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さあ ────

終わり、そして始まるときだ。

全ては。

我が、愛のために。


プロフィール編集

依代間桐桜
真名カーリー(+ドゥルガー
クラスアルターエゴアーチャー
性別女性
身長156cm
体重46kg
出典インド神話
地域インド
属性秩序・中庸・天
好きなもの血、殺し、シヴァ
嫌いなもの弱き敵
ILLUSTSTAR影法師
CV下屋則子

概要編集

Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントドゥルガーの別側面。


奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』にて起こった事件「AI聖杯戦争」の真の黒幕として、カルデアのマスターと対峙した。シナリオ中ではドゥルガーとしての側面でマスターのラニ=Ⅻを欺いて魔力などのリソースを得ると同時に霊基再臨でこの姿に変性、自身の真の目的である「シヴァの降臨」を成就させるために仮想世界ペーパームーンを破壊しようと目論む。


カルデアにおいてはドゥルガーを第三再臨させることでこの姿になるが、アルターエゴであったシナリオと異なりクラスはアーチャークラスのままである。


真名編集

インド神話における黒き女神、「カーリー」。

最高神シヴァの伴侶の1人である女神・パールヴァティー。そんな彼女が蔓延る魔性への"怒り"に燃える神々から力や武器を一手に託され、戦神として覚醒、活動を始めたのがドゥルガー


そして戦神の力の濫用と、数多の血に濡れた戦いの悪影響が積み重なり、魔神アスラとの戦いにおける強い"怒り"の感情を引き金に生まれた「更なる戦女神」としての側面こそがカーリーである。


誕生直後から敵対するアスラたちをことごとく屠り去り、不死身と無限増殖の力を持つアスラすら、「生まれてくる分身を食らう」などのあらゆる手段を用いて葬り去った。力を与えたシヴァの暗黒面の化身ともされ、残忍かつ狂猛に破壊を求める性質から、戦争の神としても畏敬される。


人物編集

一人称は「女神」「われ」というルビを振る独特のもの。


神話に伝えられる通り、青黒い肌で額に第3の目を持っている。神話では4本の腕を持っていたとされるが、こちらでは左右合わせて10本の腕となっており、元となっているドゥルガー(2本)にカーリーと夫であるシヴァの腕の数(両者共4本の腕を持つ)を合わせたような姿となっている。


ドゥルガーは機械的で生真面目な執行者という印象であったが、こちらは発狂暴走状態といってよい人格で、品も理性もない好戦的かつ狂気的な殺戮者として振る舞っている。


そのため、変性前のドゥルガーや他の桜系疑似サーヴァントに共通した敬語もこの霊基だと一切使わず、常にドスの効いた低い声や不気味な笑い声を挙げたり等、依り代となっている間桐桜としての面影が、もはやネジの外れた壊れっぷりぐらいしかない程に消失している。


その一方、この状態でもシヴァへの愛は強く、カルデアでは不器用ながらもその温もりを求めて関連するサーヴァントに触れようとする。


能力編集

神話の逸話通り、その戦闘力はインドサーヴァントの中でも一線を画している。

モーション中では、多腕に持った武器による斬撃や青黒い光線の他に、「神授の十装」をミサイルのように射出、敵の横を通り過ぎると同時に微塵切りにする、第三の目で見つめることで敵を炎上させる、アルジュナの「破壊神の手翳」の如き破壊光弾を投下するなどの攻撃を行う。


宝具編集

世界を砕く勝利の舞踏(サンハーラ・カーリー)編集

  • ランク:EX
  • 種別:対界宝具
  • レンジ:−
  • 最大補足:−

センシティブな作品


「勝利……勝利だァ!」

「女神(われ)はシヴァのシャクティ……怒りの中より産まれし怒り。魔なる者達の血と肉の上。殺戮女神はかく踊る。『世界を砕く勝利の舞踊(サンハーラ・カーリー)』ィィッ!!」


勝利と血に酔ったカーリーが踊るという、終末を呼ぶダンス。

魔神たちを殺し尽くしたあと、血に酔い狂ったカーリーは、大地が割れ、世界が砕けるような激しい踊りを始めた。神々はシヴァにそれを止めるよう頼み、シヴァが声をかけたが、彼女の耳には届かなかった。そこでシヴァは彼女の足下に寝そべり、その身体で衝撃を吸収することにした。

シヴァを踏みつけたことで、カーリーはようやく正気を取り戻したという。


大地震をはじめとした大地の終焉、人類には対処不能な規模の天変地異を引き起こす宝具。この宝具は本来、彼女の意志ではなく、戦闘後にのみ自動的に真名解放が為される(可能性がある)もの。戦いが苛烈で、流血が多く、彼女にとって高ぶるものであればあるほど発生する確率が高い。


世界が砕けるか、彼女の魔力が尽きて消滅するか、シヴァを踏むかするまで、この宝具は停止されない。カルデア式召喚で現界しているカーリーの宝具は、その名前こそ同じであるが、枷や安全装置の影響でダウンサイジングされた、中身の異なるものである。



ゲーム上での性能編集

ドゥルガーを参照。


関連人物編集

神話編集

シヴァ

ドゥルガーと同様彼を強く愛しており、その愛情故にペーパームーンでの凶行に至った。


ガネーシャ

パールヴァティーの息子。

逃げようとするのを引き留めて「撫でさせろ。」と言っているあたり親としての愛情はあるのだろう。


Fate/Grand Order編集

藤丸立香

契約したマスター。

自らに戦いを捧げて続けろと言う反面、彼/彼女の匂いに不思議な心地よさを感じている。(理由が分からないので衣服を脱げと迫ってくる。)


カーマヴリトラ

ドゥルガーと同じく彼女らを敵視している。

後者に対しては、インドラが居ないなら自分が倒すのが必定と発言してるのに対し、前者には魔王であり、かつシヴァの邪魔をするならば倒すと発言しており、愛の神としての側面は認めている。


マタ・ハリ

自分と同じく踊りに関連した宝具を持つサーヴァント。

一緒に踊らないかと誘っている。


マンガで分かるキャスター

シヴァと同一視される大黒天の使いの鼠達。

彼女らの匂いが好きらしいが、近づくと逃げられるらしく凹んでいる。

2024年バレンタインイベントにて近づくことができた。

が、鼠たちの方はその威圧感にビビりまくっていた。


余談編集

おどろおどろしい逸話で有名なカーリーだが、彼女が舌を出す表情で描かれているのは、「シヴァを踏みつけにしたことに気づき、それをごまかすためにおどけて見せた」という仕草が元。

つまり世界最古のてへぺろ。おっかない女神様だが、意外に愛嬌があることが判る。

2024年バレンタインイベントアンドロメダ&主人公達の前に立ちはだかった時には、「お互いにチョコエネミーを討伐し、入手したチョコを沢山河に投げ込こんだ方が勝つ勝負」を始めたはずが、いつの間にか相手の分もまとめて討伐し、討伐した後に河に投げ込むのをすっかり忘れ、当人は暴れまわってスッキリしたのと宝具の使い過ぎで魔力切れを起こしたのとであっさり退去するというお茶目な姿を見せている。


今回の下屋則子氏は、今まで演じたどのキャラとも異なるドスの効きまくった声色で演じており、同氏の演技力の高さに度肝を抜かれたユーザーも多かった。


関連イラスト編集

センシティブな作品センシティブな作品

センシティブな作品カーリー


関連タグ編集

間桐桜 サクラ顔 黒桜 パールヴァティー カーマ ドゥルガー

Fate/GrandOrder アーチャー(Fate) アルターエゴ(Fate)

破壊神 愛が重い 第三再臨


シヴァ(終ワル):踊りながら戦闘・破壊する。

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