「ワレほどの男を こないところで殺しとぉないんですわ!」
「おい 殺れや! ブチ殺したれや!!」
CV:菅田俊
概要
五代目近江連合舎弟頭補佐。長身と面長な顔が特徴で、関西弁で話す。
『1』では、100億の鍵を握る少女・澤村遥を誘拐する為、ミレニアムタワー内のバー「アレス」に構成員を引き連れて登場し、主人公・桐生一馬と戦うも敗北する。
戦闘では飛び蹴りを多用し、リメイク版の『極』では『5』の馬場茂樹のようなスタイルで戦い、近くに椅子があるとそれを振り回して攻撃する。
『2』では、「近江四天王」の郷田龍司に惚れ込み、郷龍会の構成員として登場。ミレニアムタワーの変電室を破壊していたところに、桐生と大阪府警の狭山薫が駆けつけ、『1』での因縁から再び桐生と戦うも敗北する。
戦闘での体力数値は最高を誇り、体力が減ってくると長めの配管(リメイクの『極2』では短い2本になり、それぞれ青色と赤色になっている)を力ずくで引き抜いてから振り回して攻撃する。
ナンバリング作品ではストーリーに直接絡む事がほとんどなく、大抵はその場限りのボスとしての登場である。その為、少し地味な印象が否めなかったが、後述の作品では……。
外伝作品
龍が如くOF THE END
なんとクリーチャーとなって登場。ストーリー開始時から既に人ではなくなっており、神室町がゾンビで埋め尽くされる切っ掛けを作った。
作中で彼が普通の人間として登場するのは回想シーンのみ。
弟分である二階堂哲雄の不審な動向を怪しみ、彼とつるんでいたDDを問い詰めたが、その隙を突いた二階堂に撃たれ、DDにタナトスを注入され実験体「縊鬼(イツキ)」へと変貌。東城会の組事務所を襲って回り、町中に感染を広めていった。
ストーリー終盤では、ミレニアムタワーで桐生と龍司の前に立ちはだかる。
戦闘では素早い動きや長い舌で翻弄し、体力が減ると部屋の壁に備え付けられている手榴弾や、龍司のガトリングアームをもぎ取って使用して来る。
撃破後は僅かに正気を取り戻すが、最期は「甘美な死」を叫びながら息絶える。
龍が如く 維新!
男色の気があり、光州流軍学を活かした心と体を教育する方法で隊士を育てている。時には「訓練」と称し、五番隊の隊士と二人きりになる事も(何が行われているかはお察し下さい)。部下の隊士からは「隊長の愛が怖い」と愚痴られている様子。
伊東甲子太郎一派に属しており、自身も「御陵衛士」として新選組から離脱するも、内心では「もう一人の坂本龍馬」こと武市半平太に良いように利用されているだけの伊東に見切りを付けており、後に長州藩への鞍替えを画策。更には同じ御陵衛士の藤堂平助が、副長・土方歳三の指示で伊東派に潜入していた間者である事に気付き、彼を銃撃し重傷を負わせた。
その後、幾松を人質に取り、桂小五郎に五番隊を雇うよう取り次いで貰うべく、桂と接点がある坂本龍馬を懐柔しようとするも、龍馬からその卑劣なやり方を「下衆」と一蹴され、彼との戦闘に敗れ死亡。
彼の死体は藤堂の意志を汲んだ沖田総司たちにより、藤堂共々新選組に襲撃されたものとして偽装される事となった。
戦闘では武市から譲り受けたという自動装てん式大口怪弾による二丁拳銃を装備し、『1』の荒瀬和人のような戦闘スタイルをとり、これまでの作品の林からは想像できないスタイリッシュな動きで攻撃して来る。
龍が如くONLINE
なんと生きていた。
ファンからは歓喜の声や生存で驚愕する声が挙がっていたが、そもそも上述の『OF THE END』はパラレルワールドの作品なので正史ではない。
また、『ONLINE』と『7』はどれも路線が違うので注意。
キャラクターストーリーでは、かつての仁義の面影は消えていた。本部の命令で、主人公・春日一番を倒そうとするが返り討ちにされる。ストーリーを進めるとキャバクラでまた春日と喧嘩する。
どうやらまだ近江連合に所属していたらしいが、林のような古臭い人間は適当に扱われて道具のように使い捨てられると語る。今の近江連合のやり方と、昔の近江連合にあったヤクザの矜持の無さに不満を持っていたようで、それを知った春日も「林のような奴もいるもんだな」と近江のヤクザに関して考え直した。春日が次の「龍」になる者を見て、『2』で龍司が教えた生き様に感謝していることが判明された。
春日との会話を盗聴された時は近江に反逆したと判断され、逆に追われる身へ。組員が粛清中に春日が助太刀して無事生還し、その恩義から春日の兄弟分として活動するようになった。