CV:上田燿司
概要
約200年前の遠坂家頭首にして、アインツベルンとマキリと協力して聖杯戦争を始めた始まりの御三家の1人。
聖杯降臨にふさわしい霊脈を持つ土地を提供したもの。
人物
『Fate/staynight』本編において直接の登場はないが、聖杯戦争の本質が問われるHFルートにて衛宮士郎が宝石剣を投影する際の回想で存在が語られた。映画版では全体像が映され、CVも追加された。
かの宝石翁キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグを師に持ち、冬木の管理を行う。ゼルレッチからはあまり期待されておらず、魔術の弟子と認められてはいなかった。だが一応その人柄自体は評価されており、その影響もあって、宝石剣の設計図を渡され再現しろと課題を出されたことも。普通彼の弟子となった者はやがて堕落するのだが、永人は唯一それを免れたため、周りからは注目されていた。
遠坂家家伝(?)であるうっかり性もしっかり持っており、多少の犠牲は省みないもののかなりの善人。その善人さは宝石翁でさえ呆れさせた。
経歴
遠坂家は元々隠れキリシタンの家系で魔術とは関係がなかったが、とある人物の勧誘により永人の代から魔術師となり、それ故聖堂教会にも魔術協会にもかなり顔がきく。
武術で自ら『根源』への到達を試みるが、マキリとアインツベルンの勧誘により、聖杯降臨に協力することに。
関連人物
魔術の師。特に期待されておらず、ただの門下生。
ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン/マキリ・ゾォルケン
始まりの御三家の仲間。聖杯作成の協力者。
子孫。
子孫。ルートによっては、まさか彼女が第三魔法の門を開け、さらには宝石剣を駆使して再び大師父の見込みのある弟子となるなど、予想もしなかっただろう。
余談
彼の全体像が明かされたのは、タスクオーナ作漫画版『Fate/stay night Heaven's Feel』第3巻なのだが、タスクオーナ氏曰く、キャラクターデザインは彼が担当したのではないらしい。