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もしかして冬木


概要編集

こちら葛飾区亀有公園前派出所』の原作最初期の準レギュラー。

初登場は単行本1巻収録「早うち両さん!?の巻」で、中川圭一の銃のガンマニア仲間として彼に連れられ登場(中川は自身の初登場話でもある第一話「始末書の両さんの巻」でのやらかしが原因で北海道に異動となりその間登場しておらず、それ以来の再登場となる)。

初期の中川の警察官仲間としては数少ないタメ口で会話出来る相手であり、当時の中川と同様に両津に負けない破天荒な一面もある。

常にサングラスを掛けていて、日本の白バイ隊員でありながらハーレーダビッドソンの白バイに乗っているが、これは彼のモデルが映画『ダーティハリー2』の白バイ隊員だからだと後述の単行本155巻で明かされている。

ガンマニアが転じて早撃ちも得意であるが、物音に敏感ですぐに射撃態勢をとってしまうという癖があった。

冬季は寒いという理由で栃木県警からわざわざ借りてきたフォードマスタングのパトカーを乗り回していた(このパトカーは現実の栃木県警でも実際に運用されていたものであり、現在は鹿沼市の免許センターに保管されている)。


しかし、単行本14巻収録「バイク男・本田!!の巻」で冬本以上に濃いキャラの白バイ隊員本田速人が登場すると冬本のポジションは本田に入れ替わり、単行本17巻収録「ハーレーのち曇り!?の巻」で両者が共演したのを最後に冬本は本編に登場しなくなった。

このエピソードで二人は旧知の仲であることが描かれた。

以降、単行本78巻の背表紙に描かれたのみで長い間再登場する事は無かったが、単行本155巻収録「復活を希望するキャラクター大大発表会!!の巻」で復活希望キャラの29位にランクインし、27年ぶりに再登場し両津を喜ばせた(ただし本人の台詞は無し)。

ここから分かる通り、登場期間は長くないながらも戸塚金次佐々木洋子などと並び古参の読者から支持されているキャラの一人である。


余談編集

単行本3巻収録「なめるなよ!!の巻」にて青山署所属と書かれるコマがあったか、現在の重版ではその部分は修正されている。

また、白バイ隊員のキャラが本田に引き継がれたのは前述通りだが、物音に敏感ですぐに射撃姿勢をとるガンマニアという点は後のボルボ西郷に引き継がれたとも言える。


関連タグ編集

こちら葛飾区亀有公園前派出所 中川圭一 本田速人

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