しんしんと降りつもる清き心!キュアビューティ!!
CV:西村ちなみ
概要
『スマイルプリキュア』に登場する5人目のプリキュア。5話より登場。「キュアビューティー」は誤字なので注意。
青木れいかが変身する、水・氷の力を持つプリキュア。(と公式サイトで紹介されていたが、実際に持っているのは凍結系の力が多いと思われる。)
変身に使うデコルはリボンの形に菱をくっつけたもの。
シンボルカラーは青。(→青キュア)
プリキュアオールスターズでは通算28人目のプリキュアとなる。
声優はダークドリームと同じ西村ちなみで、プリキュアを二役演じた初の人物である。
ただしダークプリキュア5は正プリキュアではないため、公式ではそのように扱われない。
とは言っても、短い一生を終えた薄幸なダークドリームが幸せに生まれ変わったように思えて、喜んでいる者はかなり多い。
戦闘スタイル
仲間であるハッピー、サニー、ピース、マーチの4人が4人とも、よく考えずにとにかく突っ込むバトルスタイルなので、飛び出した仲間を止めようとしたり(だいたい聞かないが)、特に物語の前半は他の4人が行動不能に陥る中ビューティただ1人で闘う場面が多かった。
「敵の拳を膝蹴りで止め、掌底を繰り出す」など、母親から取り入れた立ち回りを見せることも。
能力
氷の力の使い方は、アカンベェの腕や飛び道具をビューティが手で受け止めた際に凍らせ動きを止めるか破壊する、雪や水を発生させる、瞬時に道具を作り出す、盾を作って攻撃を防ぐ……など多彩で場面が多い。氷属性だからと言って寒さに強いわけではなく他のプリキュアとともに氷漬けにされたこともある。
必殺技
左手で雪印の紋を切り、右手から吹雪を発する浄化技。
発動前後の仕様は他のプリキュアと共通。しかし他の4人とは違ってアヘ顔にはならなかったのは流石といった所か。
浄化技であるにもかかわらず、その氷という属性の応用力から、サニーが発生させた炎に向けて撃ち、溶けて出来た水をシャワーとして降らせる(10話) 攻撃の軌道を変えて足元を凍らせる(12話) 空に向けて放ち、辺りに雪を降らせる(20話) プールを鮫アカンベェとウルフルンごと凍らせて身動きを封じる(29話)など、攻撃よりも状況打破の手段として多用している。
29話では水泳による対決(のつもり)だったので、「ビューティブリザード」を放つときにもしっかりゴーグルをしている。
映画NEW STAGE2では影に対して放つも湖に潜られて回避されてしまった。
43話で使用した強化技。後述の氷の剣2本の柄を合体させて弓に変化させ、弦を引いて矢を放つ。技名は似ているがこの人の必殺アイテムとは何の関わりもない。
ハイパーアカンベェの鏡の盾を打ち破り、ロイヤルレインボーバーストへと繋げた。
46話でのバッドエンドビューティとの戦闘でも使用。相手の決め技「バッドエンドブリザード」の超高密度の氷柱の豪雨のわずかな隙間を精確に射抜き、勝利した。
47話ではすれ違いざまに矢を放ち、複数の絶望の巨人を射抜いている。
余談だが、この技を使用した回の30分前には別の氷の必殺技が初登場していたりする。あと、双剣から弓というとどこかで聞いたような流れだが気にしてはいけない。
「氷の剣」
OP映像の氷の剣を携えた姿が、放送開始当初から人気が高かった。長らく本編中で出番は無かったが、23話でジョーカーとの直接対決の際についに使用。レイピアを携えたジョーカーと剣戟戦闘を繰り広げた。
42話ではハイパーアカンベェに閉じ込められているなおの弟と妹を救出するために使用した。
徒手格闘が中心のプリキュアでは、珍しい武器装備である。(ちなみに某ベリーソードは武器ではなくアイテム)
そもそも変身前の彼女は弓道部なのだが、何故か近接用の武器を持つ。ジョーカーのレイピアに対抗して接近戦をしたのは、おそらく必殺技を吸収してしまう技を持つジョーカー相手に遠距離攻撃では不利だと考えての判断であろう。その戦いでは、ジョーカーのレイピアに氷の剣の横腹をあえて貫かせ、相手の剣を拘束して使用不能にしてしまうという、氷の特性を生かした戦いを見せた。
青キュア先輩と被るからという理由もあったのかもしれないが、前述のとおり、後の43話で弓矢を使う「ビューティブリザードアロー」も使用していることから、弓は奥の手と考えていたのかもしれない。
プリキュア・サンダーブリザード
47話で披露したキュアピースとの合体技。空中に放り投げた氷の弓を巨大な氷塊に変化させ、ピースの雷を纏わせて叩き落とす。
名前といい属性の組み合わせといい、どこぞの勇者ロボを髣髴とさせる。
ジョーカーとの対決
一度は5人がかりで挑んだ状況でも、完敗した事のある強敵ジョーカー。そのジョーカーと一騎打ちをした唯一のプリキュア、それがキュアビューティである。
一度目はポップとの連携で勝利。二度目は5人揃わないと倒せないハイパーアカンベェとの合体状態であったにもかかわらず1人で反撃の隙を与えないほど圧倒した。
23話では、戦闘カードで必殺技を打ち消せるジョーカーの能力を見越して、ポップの援護を活用しゼロ距離から「ビューティブリザード」を特大出力で放つ事でジョーカーを倒すことに成功した。
そして、ベストバウトとの呼び声も高い43話。詳しくはこちらを参照。
フォームチェンジ
第23話より登場するパワーアップフォーム。名前の通りにコスチュームがお姫様のようなドレスをイメージしたボリュームあるものに変化する。
髪型が大きく変化し、特殊な冠が最大の特徴。
第47話より登場する最終パワーアップフォーム。
プリンセスビューティの光輪が足回りにも追加され、背中に羽を生やしたようなフォーム。
スイムウェア衣装
第29話ではウルフルンとの水泳対決のため、衣装の下のスパッツ+ブーツの代わりに長いスイムウェアを着ていた描写がある。プリキュアシリーズでは2014年までは水着姿NGのルールがあり『スマイルプリキュア』もその時期の作品なので、これでも当時としてはかなり貴重なものであった。
勝負自体はウルフルンがプールに鮫を放つというインチキをしたため、怒ったビューティがビューティブリザードによってプールが鮫とウルフルンもろとも凍らせ、その氷の上をスケートで滑ったため、水の中にも入らなかった。
小ネタ
やはり特徴的な髪型ゆえに、「クラゲ」やら「ホイミスライム」やら言われている。
ビジュアル的な意味では、彼女の方が(中の人繋がりの)キュアピースよりもイカ娘に似ているという意見もある。→イカビューティ
その他、中の人繋がりではおじゃる丸/アリア社長などとの融合が見られる。
また、青髪ぱっつんで水の属性を持ち、武器として剣を使用するシーンがある事から龍咲海と似ているという話もあったり、当該作において中の人がこの人を演じた。
属性や設定等がよく似ている先輩が一度プリキュアへの変身に失敗している事例があったことから彼女も同じ道を歩んでしまうのではないかと一部で懸念されていたが、彼女は見事1回で変身を決めた。
そのため、三人目でも第三話に初変できるとは限らない&すでに資格を得ていても合流が遅れるのが普通なシリーズでは珍しく第五話に変身した五人目のメンバーであり、初期メンバーではあるがメンバー五人目のキャラとしては最も初変身が早い。
関連イラスト
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変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『青木れいか』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアビューティ』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
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こっちですよ~ ビューティちゃんマジビューティ 戦う君は美しい 青キュア