プロフィール
※ プロフィールの出典地域は本百科の推測なので注意。
概要
イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』の開催に合わせて公開された、清姫の霊衣。
通称は清姫の愛称「きよひー」から転じて「おとひー」で、本人も自称している。
名前から分かる通り『浦島太郎』の登場人物・乙姫の要素が前面に出ており、イベント内では幻霊の乙姫が清姫の霊基を借りた姿として登場した。前例で言えば、この人やこの人に近い状態。
乙姫は浦島太郎を地上に帰してしまったことで恋愛感情を拗らせており、これにより清姫との霊基の相性が抜群となっている。何なら主人公に対して安珍判定ならぬ太郎判定でOKを出している。大分清姫成分が侵食していないだろうか……?ただし清姫との最大の違いは、嘘をとことん嫌う清姫に対し「優しい嘘」ならある程度許容できること。乙姫自身もこの違いは認識している。
そしてエピローグにて、乙姫退去後にカルデアの清姫の霊衣として登録された。どうやら、乙姫が持つ主人公への執念が座に逆流し、カルデアの清姫に影響を与えたらしい……愛の力は恐ろしい。
※ 清姫本人曰く、目が覚めたら既に乙姫霊衣だったとのこと。
真名
言わずと知れた昔話・浦島太郎に登場する竜宮城の姫、『乙姫』。
その原点は、海幸山幸の伝説に登場するサメが変じた海神、トヨタマヒメ(豊玉姫)であるとされる。
余談
シナリオ中、乙姫は「自身は幻霊で御伽草子にしか登場しない事から、他のサーヴァントを依代にしないと現界できない」旨の発言をしているが、自身が依代にしている清姫も史実では和歌山県の伝説&民話出身である。更に、自身と同じおとぎ話出身であるはずのミス・クレーンもキャスタークラスとして現界しており、必ずしも民話・おとぎ話出身=幻霊という訳ではない。
ただし、ミケランジェロやかつての清少納言の様に史実の存在であっても英霊の座にいない事が示唆されている者もいることから、知名度や信仰以外の要素で霊基数値が足りない可能性もある。乙姫の場合、豊玉姫というモデルから派生した存在であるのも大きいのかもしれない。
ちなみに乙姫は清姫のメル友であるキャス狐やその妹である宇津見エリセの姪(=この神霊の孫)でもある。