日比乃ひびき「新しい制服!どうですか、店長さん?」
桂木千鍵「ぐっ、これも仕事か……こういう可愛い系は似合わんと言うのに」
日比乃ひびき「えー、可愛いのになー。はい!目線くださーい!」
桂木千鍵「オイ、カメラ止めろ」
プロフィール
真名 | 阿曇磯良〔日比乃ひびき〕 |
---|---|
クラス | アルターエゴ |
性別 | 女性 |
身長 | 154cm |
体重 | 44kg |
出典 | まほうつかいの箱(第1再臨)/『太平記』、『八幡愚童訓』(第2再臨) |
地域 | 日本 |
属性 | 秩序・善・人(第1再臨)、秩序・善・地(第2再臨) |
好きなもの | アルパカ |
嫌いなもの | 怒ってる時の千鍵 |
ILLUST | Anmi |
CV | 本多陽子 |
真名 | 阿曇磯良〔桂木千鍵〕 |
---|---|
クラス | アルターエゴ |
性別 | 女性 |
身長 | 157cm |
体重 | 45kg |
出典 | まほうつかいの箱(第1再臨)/『太平記』、『八幡愚童訓』(第2再臨) |
地域 | 日本 |
属性 | 秩序・善・人(第1再臨)、秩序・善・地(第2再臨) |
好きなもの | 寝る事、甘い物 |
嫌いなもの | ピーマン |
ILLUST | Anmi |
CV | 仙台エリ |
「いらっしゃいませ、アーネンエルベにようこそ!」
「どう見てもアーネンエルベじゃないけどな……」
概要
『Fate/Grand Order』に登場するアルターエゴクラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
『まほうつかいの箱』に登場した日比乃ひびき、桂木千鍵を依り代にした疑似サーヴァント。
……と、オマケのスマホさんがセットでついてくる(ストーリーでは喋るがCVはついていない)。
期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』のメインキャラであり、イベント期間中はエピローグをクリアするまでは、第3霊基への再臨と第3スキルが封印されるという仕様となっている。
真名
日本神話の古事記・日本書紀には登場しない神道における海神、『阿曇磯良』。
豊玉姫の息子である日子波限建と同一視されることもある神性。別名「阿曇磯良丸」「磯良丸」とも呼ばれており、一説によれば船の名前に「丸」と付けるのは、この阿曇磯良が起源とされている。
『太平記』によれば、身体中に貝や藻が張り付いた醜い容姿をしていたと伝わっており、仲哀天皇の妻である神功皇后の神の召集にも、醜い容姿を恥じて1人だけ応じず海底に篭っていた。困り果てた神々は、阿曇磯良の好む神楽を演奏し、その音色につられた阿曇磯良は海底から姿を現し(天照大神の天岩戸の逸話に若干似ている)、神功皇后に「潮満珠」と「潮干珠」の2つの宝玉を与えた。
なお「阿曇磯良」は彼の側面の1つに過ぎず、隠されたもう1つの真名を持つ。
人物
ひびちか
一人称はひびきが「わたし」、千鍵は「あたし」。
疑似サーヴァントではあるが、阿曇磯良の人格を丸々「スマホさん」として分離しているために、依代の人格が100%となっており、ひびきの明朗快活、千鍵の若干ダウナーな性格はそのまんま。
サーヴァント化の際、磯良は承諾を取ったらしいが、本人達は覚えておらず、今の自分らの境遇を突発的な異世界転生のように捉えている。これは「霊基を無理矢理分けたため」らしいが……?
カルデアにおいては、関連人物にあるアーネンエルベで面識のある存在と出くわし、ギャップに驚いたり、出会った本人なのでは?と考えるなど、未知の環境でも逞しくすごしている模様である。
阿曇磯良
正真正銘、ひびきと千鍵に憑依している神霊・阿曇磯良本人。
容姿は白い布で顔を隠した白髪の青年で、全身に貝や石が張り付いている。
普段は「スマホさん」として通話で会話しており、必要に応じて本人の立体映像を出す。
一人称は普段は「ワタシ」、素の状態では「僕」。
基本神らしく飄々としているが、とある人間と共にゼロから育ったため、多くの神霊のように人間を下に見ておらず、やや人間味が強い。また、ずっと海の中にいたために人間界の歴史についてはやや疎い面もある。彼が千鍵を煽って、怒る千鍵をひびきが宥める様は完全にトリオ漫才である。
能力
基本的には憑依した神由来の権能を用いて戦う。
モーション中では、ひびきが徒手空拳と『潮干珠』由来の神気弾、千鍵がモップと『潮満珠』由来の高圧水流を用いており、スマホさんをモップで打ち飛ばす、ベールを触手のように操る、2つの宝玉の力を合わせた光線を放射する、巨大な水球を形成して頭上から叩きつけるなどの攻撃も披露。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | B | B | C | EX | C | A |
保有スキル
単独行動(B) | 本来はアーチャーのクラススキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。マスターを失っても二日間は現界が可能である。 |
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阿知女作法(EX) | 詳細不明。神の降臨を尊ぶ呪文を指す用語。 |
神遊びの庭(A) | 詳細不明。陣地や結界を張るスキルと思しい。 |
異形の神(B) | 詳細不明。貝や石が張り付いた容姿に由来するスキルと思しい。 |
大和邇の加護(C) | 詳細不明。鰐鮫に由来するスキルと思しい。 |
磯良舞(A) | 古より舞は神と密接に関わる神事であり、舞うという行為そのものに神秘は宿る。神楽をこよなく愛する磯良は遥か昔に失われたアメノウズメの舞を伝授されている……という説も存在する。なお、ひびきと千鍵には絶望的に踊りのセンスが無い。踊りで神を誘い出すのは、天岩戸の逸話と似ている。 |
綿津見の門(A) | 海神、大綿津見神の住まう宮殿である「綿津見宮」に通じるとされる門。この門を開く事が出来たならば、常世の力が得られる事もあるだろう。嘗て藤原秀郷もこの門を潜り、様々な宝物を手に帰還した。そのひとつが尽きる事の無い米俵。綿津見は海神全般を指すので、記紀にいない阿曇磯良も含む。 |
潮満珠・潮干珠(A) | 潮の流れを自在に操る事が出来るという、海神の宝玉。これらの明珠を所持するものはあらゆる敵を潮で押し流し海を割って道を拓く事すら可能だとされる。千鍵が「潮満珠」、ひびきが「潮干珠」を担当しているが、時々間違えて持っていくらしい。宝具『海境闢く満干珠』の要となると思しいスキル。 |
宝具
海境闢く満干珠(うなさかひらくみちひきのたま)
- ランク:A
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~99
- 最大捕捉:10000人
「全力でおもてなし!」「ぶちかませって事か……」
「満珠の光、天に満ち……」「干珠の光、地に輝きて……」
「神代に冴えし、海つ路を!」「結ぶはこれなる、両顆の明珠!」
「「『海境闢く満干珠(うなさかひらくみちひきのたま)』!!」」
「きゆらかす。」「さゆらかす。」
「我が手に踊れ、潮満珠……」「我が手で詠え、潮干珠……」
「満たせと願わば、潮漲りて!」「閉じよと願わば、陸地と成らん!」
「「『海境闢く満干珠(うなさかひらくみちひきのたま)』!!」」
海境とは地上と海を繋ぐ道であり、神話において山幸彦と豊玉姫が袂を分かつ際に塞がれてしまったとされているものである。だが、海を割り道を拓くという宝玉は、まさしくこの海境を閉ざした門の鍵ではなかったか。豊玉姫の住まう綿津見宮とは常世、すなわち神の世界であるために、誰かがその門を開けて、接続する事が叶うのならば、そこに溢れる強大な力を得る事となるであろう。
阿曇磯良が宝玉をかざす時、常世の門が開く。前方の海から次々と出現する鳥居はそのひとつひとつが綿津見宮へと繋がっているのだ。手に持つ2つの宝玉から放たれた魔力がひとつ、またひとつと鳥居をくぐり抜けるたびにその威力は増大していき、最後にはあらゆる敵を飲み込む大渦と化す。かつて数万の敵兵を海に沈めたとされる伝承を、現代に再現するかのごとき宝具となっている。
カットインの表情差分がふつうの表情、目をつむる(宝具動画参照)、笑顔の3種類ある。
ゲーム上での性能
最大HP | 13537 |
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最大ATK | 12252 |
カード | A:1(4hit),B:2(3hit),Q:2(3hit),EX:(5hit) |
宝具種別 | Quick |
スキル1 | 磯良舞<A> / 味方全体のクイック性能アップ(3T/10〜20%)&バスター性能アップ(3T/10〜20%)&NP獲得量アップ(3T/10〜20%)+自身に回避を付与(2回/3T) |
スキル2 | 綿津見の門<A> / 自身のNPをチャージ(20〜30%)+味方全体のNPをチャージ(10〜20%)&最大HP増加(3T/2000〜3000) |
スキル3 | 潮満珠・潮干珠<A> / 味方全体の宝具威力アップ(3T/10〜20%)+自身に「クイック通常攻撃時のダメージ前に防御力ダウン(3T/10%)を付与する状態」を付与(3回/3T)&「バスター通常攻撃時のダメージ前に自身にクリティカル威力アップ(3T/10%)を付与する状態」を付与(3回/3T)&フィールドを水辺にする状態を付与(3T) |
宝具 | 海境闢く満干珠 / 自身のクイック性能アップ(1T/OC:10〜30%)&バスター性能アップ(1T/OC:10〜30%)+水辺の時、自身のNP獲得量アップ(1T/20%)+敵全体の防御強化解除&敵全体に強力な混沌特攻攻撃(150%) |
アペンドスキル3 | ムーンキャンサーに対する攻撃力アップ |
クラススキル |
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全スキルに味方への補助効果を持つサポーター兼アタッカー。水辺フィールドでその真価を発揮することができるが、宝具の特攻対象が対サーヴァント向けで、バフに頼らないNP獲得量が低い。
関連人物
安曇磯良
ユタ
神霊・阿曇磯良がまだ何者でも無かった頃に、行動を共にしていた少女。
本作では千鍵の特殊能力が、彼女の一族に由来するものと設定されている。
第14代天皇である仲哀天皇の妻で、第15代天皇の応神天皇の母親。
ヤマトタケルは義父にあたり、かつてタケルが鎮圧した熊襲が再び叛乱を起こした際に戦いで命を落とした夫の意志を継ぎ、摂政となって見事に熊襲を討ち倒し、更には叛乱の要因だった新羅を討つべく朝鮮半島まで乗り出して勝利し、百済や高句麗も戦わずして降伏させ三韓征伐をも成し遂げて、大陸まで名を轟かせた女傑である。この伝説は、史実において4世紀の倭が新羅と百済を征伐したことが元になっているとされ、それを高句麗の王が記したのが好太王碑(広開土王碑)である。
また『太平記』によれば、彼女は海の神々を召集した際に中々現れない阿曇磯良を待ち続け、他の神々の協力でようやく現れた彼から宝玉を与えられたという。実は『日本書紀』では、彼女は卑弥呼と同一人物であることが暗示されている。因みにこの説は正史とされており、型月時空でも同じならば、磯良は卑弥呼とも旧知の仲という事になる(本作の卑弥呼はぐだぐだ時空出身。マイルームトークにおいて、礒良に邪馬台国を知っているか聞くトークがあるが、礒良本人は海底で引きこもっていたため知らないと言っている〈実際のトークでは知らないと聞いた千鍵が喋っている〉)。
ひびちか
ひびきの元である聖典トライテンを生み出した、死徒二十七祖に名を連ねている大魔術師。
敬虔な神の信徒の為、自らが生み出したトライテンが異教とはいえ神を宿すと知った時、どういう反応を抱くのだろうか。なお『まほうつかいの箱』ではケータイさんとしてひびきと千鍵に絡んでいる。立ち位置としては一応人理寄りの存在だが、死徒である為に『FGO』には現時点で未登場。
契約したマスター。そのままではアーネンエルベのマスターと混同してしまうためか「店長」(ひびきは「さん」付け)と呼んでいる。他の現代人サーヴァントが心身ともに浮世離れしていたり、疑似サーヴァントで憑依側の人格主体が多い中、感性が一般人に近いからかお互いにシンパシーを感じており、絆を上げていくと、全てが終わった後にアーネンエルベに遊びに来て欲しいと伝える。
嘗てバイト先でも出会っており、カルデアの食堂でアルバイトを始めた際に彼がいることに驚いていた。その際、厨房に入るとキャラが変わる様に対して驚いていた。しかし過去にドラマCD『赤いケータイさん』で携帯電話に閉じ込められた拍子に記憶喪失になり、暴走するアーチャーという最高にはっちゃけたキャラの彼と共演している。どうやら、これは本作で反映されていないようだ。
バイト先の同僚。その槍捌きに驚きつつも、苦労人な面は変わらず彼を見ていると安心するとの感想を述べた。過去のドラマCD『狙われたアーネンエルベ』ではカレンからアーネンエルベを守るために共闘した。その時はひびきと千鍵にメイド服を着て客を集めろと無茶振りしていた一方で、面倒ごとを引き受けて2人の遊ぶ時間を作ってあげたりするなどいい兄貴分的な存在であった。なお、カルデアには彼の亜種が沢山いるのだが、それに対しては2人はどんな反応をするだろうか……?
イベントで共闘した、教科書で見た事のある歌人。ストーリー中では終始「なぎこ」で通していた上に見た目も派手な第二再臨の姿だったため、最後まで素性を知ることは無かった。だが、別れ際の約束通りカルデアでの再会後に真名を教えて貰い、イメージと違うと語りつつ仲良くしている。
ひびきがアッドについて話しているが、千鍵はその喧しさに既視感を覚えていた。
ロンドンで流行りのケータイ電話だと認識しており、千鍵も真に受けてしまった。
廊下で目撃したアルテミット・ワン候補。ひびき同様、ゼルレッチに面倒を見てもらったという共通点がある。第1再臨か第3再臨だったらしく、アルクェイドを知っているひびちかを困惑させた。
後天的に神性を取得した水に関わりのある者にして、二人一組のサーヴァント同士だからか意気投合している様子で、ひびきが徵側からベトナム料理を教わる事になったのだが、徵弐は相変わらず睨みを利かせている模様。因みに、ひびきは公式仮称である『なかよしセイバー』と呼んでいる。
オリオン
2人でオリオンについての会話をしているも、ひびきの側は小グマ、千鍵の側は大男と思ったまま話しているために、嚙み合っていない。因みに彼も海神と関わりがある存在である(というか息子)。
学友的なノリでマイルームにお邪魔した際に、ふとひびきがベッドの下を覗くと、知らない誰かと目が合ったそうな……なお、メンバーの1人である清姫とは実装イベントにおいて共演している。
関連イラスト
【ひびき&千鍵】
【阿曇磯良】
関連動画
関連タグ
千鳥(芸人):収録ボイスの一つに非常に酷似した発言がある。