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CV:田中貴子


概要編集

ヒーリングっど♥プリキュア』第25話のゲストキャラクターで小学生の女の子。

苗字は明かされていない。

母子家庭であり、母親(CV:千本木彩花)は仕事で夜遅くに帰宅する多忙さゆえに自分はもちろん母親の分まで料理を作っているしっかり者だが引っ込み思案な面も見られる。


しかし、最近すこやか市に引っ越してきたばかりの為、学校に馴染めず、引っ込み思案な性格もあって、なかなか友達を作る事ができない為、寂しい思いを募らせていた。


公園で「ちゆに可愛いじゃなくてカッコいいって言われたいペエ」と悩んでいたペギタンを見かけ、独り言を聞かれたと思って咄嗟に人形のふりをしたペギタンを、ぬいぐるみと思い込んで家に持ち帰る。「ジョセフィーヌ」と名付けて人形の服を着せて遊んでいたところ、空腹でペギタンのお腹が鳴って生き物である事がバレてしまうも、「本物のペンギンさんだ~!」とりりは大喜びする。

一刻も早くちゆのところに帰らなくてはと焦るペギタンだったが、りりが住むアパートの隣にある豪邸(引きの絵だとそうなっている)の敷地にはドーベルマンが放し飼いされており、怖くて脱出できない。

翌日、「お昼に食べてね」とりりが作って行ったキャラ弁に癒されつつ、ペギタンは気を取り直して玄関から出てちゆの元に帰ろうとする。しかしりりの事が気になって彼女の小学校をのぞいたところ、引っ込み思案のりりはクラスメートの女の子になかなか話しかけられずにいた。物陰からその様子を応援していたペギタンは、クラスの男子に捕まってしまうが、勇気を振り絞り、「やめて!わたしのペンギンなの!」と叫んだ事で、女の子達が味方してくれて、りりはようやくみんなと打ち解けるようになった。


その後公園で、ペギタンのおかげでようやく友達ができた事を喜び、「これからもずっと一緒にいようね」と話しかけるが、そこへちゆ達が現れた。本当の飼い主と悟ったりりは、ペギタンを連れて家に逃げ帰り、ペギタンを部屋に閉じ込めてしまう。

涙を流しながら「ごめんね、ごめんね…でもジョセフィーヌとさよならするなんて嫌だよ!」と謝るりり。しかしペギタンは、正体がペンギンどころかヒーリングアニマルであるとバレるのを承知で、「ごめんペエ、パートナーがボクを待ってるペエ。でも泣かないで。りりはもう一人ぼっちじゃないペエ。それに、ボクを助けてくれたあの勇気があれば、もう何だってできるペエ」とドア越しに別れを告げると、勇気を出してドーベルマンの頭上を飛び越え、ちゆの元へと帰っていった。


その後、クラスの女の子達とはすっかり仲良くなれたが、魚肉ソーセージを見ると「ジョセフィーヌ」との思い出が甦り、一抹の寂しさが心をよぎっていた。そこへちゆがペギタンと一緒に訪れる。謝るりりを何ら咎める事なく、ちゆは「この子あなたに会いたいって聞かなくって。ねぇ、時々遊びに来ても構わない?」と言ってくれた。「あの時、あなたの励ましてくれる声が聞こえたような気がしたの。ありがとう、ジョセフィーヌ。だ~い好き!」と、りりは笑顔でペギタンを抱き締めるのだった。


演者について編集

演じる田中貴子氏はプリキュアシリーズ初出演。2年後の作品クラスメイト役で準レギュラー出演した。


関連タグ編集

ヒーリングっど♥プリキュア

ペギタン  ジョセフィーヌ  りりペギ

アナザーキュアフォンテーヌ:もしもう一人のキュアフォンテーヌに変身したらの、二次創作。

キュアジョセフィーヌ:アナザーキュアフォンテーヌの別名。

すこやか市

遠藤いろは:中の人つながり。

ニチアサ関連編集

ピンチインアウトダガメス:この怪人が登場した1時間後のエピソードでも、同じくヒーローサイドのキャラが成り行きで子供にお持ち帰りされると言う良く似た展開が描かれた。しかも家庭が母子家庭で、母親が仕事の都合で家に殆どおらず、子供が寂しい思いをしていた点も共通している。


その他編集

ガンQ(ウルトラマンギンガS):経緯は異なるものの、疑いも無く母子家庭の子供(コチラでは少年)に家に招かれて食事を用意してくれたり、突然の別れで子供が涙ぐむシーンが共通している。さらに、消える寸前で「またいつか、遊ぼうな…」と、再会の約束を交わすような挨拶をしている。→ガンQの涙

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