プロフィール
概要
葛飾署の交通課に勤務する婦人警官。
紫がかかった癖のあるショートヘアーが特徴的。
同僚で仲の良い清正奈緒子とコンビを組んでいる。
短気で気が強い性格で主人公の両津勘吉に対しては奈緒子と共に「原始人」、「ゴリラ男」、「野蛮人」等と呼んで毛嫌いしており負けず嫌いな面もあってしばしば両津と喧嘩したり対決するエピソードが多い。とはいっても完全に毛嫌いしている訳でもなく協力して犯人を逮捕したり良い雰囲気になる場面も少なくない。
中川のことはアイドルのように慕っており、麗子に対してもさん付けで礼儀正しいなど両津以外の人物に対しては優しい。
立ち位置としてアニメ版で殆ど出番が無かった原作漫画での早乙女リカの役割を担っており、東北の田舎育ちという共通した設定も多く原作で早乙女が登場する話を下にしたアニメ版の話では大体は小町にそっくり入れ替わっている。
原作初期にも小野小町という名前の婦警が登場した事があるが、読みは「おのの こまち」であり、完全な別人(ちなみに元女子プロレスラー)。また後に「交通課の小町さんが百人一首が得意」という発言がある回が存在するが、この時言及された婦警が先述の人物なのか、本項の人物なのか、あるいはどちらでもない別人なのかは不明。
アニメ第6話まで何故か、キャラクターデザインが奈緒子と逆だった(声優、キャラクター設定は同じ)。このため気の強い奈緒子とは逆に弱気な表情を浮かべることが多かった。
原作の展開を重視するようになったためか、アニメ第317話から奈緒子共々出番が少なくなった。
週刊少年ジャンプ増刊『こち亀ジャンプ』における、矢吹健太朗先生描き下ろしの読切では、ワンシーンにおいて奈緒子と共にモブキャラとして登場している。
早乙女リカとの共通点・相違点
- 麗子との関係は共に親しい点は共通しているが、早乙女の方は対等な友人で「麗子」と呼ぶのに対して、小町は麗子よりは後輩のようで「麗子さん」と呼ぶ。
- 早乙女とは東北の田舎育ちという点で共通しており、登場した家族は故郷の田舎に住む祖母のみであるが、小町の方は両親が登場している。加えて、小町の両親は両津を娘の婚約者と勘違いしており、登場するたびに両津と小町の関係を気にし、度重なる勘違いから両津の実家に足を運び、結婚騒動にまで発展したことがある。
- 早乙女は料理が苦手であるが小町は得意な設定がある。
- 早乙女も小町も中川に好意を持っているが、早乙女の場合彼氏がいる描写が何度かあるのに対し小町の場合は特に彼氏はいない。
- 早乙女は両津のことを完全に毛嫌いしているが小町は毛嫌いこそしているが根っから嫌ってるわけでは無い(実際に両津がクビになりそうになったり、移動になったりしたときは奈緒子ともに涙を流していた。早乙女の方も原作終盤になる頃には両津に助けられることもあり当たりは柔らかくなっていった)。
関連タグ
早乙女リカ:中盤から終盤にかけて登場した婦警。上記の通りオマージュ元と思われる。
御堂春:原作終盤に登場した婦警。「ショートヘアで気が強く両津とは対立している(後に見直す)」「相棒がいる」「中川を好いている」「お金持ちの女性先輩と仲良くなる」など類似点が多く、小町のオマージュ要素を持つ。