CV・モデル:池畑慎之介(ピーター)
概要
『龍が如くOF THE END』に登場する、白いスーツに身を包んだ謎の日系アメリカ人。本名は不明。
劇中では近江連合の幹部・二階堂哲雄と共にしている事が多いが…
以下、この作品の根幹に関わる重大なネタバレがあります。
正体(ネタバレ注意)
今作における黒幕。
正体は武器商人であり、ゾンビ化細菌「タナトス」の製作者。その性根は『龍が如く』シリーズ屈指のエゴイストであり、シリーズでトップクラスの大規模犯罪を引き起こした。
武器商人であるが故に多くの人の死を見てきた事で悲観的な考えを持つようになり、感染者に幸福感を与えながら生きる屍と化させ、その幸福感を分かち合うために別の人に噛みつき、感染者を増やさせる性質をもつ細菌「タナトス」を作成。
憧れの存在だった郷田龍司を失脚させた桐生一馬への復讐を目的としている二階堂をスポンサーとし、林弘をゾンビ化させてバイオテロを起こす。それによって研究を進めることに成功した。
物語終盤のミレニアムタワーにて、追い詰められた際に殺される覚悟を決めていた二階堂を切り捨てて、切り札である新型タナトスに感染させ、完全体・オオイカヅチに変貌させて嗾けるも失敗。
悪びれずに自分の幸福論を説き、桐生に一蹴された後、やってきたヘリコプターでの逃亡を図る。
末路
ヘリコプターの梯子に掴まりながら不敵に微笑んでいたが、次第にヘリの挙動がおかしくなっていき、ふらふらと揺れながら下降していき、さらには梯子の下部にはゾンビ達が掴まっていた。
操縦士に「どうなってるんだ!?」と叫ぶがその操縦士はDDの逃亡を妨げる為に乗っ取っていた秋山駿であった。
直後、秋山は操縦を放棄し、ヘリからタワーに飛び移って脱出。制御を失ったヘリは墜落し、DDは断末魔の叫び声と共に爆散した。
独善的な幸福論を正当化する為に不特定多数の命を踏み躙り、冒涜した男の末路は生者であるがゆえにゾンビの群れとヘリの墜落の二重の恐怖に怯えながらの撃墜死という不幸極まりないものであった。
この末路を見た龍司から、「似合いの最期やな……」と吐き捨てられた。
関連タグ
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アンドレ・リチャードソン…龍が如く関連作品に登場する武器商人繋がり。
生野洋司…龍が如く関連作品に登場するDDはまた違う方向性の独善的な化学者。しかし認知症患者に向けて役立つ薬を国のために動いていた行動原理に明確な違いがある。