概要
コミック127巻で登場。
新葛飾署の屯田五目須署長が、バイクによる窃盗事件に対抗するために組織した、婦人警官のみで構成されたスクーターチーム。
イメージとしてはレースクイーンが着るセパレートタイプの衣装で白と桃のツートンカラー。
メンバー
※括弧内には使用するバイクを表記
No.1 秋本麗子(ヤマハ T-MAX)
No.2 麻里愛(ピアジオ・リバティ)
No.3 乙姫菜々(マラグーティ・ファントム)
No.4 早乙女リカ(ジレラ・ランナー)
No.5 磯鷲早矢(イタルジェット・フォーミュラー)
No.6 剣零(プジョー・スピードファイト)
No.7 擬宝珠纏(アブリリア・エリア)
装備として、犯人追跡用のマーカー弾を発射するライフルや、催涙弾を発射する拳銃が与えられている。
車体には自動運転機能が装備されており、安定した状態で走行しながら射撃を行うことが可能となっている。また、ナビゲーションシステムを搭載することで、マーカー弾を撃ち込まれた犯人の居場所を迅速に特定し、確保に向かうことが出来る(デモンストレーションでは、犯人役の本田速人と両津勘吉を数分で確保した)。
アニメ版
原作で構成されたメンバーではなく別のメンバーで構成されている。衣装のデザインは原作と一緒だが、カラーリングは白と青のツートンカラーになっている。発表会見の様子を見ていた乙姫は、両津から『お前は入らないのか?』と聞かれるが『衣装がちょっと・・・』と恥ずかしそうに答えた。
最初の活躍は目覚ましかったが、後に【関東男連合】(本田が暴走族時代に率いていたチーム)と車体にマークされたバイクを駆る犯人に襲撃され、メンバーが次々と負傷・入院していく。
関東男連合の三代目総長・土方が犯人として逮捕され、事件は解決した・・・かに見えたが、これは誤認逮捕だった。確かに彼のバイクにも関東男連合のマークはされていたが、バイクを調べていた本田がナンバープレートに曲げられた形跡がないことを発見したため、襲撃されたメンバーの「犯人のバイクはナンバープレートが曲がっていた」という証言との矛盾から誤解が解けて釈放された。
犯人と間違われた土方は『俺は既に引退して、まっとうに生きている。警察の邪魔をしてやろうなんて考えていない。』と語った。
真犯人の目星がついた本田と両津は囮作戦を提案するが、最後に残っていたメンバーが身の危険を感じて離脱してしまい、囮役になれる人物が居なくなってしまった。しかし、乙姫が囮役に志願したことで作戦は実行に移され、本田の力によって事件は無事解決した。
事件解決後は、本田が彼女達の訓練教官に任命され継続しているらしい…。
余談
コミックやアニメでは、フィギュアなどを始めとした立体物、アニメドラマが製作されたりしたらしい。
原作とアニメ版の双方の衣装をお披露目したのは、乙姫菜々が唯一。
ワイルド野郎隊
エンジェル7の活躍と人気を妬んだ両津が本田・ボルボ西郷・左近寺竜之介と組織したビッグスクーターチーム。
結成して早々に犯人確保の際にスクーターで体当たりした上に犯人をボコボコにして世間から「やりすぎ」と非難を浴びるが、両津は懲りずにワイルドさを追求していく。
その結果、某世紀末漫画に出てくるヒャッハーのような出で立ちとなり、恐怖を感じて逃げ出した犯人に向かってロケット砲を撃つという信じられない逮捕劇を見せ、新聞で「ワルイド7(-3)」、「悪には悪を」をなどといった散々な見出しで報道された。
「わしらは処罰はしないぜ…。処刑してやる!!!」
関連項目
恐らくパロディ元。特にワイルド野郎隊は初期の制服がまんま同じである。
ロケット砲を含む重火器の携帯および犯人の即時処刑を許可されており、隊員7名全員がそれぞれ違った改造バイクを駆る、警察内の特殊部隊。当然ながら相手はテロ組織や私設軍隊が主であり、交通違反の取り締まりに出動することはない。