っ取った(?)ことがある。


  • 宇宙人

リトルグレイ型の宇宙人。

登場回数は少なめだがそのたびにUFOを破壊されるわ、煮込まれてスープにされるわ、意味もなく呼び出された挙句に無理難題をふっかけられて、ひっぱたかれた挙句、ジャーマンスープレックスを喰らうわ等の悲惨な目に遭う。

パピィとは大学時代の知り合いで、作中でもパピィに召喚されて登場するシーンがある。


  • 神さま

砂漠に横たわる巨大な顔。目からビームを発してポピーに制裁を加えたり、ケダモノに時を止める時計を授ける。主に制裁を加える相手はポピーだが、ケダモノに制裁を加えたことも。


  • マリファ(※未登場キャラ)

マリファちゃん

漫画版の設定資料集に記載されているポピーの妹。13歳。

裏表のある性格らしい(監督談)。


関連イラスト

サーカスへようこそピカソケダリ

センシティブな作品


関連タグ

キッズステーション 増田龍治 3DCG サイレント コメディ

公式が病気シリーズ カオスアニメ みんなのトラウマ ハートフルボッコ

ガラクタ通りのステイン


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ポピぱ100users入り ポピぱ500users入り  ポピぱ1000users入り


関連リンク

キッズステーションの公式ページ

増田龍治Twitterアカウント

トラウマアニメ『ポピーザぱフォーマー』の真意 (監督インタビュー記事)

『ポピーザぱフォーマー』制作秘話―デジタル製作チーフかく語りき― (制作チーフの証言記事)


アニメOP(ニコニコ動画)

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