本編から5年前の2000年（当時44歳）、神宮の頼みで自身を追っていた記者の死体を隠すのに協力し、更に神宮の妻子である澤村由美と澤村遥の抹殺を依頼されたが、風間に阻止され、最終的に風間の説得により思い留まり、神宮と手を切る決心を固め、敢えて神宮を失脚させる為に、風間や由美と共に彼の100億円を盗み出してバー「アレス」に隠した。

そして、神宮から命を狙われると察して自らの死を覚悟し、「東城会の未来を託せる男」を跡目に譲ると記した遺言状を風間に託した。

そして本編の2005年12月（当時49歳）、神宮の流した100億の情報を聞いた錦山彰から「100億盗まれたのは本当か」と質問され、その数日後に跡目を狙う錦山によって暗殺された。

また、堂島殺しの罪で服役中の主人公・桐生一馬に囚人番号1356を刺客として送った張本人で、『1』ではその理由が不明のままだったが、リメイク版の『極』ではそれに至った経緯が明かされ、刺客を送ることで「桐生は東城会本家直々に始末する」と他の組に示すことで、桐生を守っていたと同時に、囚人番号1356はそのことを知らず、本気で桐生を始末するつもりだったので、桐生の実力を試す目的もあった、と日侠連二代目総裁の国枝から桐生に説明された。

龍が如くONLINE

イベントストーリーの世良と神宮で、100億円を盗んだことや神宮との関係を深掘りしており、世良自身も神宮の理想に共感し付き合っていたが、神宮が総理の娘からの縁談が来たときに娘の遥がいるにもかかわらず由美との関係を切ろうとしたことで疑念が生まれた。

由美と遥の始末を頼まれたときには、断ろうともしたがマネーロンダリングについて脅されて従わざるを得ず風間に説得される。

権力に取りつかれた神宮を失脚させるために、100億を盗み銀行裏の東城会が管理してる廃墟ビルに移したのだが錦山組と神宮率いるMIAに付け入られて配下含めて全滅した。

キャラクターシナリオでは、過去に風間から諌められながらも自分が慕っていた兄貴分を殺した斎藤遼太郎を射殺しており、そのときの夢を見ていた。

その数日後、神宮の依頼で対立する中国マフィアとの抗争の最中にある男に襲撃される。その男は世良に殺された斎藤の息子を名乗り、護衛の日侠連の組員を悉く倒して世良に迫るが、もう一歩のところで取り押さえ、穴蔵に幽閉した。

翌日、様子を見に来た世良を先日の中国マフィアが襲撃し、これを返り討ちにするが、どさくさに紛れて斎藤も抜け出しており、再度世良と対峙する。

しかし、まだ人を殺した事が無いと見抜いた世良が拳銃を渡して諭した結果、斎藤は一線を渡る事無く、お前とは違うと言って立ち去る。

その後ろ姿を見た世良は斎藤がかつての自分と同じにならなかった事を心から喜んだ。

『龍が如く維新!極』では

新撰組総長兼三番隊隊長「山南敬助（リメイク前は『4』の葛城勲）」として登場。

主人公・坂本龍馬が入隊する前に脱走したが捕らえられ、副長・土方歳三によって入隊の最終試験として利用される。

土方に龍馬との勝負に勝てば命は助かり解放される条件を出されて戦う事を決意。しかし、龍馬に敗れた為、土方に胸元を突き刺され死亡した。

戦闘

『0』の真島編ではボスとして彼と戦う機会がある。ヒートは紫色で、スウェイでこちらの横に回り込みながら最小限の動きで攻撃するスタイルが特徴。隙の少ない下段の足払いや単発のパンチで確実にダメージを与えに来るうえ、スタンを取ってから4連～6連コンボにつなげてくる場合もあるなど、特殊部隊である日侠連総裁の名に恥じない強敵である。

更にQTEでは真島の攻撃を容易く捌いて逆に肘打ち→蹴り→足払いのコンボを食らわせ、更に顔面への踏み付けを放ってくる。QTEの入力に失敗するとそのまま踏まれてダメージを受けてしまうが、入力猶予はそれなりにあるので落ち着いて入力すること。

喧嘩師スタイルで米木との試合を完了して反撃技を覚えておくと戦い易くなるのでおすすめ。