CV:鈴木幸二、サム・リー(中国版、モデルも兼任)
概要
以前から堂島組に雇われていており、大陸系の裏社会では有名で立華も大陸のマフィアにいた頃からその名と実力を認知していた。堂島宗兵も「大陸で一番金のかかる殺し屋、自分に仕事を依頼するルートと金がある限り誰だろうと好きに殺せる」と言わしめるほどの実力の持ち主。
ネオンや壁などを利用して階段を使わずに高所から下に降りるなど化け物じみた身体能力を誇っており武器は両手にそれぞれ3本の鉄針を持った斬撃や青龍刀と拳銃を併用した戦術に加え素手でも黄家拳(元ネタはおそらく洪家拳)という中国拳法を駆使するなど高度な暗殺術と隠蔽技術を持っている。
劇中の動向
物語序盤で桐生一馬が借金を取り立てていた債務者を殺し、彼に濡れ衣を着せた張本人で、その後、亜細亜街に潜伏していた桐生を狙撃し、マキムラマコトの情報を握る立華鉄を連れ去る。そして、立華の死後はマコトを渋澤啓司の独断により殺さない程度に銃撃し、堂島組本部にて乗り込んできた真島吾朗を射殺しようとした際には、彼を庇った阿波野大樹を堂島の命により殺害した。その後は真島も始末しようと戦うも敗北する。
事件後は「カラの一坪」を手に入れた世良勝が堂島組を裏で操るための切り札として日侠連に身柄を拘束され、最終的にはかつて真島が嶋野太に拷問された場所である「穴倉」へと送られ、死ぬまで幽閉された。
『ONLINE』では、キャラストーリーで堂島に雇われる前に自分を雇っていた中国マフィアが自分達に刃が来る前に始末しようとして、協力していた組諸とも壊滅させたという経緯も語られており、裏切ったら相応の報いを受けると喧伝されていた。
余談
- 中国版では、CV・外見モデルが香港の映画スター、サム・リー氏に変更されている。
- 次作の『極』に登場する地下闘技場の選手カロン・マルティネスは老鬼と酷似した戦闘スタイルで戦う。老鬼が黄家拳を用いるのに対し「八黄家拳」を用いたり、アメリカ合衆国出身でありながらその動きは本場中国並みと専門家に言わしめる実力を持つなど、なにかと老鬼との関係性を匂わせる設定を持つ。
関連動画
Archnemesis(戦闘曲)