─かつて日本には、英雄がいた。─
概要
『龍が如く』シリーズの時代劇スピンオフ『龍が如く 維新!』のリメイク作品。
対応機種はPS5・PS4・Xbox Series X / S・Xbox One・PC(steam)。
今作では『6』や『7』の登場人物に加え、なんと『0』で桐生一馬と真島吾朗の前に立ちはだかった堂島組幹部の三人も参戦する。担当俳優は、勿論あの三人。
サブストーリーも前述の通り『0』以降に登場した人物のものがいくつか追加された一方で、LGBTへの配慮か「恐怖のカマ使い」が削除されている。
戦闘BGMにも調整が入っており、リメイク前では汎用のものが流れていた一部ボス戦のBGMが新規の戦闘BGMや過去作のBGMに差し替えられている。
今作はリメイク前と異なり幕末漫遊(プレミアムアドベンチャー)のデータを引き継いでニューゲームが可能になったため、コンプリート達成などが容易になっている。
無印版は元々海外未発売だったが、『Ghost_of_Tsushima』の影響を受け、海外からの要望が上がっていたため制作された経緯を持つ。
海外版タイトルは『Like a Dragon:Ishin!』とこれまでのシリーズ作の海外版タイトルであった『YAKUZA』を冠さないものとなっている。
(注:「Like a Dragon」がゲームのメインタイトルで使われるのはこれが初だが、実際は過去に劇場版の海外上映時のタイトルとして使われたことがある)
国内版は当初発売の予定はなかったが「極」の名が冠されて発売された。『極』や『極2』と異なり元々が比較的最近のタイトルということもあり、過去のリメイクで行われたことを今回も導入するということは行われていないということが明言されている。
そのため、アンリアルエンジンを利用した移植+部分的な改修程度の内容となっている(上記の経緯も考慮するとインターナショナル版とする見方もある)。「極」を冠したリメイクより変更点は少ないがこれまでシリーズのリマスター(『3』『4』『5』『ジャッジアイズ』等)よりは変更点は多いといった具合になっている。
元々がPS4でも出ていることもあり、リメイク前をプレイした事がある人には改めて購入する意義が薄く感じるかもしれない。
システム
バトルのシステムなどはリメイク前とはさほど変わっていないが、戦略の幅をより広げた爽快感のあるものになっている。
今作ではゲームエンジンは『6』から『LOST JUDGMENT』まで使われていた「ドラゴンエンジン」ではなく、従来のゲームでよく使用されている「アンリアルエンジン」に変更となっている。
ドラゴンエンジンは神室町等の夜のネオン街の描写に特化しており、本作においては昼間のシーンや自然の造形物が得意なアンリアルエンジンを選んだと述べている。
アンリアルエンジンでの開発に苦労していたことが窺え、開発中のバグの修正にしても今まで通りが通用せず簡単に直りそうなバグも修正に時間がかかったとの言及があり、発売当初は実際バグもかなり目立っていた。現在は大方修正されている。
キャスト変更
(【】の中はモデルとなった原作キャラ)
- 本物の???
関連動画
ショートトレーラー
ストーリートレーラー
ゲームトレーラー
作品発売上の前後
龍が如く維新!極